2月7日のタイ国内状況。
新規に確認された感染者数は昨日より大幅に減少した。
サムットサコンでの1万人規模の積極調査は継続。
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タイ全国の感染状況
2月7日発表、タイの新規感染確認者は237人
(累計23,371)
外国からの入国:12人
国内感染:113人
積極調査:112人
死亡:0人(累計79人)
国内感染県別
サムットサコーン95
バンコク14
ターク3
サムットソンクラム1
サムットサコーンの積極調査で107人の感染が確認された。うち外国人労働者が104人。
他に、タークで2人、バンコクで3人。
国内で確認された感染者のほとんどがサムットサコーン。225人中202人。
外国からの入国の12人のうち、3人はミャンマーのミャワディからターク県メーソートに戻ってきたタイ人。
空路では9人。そのうち一人は日本人、ASQ隔離中の検査で陽性が確認された。
1月1日からの感染者数の推移
左から国内新規感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。
サムットサコーンでの積極調査で見つかった感染者が、412→112と大きく減少した。
ただ市中感染により病院での検査で見つかった感染者は増えている。
全体としては減少している。
CCSAによれば、サムットサコンでの積極調査は2月末まで続けるとのこと。
毎日1万件規模の検査を実施する。
新規感染者が減少しているのは、検査数を減らしているというわけではなさそうだ。
タイ保健省によるアジア各国の統計
日本はやや減少。マレーシアは少し増加に。
チョンブリ感染状況
2月7日発表、チョンブリの新規感染確認は0人
(累計649人)
チョンブリ県全体で7日連続感染者が見つかっていない。
バンラムン(パタヤ含む)にかぎると、23日連続ゼロとなっている。
昨年12月からのチョンブリ県内新規感染者数を示したカレンダー
ここ最近はほとんどゼロばかり。
政府ブリーフィング概要
毎日行われている政府ブリーフィングの概要。
・1月31日から2月7日までの過去1週間でタイ全国の感染状況は改善した。ここ数日で感染者が見つかったのは7県のみ。
・CCSAは、感染増加が見られた3県について対策を強化した発表。
・サムットサコン県の一部エリアを厳重措置管理地域に警戒レベルを引き上げた。これらのエリア内には4つの大規模工場があり、7000人以上の従業員が感染している。
・バンコク西部地区での積極調査を強化。13,912件の検査のうち陽性結果は54例だった。
・ターク県はメーソート地区を厳重措置管理地域に警戒レベルを引き上げた。大規模な集会は禁止とし、メーソートから到着する旅行者に対して14日間の自主隔離を命じる。
・政府は、ラオチャナ(We win)と呼ばれる新しい救済措置を開始。2か月にわたり一人あたり合計7,000バーツをクレジットの形で提供する。クレジットは、食料品の購入や公共交通機関の支払いに利用可能。この措置はパンデミックの影響を受けた3,100万人のサポートにあてられる。
タイ国鉄(SRT)もラオチャナの枠組みに参加することが決まった。
2月8日から5月31日までラオチャナで運賃の支払いが可能となる。
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