3月16日のタイ国内状況。
新規に確認された国内感染者数は昨日より大幅増。バンコクで100人の感染者を記録している。
首相がタイで初となるアストラゼネカワクチンを接種した。
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タイ全国の感染状況
3月16日発表、タイの新規感染確認者は149人
(累計27.154人)
外国からの入国5人
国内感染(病院にて検査):21人
積極調査:123人
死亡:0人(累計87人)
病院での検査21例内訳
バンコク10
ラチャブリ2
ナコンパトム3
サムットサコン3
パトゥムタニ2
ペチャブリ1
積極調査123例内訳
バンコク90
サムットサコン31
パトゥムタニ2
国内感染144例のうち、サムットサコンで34例が確認され、割合は23.61%。
バンコクの感染者が100人で割合は69.44%。
バンコクが最大の感染エリアとなっている。
新しいクラスターとなったバンコクのバンケー地区の市場周辺では、224例の感染が確認されたとバンコク都が発表。
月曜日までの累計は107だった。
3月11日から14日までに検査されたのは4991人で、うち224人が陽性。1681人は結果待ちとなっている。
モールバンケー近くの公園に移動式検査場を設置し、無料の検査が受けられるようにした。
また、本日6つの市場で消毒作業を実施し、市場は18日まで閉鎖となる。
チョンブリ(パタヤ)は11日連続で新規感染者ゼロ。
外国からの入国5人は、隔離中の検査で陽性が確認されたもの。タイ人2人、パキスタン人1人。
出発地は、スイス、ドイツ、UAE(3)。
ここ1ヶ月あまりの感染者数の推移
左から病院で見つかった国内新規感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。
新規感染者はまた3桁台に。
タイ保健省によるアジア各国の統計
日本は少し減少。
本日火曜日はCCSACCSA状況説明ブリーフィングは開催されず。
明日は実施予定。
プラユット首相がアストラゼネカワクチンを接種 副作用無し
本日午前、首相府にてプラユット首相が一時延期となっていたアストラゼネカワクチン接種を受けた。
プラユット首相がタイでのアストラゼネカワクチン接種第1号となった。
その他、15人の閣僚もワクチンを接種。
その様子はFacebookを通じて生放送された。
WHOは、ワクチンと血栓の間には関連性を示す証拠がないと強調し、ワクチン接種一時停止をしないように声明を出していた。
その後の発表では、プラユット首相と15人の閣僚全員に副作用は見られなかった。
また、ワクチン接種プログラム達成のために、民間企業によるワクチン購入は許可されるべきとプラユット首相。政府の認証を待つことなく、民間病院がワクチンを輸入することを許可できるよう保健省に要請する。これにより一ヶ月あたり1,000万人のワクチン接種を目指す。
また、プラユット首相は、今週金曜日のCCSA本会議にてソンクラン中の規制緩和を検討すると述べた。
参照:https://www.nationthailand.com/news/30403769
なお、明日17日にCCCSA小会議にて各規制緩和が議論される予定。
サムットサコンやバンコクでの規制緩和、ゾーニング見直し、隔離期間短縮、ソンクランの実施など、小会議での提案事項が19日の本会議にかけられて、正式決定するという流れになっているようだ。
ただ現時点では19日にすべての規制緩和が正式承認されるかはまだわからない。
もうしばらくは様子見が必要。
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