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タイ国内情勢

タイ国内状況5月16日:新規感染者2,302人、累計10万人越え、TIME TO VACCINATE

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5月16日のタイ国内状況。
昨日は刑務所クラスターの影響で新規感染者が3,000人越えとなっていたが、本日の発表では減少。それでも軽く2,000人越えの状態が続いている。

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タイ全国の感染状況

5月16日発表、タイの新規感染確認者は2,302人(前日3,095)
(累計101,447人)

外国からの入国:23人
国内感染(病院にて検査):1,692人
積極調査:587人
刑務所:0人

死亡:24人(累計589人)

亡くなった24人のうち、バンコクで8人、チョンブリで2人など。
男性13人、女性11人。
39歳から91歳で、中央値は76歳。
高血圧16人、糖尿病7人など基礎疾患をもっていた。
タイ国内における致死率は0.58%に上昇。

回復済み:65,803人(+2,136)
治療中:35,055人

重症患者は1,228人(-6)、うち人工呼吸器をつけているのが409人(-7)。

国内感染上位10県

バンコク1,218
パトゥムタニ243
サムットプラカン117
ノンタブリ103
プラチュワップキーリーカン66
チョンブリ48
サムットサコン47
ソンクラー37
アユタヤ37
スラタニー27

19県では新規感染者が確認されなかった。

バンコクとその周辺県が感染例の大半を占めている。
バンコクのラクシー地区にある建設現場キャンプでは、599の労働者を検査したところ86%が陽性と判明した。このキャンプは閉鎖され、出入りが禁止となった。
バンコクには6万人の建設労働者を収容するため393のキャンプがある。

ここ1週間の感染者の推移グラフ

刑務所クラスターをのぞいた国内新規感染はほぼ横ばい。毎日2,000人前後となっている。

外国からの入国23人は、隔離中の検査で陽性が確認されたもの。
カンボジアから陸路で帰国したタイ人14人、マレーシアから陸路帰国したタイ人3人、他にスウェーデン、イギリス、オーストリア、ドイツ、フィリピン、ミャンマーから1人ずつ。

アジア各国の統計

日本は新規感染者6,272人で前日(6,874人)よりも減少。
インドでは新規感染者が32万人と減少しつつも、死者は4,000人を超えている。なおも危機的な状況だ。
マレーシア、カンボジア、ベトナム、ラオスでも増加傾向にある。
さらにシンガポールでも感染者が増えており、店内飲食禁止と集会は2人までと大幅に規制が強化された。

タイワクチン接種状況

2月28日から5月15日までの累計:2,242,150回
初回接種:1,462,762人(+17,334)
2回目接種:779,388人(+6,396)

タイ総人口のうち2回のワクチン接種を済ませた割合は、1.17%

CCSAブリーフィング概要

・新しいクラスターが建設現場キャンプなど混雑した場所で発生している
・5月17日より新しいゾーニングが設定され、一部制限が緩和される
・プーケットサンドボックスモデルは計画に変更なく、予定された7月1日のタイムスケジュールどおりに進める。現在は開国に向けた措置について議論している。プーケットでは5月11日時点で22%以上のワクチン接種率。
・プーケットでのサンドボックスモデルがうまく実行されれば、10月にはバンコクやパタヤなど他の9エリアにも拡張する
・公共の場でのマスク着用はタイ全土で必須とされているが、一部規則を変更する。公会議やミーティングにおいて、発言者や質疑応答者にかぎりマスクを外すことを柔軟性をもって認めることがある。ただし厳重な感染防止対策が必要。

新ゾーニングと規制緩和

最後のマスク着用例外規定は官報に掲載されている。

日本大使館による訳
「当局が主催する、ないし当局から許可を得た、多数が参加し感染の危険性が高い活動において、長時間に及ぶためにマスクの着用が不具合を生じるか所期の目的を妨げると見込まれる場合、当該活動の主催者は、参加者数の制限、物理的距離の確保やマスク着用の徹底や、非感染証明の提示を求める等、当局が定める防疫措置についても厳格に遵守し、参加者に対して症状のスクリーニングやマスクの常時着用を徹底した上で、発言の際に限ってマスクを外すことを容認することが出来る。」

要するに公的な会議で長時間マスクをつけたままだと喋りにくいんで、発言者にかぎってマスクを外していいよということになる。
陰性証明書の提出を求めるともある。
国会や県議会や自治体会議といった活動を想定しているように思える。

TIME TO VACCINATE

ブリーフィングであったようにタイ政府は、7月1日のプーケットサンドボックスでのワクチン接種済み外国人観光客の隔離無し入国をスケジュール通りに進めている。

TIME TO VACCINATEが標語。
昨日アヌティン保健大臣がプーケットを訪れてワクチンを提供した。
地元住人の70%がワクチン接種を完了し、集団免疫を達成する。
そして7月1日に開国という算段だ。

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