TAT(タイ国政府観光庁)パタヤ事務所の発表によれば、今年1月にパタヤを訪れた観光客は26,000人だった。
これは少なくともパタヤのホテルに1泊した人の数となる。
昨年1月の観光客数は150万人だった。
実に98%もの急激な下落となった。
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1月のパタヤはゴーストタウン
パタヤの観光セクターに占める外国人の割合は70%
入国制限により、この70%が壊滅状態となって久しい。
パタヤにはバンコクなどから訪れるタイ人旅行者も多い。この30%の国内旅行者の重要だ。
が、12月末の感染第2波により、パタヤはロックダウン状態となった。
県をまたぐ移動には許可証が必要となり、国内旅行者もほとんどパタヤに来ることはなかった。
そして、1月のパタヤはゴーストタウンと化した。
ビーチはがらがら。
観光施設やバーはすべて閉鎖。
ウォーキングストリートは、完全なゴーストタウンとなった。
1月に26,000人もの人がパタヤに宿泊したとなれば、一日あたり900人弱。パタヤに無数にあるホテルでたった900人の宿泊者。
もともと閉鎖されていたホテルは多かったが、さらに多くのホテルが閉鎖となった。
ただ、2月頭には規制緩和が実施され、パタヤではバーの再開が可能となった。
移動制限も解除され、2月末にはラン島へ多くのタイ人観光客が訪れるようになった。
2月の観光客数はまだ発表になっていない。
状況は少しずつ改善されると予想されるが、観光業はこれまでで最大の危機的状況であり続けるとTATパタヤ事務所。
パタヤを訪れた外国人観光客は多い。ロシア人も主要グループの一つ。
外国人旅行者への隔離期間短縮が検討されているが、まだ時間がかかる。
開国が遅れると、他に国に観光客を奪われかねないとパタヤの観光協会会長は懸念している。
国内旅行促進のため、We Travel Togetherキャンペーンを政府は開催しているが、これは4月で終了する。さらなる延長を求める声があるが、詐欺が横行したため、計画延長は却下されたとのこと
参照:https://www.bangkokpost.com/business/2081479/tourist-arrivals-in-pattaya-nosedive-98-in-jan
参照:https://www.facebook.com/STVPattaya/posts/4024852410868996
なお、パタヤのホテルに新規に宿泊している外国人にかぎった旅行者の数は不明。
バンコク在住の外国人がパタヤに遊びに来ているだろうし、隔離検疫を乗り越えてパタヤに戻ってきた外国人もいる。
パタヤの外国人がどれだけ増えたのかを知りたいところだ。
それにしても月150万人から26,000人に減少。
ロックダウンすれば観光都市はあっという間にゴーストタウンとなる。
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