12日目
もうすっかり下痢は完治。
タイ語で言うなら、トーン・シア・ハーイ・レーオ。
昼食は、近くの食堂で、パッシイウ。極太麺の焼きうどんみたいな料理。
単純な味なので、あまり量は食べられないが、たまに食べるとおいしい。
夜。
馴染みのバービアで食事とビール。
常連ファランたちのビリヤード大会。
もう日課になってしまった。
それから昨日の大卒バービア嬢Fのところへ。
今日は1杯だけおごる。
2杯目のおねだりは何とか阻止。
目尻の下がった笑顔が素敵なFである。
1時間ほど会話とゲームを楽しむ。
まだバービアで働いて一週間ほどなので、四目並べがかなり弱いF。
こちらはこれまで数百ゲームはこなしてきた。圧勝。
まあ、何の自慢にもならないけど。
負けるたびに悔しがるFちゃん。
むう、かわいい。
連れ出し決定。
ちょっとプンプイだけど、それほど太っているわけじゃない。
顔もまずまず。
性格はよさそう。
大卒という点にも興味があった。
バーファイン代300と飲み代で合計500バーツを支払い、店を出た。
ソンテウで部屋に戻る。
一緒にシャワーを浴びるのは拒否された。
恥ずかしいと連呼。
まあ、しかたない。
別々にシャワーを浴びてから、さっそく一戦交えることに。
これまた恥ずかしいので、電気を消してくれという。
メインの照明だけ消す。
サイドテーブルの読書灯とテレビはつけたまま。
これなら、真っ暗で何も見えないという状況は回避できる。
脱がすと、やはりぽっちゃりとしている。油断している体型って感じだ。
胸は決して小さくはないが、体の線が太いのであまり目立たない。
積極的にキスに応じてくれる。
スモーク(オム)もぎこちないながら、やってくれた。
が、こちらの下半身はピクリとも反応しない。
なぜだ!?
やはりまだ体調が完全ではないのか。
ずっとキスと手コキで大きくしようとがんばってくれるF。
が、うんともすんとも言わない我が愚息。
まさに愚かなやつだ。
よし、決めた。
こんな時のために私がひそかに開発していた、もとい、ひそかに薬局で購入していたドーピング剤の投入を決意。
菱形の青いやつ。
その名もカマグラ・ゴールド。
リアルに使いかけのカマグラさん
こいつは心強い奴だ。
半錠もかじれば、30分後には絶大なパワーを与えてくれる。
そりゃあもう、自分の意思とは無関係に力がみなぎってくるのだ。
薬の効き目が現れるまで、Fと添い寝しながらいちゃいちゃする。
ずっとキスしてくれる。
いい子だ。
キターーーーッ!!
と、右手を突き上げるように愚息がイレクション。
さっそくインサート。
Fのホイ(貝)もウェッティ。
怒涛の前後反復運動。
汗だくになりフィニッシュ。
タイ語で「セッレーオ」。
薬の影響か、フィニッシュ後もしばらく固いまま。
数分で元通りにしぼむ。
今回もカマグラさんの効き目は抜群だった。
副作用はちょっとした胸焼け程度。
人によってはかなり影響が出るようなので、ご利用の際は自己責任で。
ソイ6あたりの薬局だと店の奥からこっそり出してきて販売してくれるかも。
偽物を懸念する人は、クリニックに行けば正規のバイアグラを処方してくれる。
日本で手軽に安く購入したい人は、個人輸入でどうぞ。
まあ、正直、薬に頼らずにするのがベストで、ドーピング使用でフィニッシュできたとしても不完全燃焼感は否めない。それでも役立たずのまま男として恥ずかしい姿をさらしたうえ、チップだけ払うのはもったいないので、ついつい薬に手を出してしまうのだ。
人間やめますか、それともカマグラやめますか?
いや、どっちもやめない。
人生、日々修行である。
Fとはロングの約束だったが、シャワーを浴びてから何やら電話し始めた。
同居しているお姉さん(同郷なだけで血のつながりは無し)の体調が悪いようで帰りたいとのこと。
「ミーパンハー(問題があるの)」だと。
外出禁止令もあるし早めに帰りたいそうだ。
真剣な表情で帰ってよいかと聞いてくるので、よくある早帰りの口実ではなさそう。
いや、口実ではないと信じたい。
その表情があまりにも可愛いのでついついオッケーしてしまう。
我ながら弱い。
ロングのチップは1500の約束だったけれど、もちろんショートの額に変更。1000バーツだけ渡す。このへんはシビアにいきたい。
できれば一緒に寝て、翌朝もう一発やりたかったのに残念だ。
階下まで送っていき、そのままバイバイ。
また明日ね。
寝るには早いので、近くのバービアでビールを飲む。
一発終えた後のビールは、とにかくうまい。
ほどなく12時になり閉店。