38日目
パーティから一夜明け、すっかり二日酔い。
英語で言うなら、HANG OVER。
タイ語はなんだろ?
バービア嬢たちも、ハングオーヴァーという表現を使っている。
(追記:タイ語でマオカン)
頭が痛い。これは酒よりもタバコの吸いすぎのせいだと思う。
酒が進むとどうしてもタバコも進むのだ。
何もする気力がなく、だらだら過ごす。
午後2時半、ようやく外出。
マックで遅い昼食。
マックガパオライス。コーラとセットで79バーツだ。
味はまずまずだが、量は少ない。
店内のコンセントにPCをつないでみたものの、電気が来ていなかった。意味無し。
夜は、ブッカオにある屋台でバミーナム。ムーデーン(焼き豚)の他にゆで卵をトッピングしてもらった。何も言わなければ、キアオ(ワンタン)を入れてくれる。どちらにせよ、40バーツだ。
食後、そのままブッカオにあるバービア・コンプレックスへ。
アクション・ストリート。
いつもはぐるっとまわって、そのまま逆戻りのパターンが多いのだが、
せっかくなので、積極的に呼び込みをしてくれたバービアへ入ってみる。
たしか「NO.1」とかいう大きめのバー。
ボスはドイツ人。
テレビモニターでは独自のプロモビデオを流している。
バーの他にも、タクシー送迎サービスやバイクのレンタル業も行っているらしく、店内でチラシ代わりの名刺をもらえる。バイクレンタルは長期で借りると一日69バーツからと、激安価格。
名刺には電話番号がのっていて、
わたしに直接つながるよ~、
と、えらく陽気なママさんが営業していた。
さて、バービア嬢がかわるがわる接客してくれた。
レベルは正直、今ひとつ、いや今みっつくらいだけど、どの子も性格はよかった。
ビール1本で退散。
その後、ブッカオの別のバービアへ。
こちらのバービアもボスはドイツ系。
18歳と20歳の巨乳コンビがいた。どちらもイサーンの同郷。
18歳のほうはまずまず可愛いが、肌が荒れているのがマイナス点。でもじゅうぶんペイバー候補だ。
20歳のほうは、ちょっと残念な顔立ちとスタイルながら、かなりの巨乳。もうちょっと全体的に痩せれば、もてそうなのに。
ここでもビール1杯のみで退散。
Nのバービアへ寄ってみるも、Nはやっぱり不在。
今日も体調が悪くて、仕事を休んだらしい。少し心配だ。
最後は、いつものバービアへ。昨晩パーティを開いていたバーだ。
バービア嬢たちも、今朝はハングオーヴァーだったと口々に言っていた。
昨晩とは打って変わって、客は少ない。
のんびりとビールとビリヤード。
ワールドカップのブラジル・チリ戦を観戦。
最後はPK戦でブラジルの勝利。バービア群は女性たちの黄色い歓声で大盛り上がりだった。
それにしても、どうしてタイの女性ってあんなに大きな声が出せるのだろう?
いつも不思議だ。
大音量で音楽を流しているゴーゴーバーやディスコ内でも平気で会話しているし。
通りやすい声質なんだろうけど、腹の底から声を出すそのパワーというか、バイタリティがすごい。
試合が終わるとちょうど2時頃。バービアは閉店。
最後の客となった。
そのまま帰宅。ウルグアイ・コロンビア戦を途中まで見ていたが、あっさりと寝落ち。
毎日、ビールばかり飲んでいる。そろそろ休肝日を設けねば。