規制緩和第4フェイズが6月15日から実施となった。
目玉は、夜間外出禁止令の解除と、レストラン店内でのアルコール提供解禁となろう。
夜間外出禁止令が解除され、夜中でも自由に外へ出ても大丈夫だ。店で酒を飲むこともできる。
が、バーは以前として閉鎖されたまま。
6月15日以降、パタヤの街に変化はあっただろうか。
昼間のパタヤ
6月15日、規制緩和当日の昼間の様子を見てきた。
特に大きな変化はなし。
営業再開した店が多く増えているようには見えなかった。
一部のレストランの店先に、「アルコール提供はじめました」というお知らせが出ているていど。
店内ではすでに飲んでいる人も見受けられた。
ただ、規則はいろいろと厳しくて、酒はあくまで食事と一緒でなくてはならない。飲酒だけを目的とした利用は不可。
またソーシャルディスタンスもきっちりと確保する必要あり。
入店時には、基本的にThai ChanaによるQRコード登録も必須。
長く閉鎖していた店は準備が必要だから規制緩和当日にいきなり店舗再開とはいかないだろうし、またバーとレストランを兼ねているような店は、周囲の状況や当局の出方をうかがっている段階で、すぐさま再開とはいかない。
いけそうなら徐々に営業再開する店が増えていくとは思う。
なお、ウォーキングストリートの昼間の様子はこのようなもの。
一部のコンビニとショップのみが営業。
KING SEAFOODのシャッターは上がっていたが、営業再開なのか炊出しのためかは不明。
ソイ6に関しては規制緩和の影響は皆無。
単なるシャッター商店街状態。
マイクショッピングモールは6月15日にようやく再開した。
他の大きなショッピングモールはすでに全面再開済み。
ソイブッカオは昼間から人が多く歩いている。
ツリータウン前にはベンチが設置され、昼間は憩いの場となっている。
夜はパーティ会場と化す。
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夜のパタヤ
昨日16日の夜、パタヤ中心部を見て回った。
ビーチロード変化なし。
ほんの一部は営業再開したようだが、基本暗いまま。
ウォーキングストリートは当然のようにゴーストタウン。
セカンドロード、交通量極めて少し。
バービアは当然クローズしており、ソイ7は真っ暗。
ソイブッカオも暗め。
ソイブッカオ界隈にはバーとレストランを兼ねた店が多い。スポーツバーも多数。
が、どこも営業しているようには見えなかった。
少し時間帯が遅かったせいかもしれない。
どうやらアルコール提供は深夜0時までという規則があるようだ。それ以降も酒を出す場合は、レストランではなく、娯楽施設という扱いとなる。よって営業は不可。
ただし、ツリータウン周辺のみ人が集まっており、にぎやか。
ここだけは別格。いや別次元。
関連記事:ソイブッカオ TREE TOWN前は連夜のパーティ。これぞパタヤ。
どうやら15日夜には警察の巡回があったようで、夜10時頃には一度追い払われたようだ。
そのせいか、16日の夜のツリータウン前はやや人数は少なめ。
カクテルカーも営業していない。
それでも多くのファランとタイ人女性とレディボーイが集まっていた。
ツリータウン脇にはテント型の店舗が出ていて、酒盛りをしていた。
ツリータウンとバンコク銀行脇のソイスカウビーチのバービアはむろん営業していないが、雰囲気は明るい。
ムーガタ屋や日本式焼肉屋などはすでに営業再開している。
ムーガタ屋は同じテーブルの対面座りスタイルだ。
なお、MKといった大手チェーン店でもかなり緩くなってきており、同じテーブルで鍋をつつけるようになっている。
コンビニでのQRコード読み取りはほぼなくなった。
全体的に緩んできているが、ナイトライフに関しては厳重に閉鎖されたまま。
まとめ
昼間は、再開した店舗が少しづつ増えている。でも活気はない。
夜はいまだ壊滅状態に近い。
ビーチロード、セカンドロード、ウォーキングストリートといったツーリストエリアは真っ暗。
パタヤ中心部で盛り上がっているのは、ツリータウン周辺だけ。
他は壊滅状態のまま。
つまり変化なし。この3ヶ月変わらぬゴーストタウンだ。
バー兼レストランは探り探り営業を再開していくかもしれないが、当局もパトロールと視察を強めている。
ソーシャルディスタンスなどの基準を満たしていないと、営業停止処分や刑事罰が下されるおそれあり。
基準を満たしてまっとうに営業していては商売にならない。
やっぱり営業はやめようかとなってしまう。
とりあえず規制緩和第4フェイズから2日しか経っていない。
もう少し様子をみたいが、この感じでは極めて厳しい状況と言わざるをえない。
バーが再開しないことにはどうにもならない。
夜間外出禁止令が解除されても、バーが営業していないと、外に出る人は少ない。
ゴーストタウンのパタヤは今しばらくは続きそうだ。
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