ビエンチャンに2泊してきた。
滞在目的はタイ観光ビザ取得のためで、他に用事はほとんどない。
予算を節約したかったため、外出もあまりせず、ひたすら食っちゃ寝の生活となった。
旅行記としては、あまり書くことがない。
ま、せっかくなので、ホテルと食事を中心に3日間の様子を書いておこう。
バンコクからのビエンチャンへのフライト
⇒バンコクからビエンチャン・ワッタイ空港へ。エアアジアFD1040便搭乗レポート。
ビエンチャン空港から市内まで
⇒ビエンチャン・ワッタイ国際空港から市内へのエアポートバス。両替とSIMカード情報も。
目次
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1日目
ビエンチャンのタラートサオバスターミナルに着いたのが、午後2時24分。
この時間ではビザの申請はできない。
ビエンチャン1泊目のホテルは、タイ大使館ビザ発給部近くの定宿にしておく。
タラートサオから流しのトゥクトゥクに声をかけられて100バーツでホテルまで移動。
VIENGVANG HOTEL(ビエンバンホテル)
1泊600バーツと700バーツの部屋を見せてもらい、よりまともな700バーツの部屋に投宿。
パタヤのソイブッカオなら500バーツ以下で泊まれそうなレベルだが、ビエンチャンではこれくらいする。
ネットはそこそこ早くて、部屋はまずまず清潔。無料のコーヒーもあるし、部屋に籠もるだけなら問題なし。
翌朝一番のビザ申請の列に並ぶには最適のホテルだ。
関連記事:ビエンチャンでのタイビザ取りに便利な格安おすすめホテル、VIENG VANG HOTEL
夕方、ホテル1階併設レストランで食事。
パットママー。
2万キープ。80バーツ。
タイの一般的な食堂や屋台で買うと40バーツか50バーツ程度。やっぱりビエンチャンの物価は高い。
ただし、味はよかった。野菜の種類も豊富できのこまで入っていた。
パタヤ標準のパットママーよりおいしいかも。
MAYA Bakery Coffee
ビエンバンホテルの向かい側にあるのが、MAYAベーカリーコーヒー。もちろん、タイ大使館にも近い。
ここでしばらくPC作業しておく。
店内は綺麗で、エアコンがばっちり効いている。むしろ寒いくらい。無料Wi-Fiも早くてネットも快適に使える。
アイスカプチーノが14000キープ。56バーツと考えると悪くない。
夜7時前に外へ出ると、すでに薄暗くなってきた。
ホテル近所の雑貨屋で缶コーヒーとカップ麺を購入。
タイで売っているネスカフェとママーだ。9000キープ。40バーツとのこと。タイだと合計30バーツくらい。
夜8時をまわるとタイ大使館周辺の食事処は閉まってしまう。ホテル併設のレストランも8時には閉店。
せいぜいピザカンパニーしかない。
あとはラオンダオ1ホテル横の食堂まで行く必要あり。
昼間は問題ないのだが、夜は食事難民となってしまうエリアだ。
結局、この日の晩飯は買っておいたママーのみ。
ちょっと虚しい。
2日目
午前7時前には起床。パタヤ沈没生活では考えられないほどの早起き。
そのあと、徒歩1分で大使館に向かい列に並ぶ。過去最高レベルの長蛇の列だった。
ビザ申請を終えたのが午前9時半頃。
カオジー
タイ大使館近くにある商店で、カオジーを購入。1万キープ。バーツ払いだと50バーツ。
カオジーとは、バケットサンドイッチのこと。
パクチーてんこ盛りでクセが強いけれど、けっこう好き。
でも、おいしいのは、タラートサオ周辺のカオジー屋。
フォンパセウスゲストハウス
ビザの発給は明日となる。
タイ大使館から近いビエンバンホテルないしラオンダオ1にもう1泊してもよかったが、夜があまりにも寂しい。食事難民はもうこりごり。
繁華街に近いナンプー広場近くのホテルに移動することにした。
トゥクトゥクをチャーターして120バーツ。ビエンチャンは移動代がバカにならない。
ホテルは、前回も宿泊したフォンパセウスホテルだ。
1泊700バーツほどで、ビエンバンホテルと変わらない。
が、部屋はより広くて清潔。やっぱりこっちのほうがいい。
