ひさしぶりに夜のウォーキングストリートの様子を見てきた。
パタヤの娯楽施設に閉鎖命令が下されたのが、3月18日のこと。
それから2ヶ月が経った。
現在のウォーキングストリートはどうなっているのか。
ウォーキングストリートの今
訪れたのは夜の9時過ぎ。
夜間外出禁止令は午後11時からとなっている。
また、規制緩和の第2フェイズが実施され、ショッピングモールはすでに再開された。
規制緩和第1フェイズの段階で、路面店のレストランや食堂は店内飲食での営業が許されている。
ただし、現在も店内でのアルコール類の提供は禁止されたままだ。
ウォーキングストリートのゲート
見るからに人がいない。
こんな状況なのに、律儀に車両進入禁止のバリケードで閉じられている。
とはいえ、警察のパトロール部隊のバイクが数台ではウォーキングストリート内を走っていた。
また、ウォーキングストリート内をふらふらと歩いていたが、警察に咎められることもなかった。
夜のウォーキングストリートはこうなっている。
ゴーストタウンとしか表現のしようがない。
バーはむろんすべてクローズ。
人はまったく歩いていない。
3月のバー閉鎖直後は、何かを求めてさまよい歩く外国人の姿をちょこちょこと見かけたし、夜でも一部のレストランや露店は営業していた。
が、その後、レストランも露店も営業を取りやめた。
現在ではかろうじてコンビニが2軒営業しているだけ。
でも客なんかいるわけがない。
ウォーキングストリートの本通り以上に、脇道のソイはもっと暗い。
ソイ14
ソイ15
ソイダイヤモンド
ソイハッピー
とにかく暗い。
ごく一部の店舗が営業はしていないが、店先の灯りだけをつけていた。
なぜか、Dollsはネオンサインもつけたまま。ソイ6のDollsも同様。でもLKメトロのDollsのネオンサインは消している。
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まさにゴーストタウン
現在の夜のウォーキングストリートは、リアルゴーストタウンとしか形容のしようがない。
本来ならば、午後9時や10時といえば、がんがんに人が集まってくる時間帯。
それが今では無人の荒野。
ごくたまに通り抜けするバイクがある程度で、歩く人はゼロ。
ウォーキングストリートでは決してない。
レストランは5月3日から営業再開可能となっているが、こちらもすべてクローズしたまま。ひょっとしてもうちょっと早い時間帯は営業しているかもしれないが、夜はやっていない。
パタヤには在住や長期滞在の外国人がまだまだたくさん残っているが、バーの営業していないウォーキングストリートに誰がやって来ようか。
そもそも長期滞在者はウォーキングストリートにはあまり足を向けない。
メイン顧客は短期旅行者となる。
これはビーチロードやセカンドロードも同様。
いまだに再開していないレストランがほとんどだ。
ビーチロードから離れたところに住んでいる在住者はわざわざ物価の高いビーチロードやウォーキングストリートのレストランで食事を取ることは少ない。
そして、ローカルタイ人もウォーキングストリート付近やビーチロードには住んでいない。
やはりソイブッカオ、サードロード、ソイコーパイといった少しローカルなエリアに住む。
ビーチロードやウォーキングストリートに行くことはない。
よって、ビーチロードとウォーキングストリートは夜は誰もいなくなってしまう。
そのかわりにローカルエリアはわりとにぎわっている。
ソイブッカオ、とりわけツリータウンから常設市場にかけては昼も夜もけっこうな人出である。
無人の廃墟と化したウォーキングストリートとは全然違う。
まとめ
レストランやショッピングモールの再開にともない、パタヤの街は元の生活を取り戻しつつある。
でも観光エリアやウォーキングストリートは壊滅状態のまま。
規制緩和によりバーなどの娯楽施設の再開がいつになるかは、現時点ははっきりしない。
順調にいけば6月14日か15日あたりになるはずだが、こればっかりはなんともいえない。
早く再開しないと本当にウォーキングストリートが死にかねない。
感染状況の推移、第二波への警戒に加え、外国の感染状況もからんでくる。
再開したとしても、外国からの旅行者がやって来ないかぎり、復活はありえない。
このゴーストタウン状態がいつまで続くのだろうか。
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