パタヤ千夜一夜

タイ・パタヤでの沈没日記とアジア夜遊び旅行記。パタヤグルメ情報、ホテル情報多数。

パタヤ近況

ソイブッカオ TREE TOWN前は連夜のパーティ。これぞパタヤ。

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いまだに非常事態宣言が続くタイ、パタヤ。
6月15日にようやく夜間外出禁止令が解除となるが、長らくバーは閉鎖されたまま。
宴会や集会は禁止されている。
ビーチは再開したが、アルコールの持ち込みは禁止。宴会も禁止。
ウォーキングストリート、ビーチロード、セカンドロードはゴーストタウン化。バービア群は壊滅。どこに行っても暗闇に包まれている。
行き場を失った沈没ファランたちはどこに集まっているのか。
それは、ソイブッカオのTree Town前である。
パタヤ近況レポートでもずっと書き続きけてきたが、現在のパタヤでもっとも賑わっているのがツリータウンからブッカオ常設市場にかけてだ。

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ツリータウンが出会いスポットに

パタヤのバーが一斉に閉鎖されたのが3月18日のこと。

最初はぽつぽつと屋台が出現するだけだった。
これは以前からずっと同じ。
夕方から夜にかけて、ツリータウン前のソイブッカオ沿いに屋台が出る。

食べ物屋台で食料を求めるタイ人女性。
ファランはツリータウン前のちょっとした段差のところに、何をするわけでもなく腰掛けている。行き場がなく暇なので、とりあえず夜でも明るいツリータウンに来ているといった感じだ。
ファランが買い物中の女性に声をかける。
はたまた段差に座って食事をする女性もいて、隣のファランと話をする。
最初はそんな始まりだったように思う。

そのうち屋台での買い物を目的としない女性も集まってきた。彼女たちもすることがなく友達とだらだらと座るだけ。金もない。
ファランもさらに集まる。暇なのは同じだが、少しは金がある。
そうなると、屋台とは別の商談が始まるのがパタヤでの慣例というもの。
即席カップルの誕生である。

夜の賑わいはさらなる人を呼ぶ。
完全に商売目的の女性ないしレディボーイが道端に立ち始める。
ビーチ沿いは警察の監視が厳しく、もはや営業は不可。そもそもビーチロードは閑散としており、商売にならない。
そこでツリータウンだ。
かくしてツリータウン前はパタヤ屈指の出会いスポットと化したのだ。

ツリータウン殺人事件

そして事件は起きた。
ツリータウン前のナンパスポットで合意し、ファランが女性を家に連れて帰った。
これだけならどこにでもある話。パタヤではいたって普通のこと。
ワンナイトを終えれば、取引も終了するはずだった。
が、これまたよくあることだが、ファランはタイ女性と一緒にヤクをバキバキに決めていた。そして、何が起きたのか、ファランはナタで女性をぶった斬った。
警察の捜査で、ツリータウンの監視ビデオにファランが女性を連れ帰るシーンがばっちり録画されていた。
ツリータウン殺人事件だ。
まあ、これまたパタヤでは珍しいことではない。
騙し騙され、外国人がやられ、タイ人もやられる。
パタヤでは日常の風景とさえ言える。

が、今は非常事態宣言下だ。
ツリータウンに人が集まり、殺人事件まで起きた。
さすがに警察の手入れが入るだろうと思っていた。
が、そんな気配はまるでない。
事件後も、毎夜のごとく集まってくるファランと女性たち。
連夜の盛況が続く。

パーティ会場

それでもアルコール販売が禁止されている期間はまだマシだったように思う。
アルコールが解禁となってからは、酒を片手にしたファランがさらに集まってきた。
ツリータウンの片隅にあるカクテルカーが営業を再開。店内、というか車前のテーブルで飲むのは禁止だが、持ち帰り目的でアルコールを売っている。
ビアタウンという飲み屋もテイクアウトのみで営業。でもモニターではテレビ放映を流している。
さらには、仮設テントの屋台も営業を始める。

ソイブッカオツリータウン前 (2)

屋台の数はどんどん増えていく。
人もさらに増えいてく。

こうなれば、もはや止まらない。

一昨日夜8時頃、ツリータウン前を通りかかったときは、そりゃあもう一大パーティ会場と化していた。これまで見た中で、最高の人だかり。

ソイブッカオツリータウン前 (1)

段差に座りきれる人数ではなく、酒瓶片手のファランたちがスタンディングスタイルで大勢集まっている。むろんタイ人女性も多数。

パタヤ中の沈没不良ファランがツリータウンに集合したかのようだ。
ソーシャルディスタンスは皆無だ。
ここまでの密状態は、数ヶ月ぶりに見た。
思わずぎょっとしてしまった。
ほとんどの人はマスクをしていない。せいぜい顎にかけているだけ。最近ではまったくマスクをせず歩くファランが増えてきた。タイ人でもアジア系でもマスク無しは見かける。

パタヤにあって、ツリータウン前だけである、こんなパーティ会場は。
これでも警察の手入れはないようだ。

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これぞパタヤ

むろん一部からは白い目で見られている。
地元英字紙には、ツリータウン前の人だかりと当局の取り締まりのダブルスタンダードクロージングぶりに苦情の読者投稿が掲載されるほど。

かくいうわたしも当初は苦々しく眺めていた。
みんな我慢して部屋に籠もっているのだ。
それなのに、マスクもせず、夜な夜な集まるファランたちに嫌悪感を抱かずにはいられなかった。
とりわけ非常事態宣言が発令された3月下旬から5月にかけてはそうだった。
自粛警察ではないが、自分勝手な行動をするファランたち、たまに見かけるアジア系滞在者も含めて、糾弾したい気分にかられることもあった。

が、すでに6月である。
パタヤでは軽く一ヶ月以上新規感染者は見つかっていない。
タイは3月下旬に入国制限を強め、4月頭には鎖国状態に入った。
今ツリータウンに集まっている沈没ファランたちは、少なくとも2ヶ月以上はタイにいる。
バーは3ヶ月閉鎖されたまま。
6月15日からの規制緩和第4フェイズでもバーの再開は見送りとなり、再開の見通しはまったく立っていない。

もうそろそろいいんじゃないだろうか。
非常事態宣言下におけるパーティは、異常事態ではあるに違いない。
が、夜毎のパーティこそがパタヤ本来の姿である。
ファランたちの行動こそがパタヤの本道なのだ。
そんな不良ファランたちによって、この街は作られたようなもの。

たしかに当初は行きすぎていたように思う。一部のファランたちは、自分勝手に無思慮無分別だった。
欧米で感染拡大が収まらなかったのもむべなるかなと思わせる行動だった。

幸いなことにパタヤで感染爆発は起こらなかった。
あくまで結果論となるが、今ではツリータウンのパーティが正しいのではないか。
殺人事件は論外にしても、パタヤではこれまた日常。

パタヤは日常を、本来の姿を取り戻すべき時が来た。
酒と退廃と出会いと別れと一夜の夢こそ、パタヤのまことである。
ツリータウンのファランたちを見て、今ではそう思う。

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