TAT(タイ政府観光庁)の発表によれば、ゴルフ検疫が利用可能となった。
Golf Quarantineという新しいう検疫システムは、昨年12月に承認済み。
その後、ゴルフリゾート施設の監査を経て、このたび6つの施設がゴルフ検疫施設として政府に正式承認されたという。
ASQ(代替隔離施設)の代わりとして、ゴルフ検疫施設は利用可能。
タイ入国時の新しい検疫方法となる。
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ゴルフ検疫6施設
政府に認定されたゴルフリゾートは6つ。
カンチャナブリに3つ、ナコンナヨックに1つ、ペチャブリに1つ、チェンマイに1つ。
Mida Golf Club(ミダゴルフクラブ)
カンチャナブリ。ゴルフ練習場とスイミングプールあり。
Evergreen Hills Golf Club(エバーグリーンゴルフクラブ)
カンチャナブリ。部屋数97。レストラン、ゴルフ練習場、テニスコート、スイミングプールあり。
Blue Star Golf Course(ブルースターゴルフコース)
カンチャナブリ。パー72、7,000ヤードのコースを持つ。クラブハウス、ゴルフ練習場あり。
Artitaya Golf & Resort(アティッタヤゴルフ&リゾート)
ナコンナヨック。チャレンジングな18ホール、クラブハウス、レストランを提供。
Sawang Resort and Golf Club(サワンリゾートアンドゴルフクラブ)
ペッチャブリ。ホテル、レストラン、ゴルフ練習場、スイミングプール、クラブハウス、プロショップあり。
Artitaya Chiang Mai Golf & Resort(アティッタヤチェンマイゴルフ&リゾート)
チェンマイ。バックティーから7329ヤードの距離を持つ18ホールコース、レストランとクラブハウスがある。
隔離期間中にゴルフ可能
ゴルフ検疫は、基本的に通常のASQでの隔離検疫と同じ流れ。
空路で入国後、空港から隔離施設へ直接移動。14日の隔離期間(実際には15泊16日)が終了するまでずっとホテルに滞在し、最後の検査で陰性ならば、市中へ出ることができる。
ASQだと、隔離期間中は自分の部屋から出ることができない。ホテルによっては、中庭や屋上で散歩できることもある。
ホテル検疫では、隔離開始後、最初の検査(おおよそ3日後)で陰性ならば、ホテルの部屋から外に出て行動可能となる。
移動可能範囲はリゾートエリア内。
ゴルフプレイも可能となる。
おそらくは、スイミングプールなどの施設も利用可能になるものと思われる。
隔離期間中であっても、ゴルフができるのが最大の特徴だ。
入国条件はこれまでどおり。
まず、観光ビザ、特別観光ビザなどの入国条件を満たしていること。TATには記述がないが、日本人には認められているノービザでの入国もできるはず。
事前のCOE取得が必須。
10万ドル相当の医療保険加入、搭乗前72時間以内の陰性証明書も必要。
ASQホテルのかわりにホテル検疫対応のゴルフリゾートを予約することになる。
タイ保健省のASQリストには、ナコンナヨックのアティッタヤがすでに登録されている。
具体的にゴルフ検疫施設をどのように予約するのかはまだ不明。
リゾートエリア内でどこまで自由に行動できるかもはっきりしない。
また、ASQのようにパッケージ料金となるはずだが、ゴルフプレイ料金が含まれているか、毎日でもプレイ可能なのかといった詳細は不明。
興味がある人は、直接ゴルフコースに問い合わせのほどを。
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