昨日3月31日正午過ぎ、パタヤ中心部の様子を見てきた。
当日朝にチョンブリ県から正式発表があり、規制が強化された。
関連記事:パタヤの娯楽施設は無期限閉鎖へ。アルコール販売時間も制限。
レストランは店内での食事が禁止され、テイクアウトのみでの営業となる。
ただ、朝に正式文書が出されたばかりなので正午過ぎに徹底されていないのはしょうがないところ。
実際にいくつか店内飲食可能なまま営業しているレストランはあった。
パタヤの昼間
パタヤは快晴。雲ひとつない空が広がっている。
セカンドロードは交通量が少ない。
まったく走っていないわけではないが、以前と比べると格段に減っている。
ソイ7はほぼ無人状態。
車も人も通っていない。バービアの日陰でバイタク運転手が暇そうに昼寝しているだけ。この状態では誰もバイタクなんて利用しないだろう。あれだけいたバイタクの運転手たちはどこへ行ったのだろうか。
ソイレンキーは多少ファランが歩いている程度。
一部レストランは営業を続けている。この時点では店内で食事も可能だった。
アルコールは提供不可とのこと。
ソイブッカオもタイミングによってはほとんと車も歩行者もいなくなるが、それでもソンテウはわりと走っているし、賑やかさも残っている。
常設市場も営業継続。
本来は24時間営業のKISSレストランは、店を閉めている最中だった。
店内飲食禁止措置を受けて、営業をやめているようだ。ひょっとしてテイクアウトのみで営業再開するかも。
本日4月1日には規制が徹底されて、すべてのレストランで店内飲食が不可となるはずだ。
パタヤビーチ
ビーチロードの交通量は激減。駐車車両も減った。
ビーチロード沿いのTTカレンシーのレート。
1万円=2995バーツ
ビーチ沿いの遊歩道を歩く人の姿は少ない。
まあ、カンカン照りの暑さのせいで歩く人は少ないのかもしれないが。
ビーチは閑散としている。人影はまばらだ。
これだけいい天気なのにもったいないとも思う。暑いけど。
ビーチベッドは営業可能。
ソーシャルディスタンシングの取り組みとして、隣の客とは1メートルから2メートルの間隔を取る必要がある。
利用者はきわめて少なく、ビーチベッドはあまりまくっている。自動的にソーシャルディスタンシング可能だ。
なお、昼間のビーチ利用は問題ないが、夜8時から朝6時までのビーチ利用は制限されている。厳密にいうと立ち入りが禁止されているわけではないが、ビーチに集まっていると警察に立ち去るよう注意されることになる。実質禁止。
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ウォーキングストリート
ビーチロードをそのまま進み、ウォーキングストリートに入ってみる。
意外と車が多くとまっている。
ただし歩いている人の姿はほとんどない。
おそらく店や工事関係の人だけだろう。
これまでは、ウォーキングストリート内にあるレストランやアイスクリーム屋では、店内飲食が可能だった。
バーが全滅で真っ暗となったウォーキングストリートにあってもいくつかのレストランにはネオンが灯っていた。
が、店内飲食が禁止となった以上、シーフード系レストランが営業を続けるのは厳しいと思う。
実際に確認したわけではないが、これまで以上に真っ暗なウォーキングストリートとなるのは間違いない。
ウォーキングストリートはゴーストタウンと化す。
ショッピングモール閉鎖
ショッピングモールは基本的にクローズ。
これは数日前から実施されている規制。
関連記事:タイ非常事態宣言下のパタヤの様子。ショッピングモールは閉鎖。
ただし、薬局やスーパーは営業可能。飲食店もテイクアウトのみで営業を続けることができる。
マイクショッピングモールは全部閉鎖のようだ。
ロイヤルガーデンは一部レストランがテイクアウトで営業しているもよう。
パタヤアベニューは柵が立てられていて、駐車場側からは入れなくなっている。セカンドロード側正面からは入ることができる。
営業しているのは、スーパーマーケット、薬局、テイクアウトのみでレストラン、生活必需品を売る店、銀行となっている。
スーパーのヴィラマートは通常通り営業。店内に入るにはマスク着用必須と書いてある。
ちなみに、パタヤアベニューのフードコートは運営が変更となっている。
Eat Street MAJOR FOODS PLAZAというフードコート名となった。
毎28日は25バーツぽっきりと書いてあるが、すでにフードコート内では飲食禁止のため、詳細はわからない。
何もないパタヤ
とにかくどこも人がいないパタヤである。
天気は快晴。気持ちいいくらい晴れていた。
ちょっと暑いけれど、我慢できなほどの暑さではない。
絶好の観光日和。
青い海と空。常夏の楽園。
でも客はいない。人が歩いていない。
海ではかろうじて泳げるが、スイミングプールは閉鎖となっている。
レストラン店内での飲食も禁止となった。
アルコール販売は時間短縮となり、公園など公共の場に集まっての集会や宴会は禁止され、たとえプライベートな場所であっても集会は控えるよう要請されている。
外出禁止令も移動制限令も出されてはいないが、もはやパタヤには何もない。
綺麗な青空が広がるだけだ。
まあたまにはこんなパタヤもいいものだが、やはり猥雑と喧騒こそがパタヤの本分であろう。
スーパーもコンビニも営業しており、現状では特に生活が大きく不便になったわけではないけれど、パタヤに求めるのは単なる生活ではないはずだ。生活するだけなら日本でいい、バンコクでいい、タイの地方都市でもいい。
パタヤはそうじゃない。
今は耐える時。最低でもあと1ヶ月は耐えよう。
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