5月1日よりタイ全土で新しい規制措置が施行となった。
チョンブリ県では独自の規制命令を出している。
その一つが、海岸やビーチ周辺では運動のみ認めるというものだ。特にアルコールを含めたあらゆる飲食は禁止するとしている。
また、レストラン店内の飲食も禁止となった。
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ビーチチェア営業不可、飲食禁止、座るな寝るな止まるな、運動のみ許す
5月1日午後。
パタヤビーチをのぞいてみた。
ビーチチェアやパラソルはすべて営業していない。
やはり、営業は不可となっている。
ビーチで許されるのは運動のみ。
ビーチチェアに座って、飲み食いすることは許されない。
また、チョンブリでは店内飲食自体が禁止されている。
二重の意味で営業はできないのだろう。
ビーチ上を歩いたり走ったりするのは許される。
ちらほらと人の姿がある。
ルール上は、海で泳ぐこともできるはずだ。遊泳禁止命令は出ていない。
でも、泳いでいる人の姿は見当たらないが。
ビーチ上に座ることも寝転ぶことも原則不可。
運動しないとだめ。
犬はのんびり寝ているが、人間が寝るのは許されない。
まあちょっと座るくらいは多めに見てくれるだろうけど。
昨日までは遊歩道付近にファランやタイ人が座っておしゃべりや飲み食いをしていたが、1日からは明確に禁止となった。
遊歩道上でジョギングや散歩するのはオッケー。
ルール上は、ジョギング中であってもマスク着用は必須。
自宅から一歩でも外に出て、公共の場にいるかぎり、常にマスクを着用しないといけない。
ビーチでも店舗内でも運動中でも運転中でも同じ。
違反すれば罰金最大2万バーツが科せられる。
昨年のロックダウン時はビーチごと閉鎖されたが、今回はオープンになっている。
が、実質的にほとんど使えない状態だ。ただ散歩するだけの砂浜。
ビーチであと一つ気になるのは、住む家を失った人たちのこと。
夜になると、ビーチの上にシートを広げてそのまま眠りについている人がいる。
まさか締め出されることはないだろうが。
ビーチロード
車はそれなりに走っている。
ビーチ側には駐車車両も多い。
やはり、ビーチロード沿いのレストランは軒並み閉まっている。
Hopsは、入り口にゲートを設置して入れなくなっている。
調べてみると、数日前にはすでに営業をやめていたようだ。
ビーチロードは苦しい状況である。
セカンドロードも事情は同じで、ケバブ屋と小さな屋台食堂が営業している程度。
ケバブ屋は強い。
ソイブッカオのレストランと食堂
ソイブッカオは普段とさほど変わらないほどの人と車の往来が見られる。
ツリータウン周辺から常設市場付近では、普段以上の屋台が出ているほどだ。
店内飲食は禁止となったが、屋台の営業は問題ない。
テーブルを並べただけの簡易店舗も増えている。
最近は、サラダや生春巻きを売る店が目立つようになった。
持ち帰りとデリバリーで営業続けるレストランもある。
チャンキーモンキー、ハングリーヒポ、チルイン、チープチャーリーといった有名ファラン飯屋は営業。
食事にあぶれたファランがけっこう買いに来ている。
LKメトロ近くにあるスポーツバーレストランのWither Spoonは閉店。For Rentとなっている。
Wither Spoonは、Rコンスポーツバーの跡地に新しい看板が出ていたので移転かもしれない。
また、去年からビーチロードに支店を出している。
ソイブッカオ名無し食堂は休業のようだ。
どう見ても営業していない。
1,2日の臨時休業なのか、事態が改善するまでの長期休業なのかは不明。
昨年のロックダウンのときも一時的に休業していた気がする。
名無し食堂横のクイティアオ屋は、持ち帰りのみで営業を続けている。
最低でも2週間は店内飲食禁止となる。
場合によっては延長される可能性あり。
元々持ち帰り専門で営業していた屋台はともかく、レストランや食堂にとって店内飲食禁止は大ダメージ必至。
なんとか2週間で元に戻ってほしいところだが。
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