無料のコーヒーと水もあるし、近所にはレストランが多く、コンビニもある。利便性が桁違い。
関連記事:ビエンチャンのおすすめ格安ホテル、フォンパセウス ホテル (Phonepaseuth Hotel)宿泊レポート
テンモーパン
せっかくだし、周囲を散歩。
徐々に近代化の進むビエンチャンだが、特に大きな変化なし。
寺の参拝も興味ないし、特に見どころのないビエンチャン市内である。
メコン川は水位が低くて、まったくおもしろくない。
そういえば、川沿いに新しい屋台群ができていた。
わりと大きな規模。
夜になったらもう一度来てみよう。
それにしても今は乾季だからいいけれど、雨季になって川が増水したら、水に埋まりそうな気もするが大丈夫なのだろうか。ま、大丈夫だと判断したから作ったんだろうけど。
それにしても、ビエンチャンは暑い。
確実にパタヤよりも暑いぞ、これ。
ナンプー広場近くの食堂で、テンモーパンを飲みながら、一休み。
スイカスムージーだ。頭がきーんと冷える。たしか8000キープだったような。32バーツくらい。
一度ホテルに戻って休憩。
日本のラーメン屋「酉圓屋」
夕方6時過ぎ、食事を求めて、再度外出。
前回のビエンチャン滞在時にローカル日本ラーメン屋台でラーメンと餃子を食べた。
関連記事:ビエンチャン・ナンプ広場近くでカオピヤックと日本式豚骨ラーメンのダブル麺ヘッダー
が、今回は見当たらない。
さらに歩くと、もろに日本のラーメン屋を発見。
酉圓屋と書いてある。調べてみると、「とりまるや」と読むみたい。
デラックスラーメンが50,000キープ。200バーツほどか。
つけ麺が55,000キープ。210バーツか。
ちょっと予算的に厳しい。
やっぱりローカル店で食べたい。
どうやら、酉圓屋はイタリアントマト系列みたい。看板が出ていたんで。
川沿いの新屋台村
ラーメンはあきらめて、食事を探す。
ビエンチャン名物のナイトマーケット内は、衣類関係ばかりで食べ物はほとんどない。
そのままメコン川沿いへ。
昼間に見かけた、新しい屋台群が営業中。
ライトアップ噴水広場もあったりして、ビエンチャンとは思えぬおしゃれな雰囲気。
まだすべてのテナントが埋まっているわけではないが、飲食店はそこそこ揃っている。
チムチュムとか焼き物が多い。
が、これと言って食べたいものがない。
どうしようか迷っていると、急激に雲行きが怪しくなった。
風が轟と音を立てて吹き始めて、遠くで雷の音も聞こえる。空気が明らかに変わった。これはやばいやつだ。スコールが来るぞ。
あわててナイトマーケットを抜ける。露店はすべて撤収準備に大慌て。
すると、突然、電気がすべて消えた。停電だ。
あたり一体が真っ暗に。
首都の中心部であっさりと停電するとは。さすがはビエンチャン。
もちろん、食堂やレストランもすべて真っ暗。路上の非常灯だけが光っている。
これでは食事もできない。
大雨になる前にホテル近くまで戻る。
ナンプ広場を越えると、停電にあらず。普通に電気が付いていた。
が、ホテル近くにあるローカル食堂系はすでに閉店済み。
タートダム近くの雲南料理レストランがかろうじて営業していた。
どうでもよくなり、飛び込みで食べる。
スライスポークご飯。18,000キープ。72バーツ。
もろに中華系の味付けだが、それほどくどくなくて、意外とうまい。
結局、雨は降ってこずに、2日目終了。
3日目
ビザの受け取りは、午後1時半から。
実際に順番がまわってくるのは午後2時半過ぎだと予想。
時間が余ってしょうがない。
カオピヤック
ホテル近所の食堂でラオス式クイジャップとでも言うべきカオピアックを食べる。
前回もここで食べた。
もちもちした麺の食感ととろみのあるスープが特色。
熱々で量も多い。
12,000キープ。48バーツ。
カオピアックは好きだなあ。
関連記事:ビエンチャン・ナンプ広場近くでカオピヤックと日本式豚骨ラーメンのダブル麺ヘッダー
ビザ入手
正午にチェックアウトして、タイ大使館へ向かう。
歩いて行けない距離ではないが、この暑さでは、体力を奪われるばかり。素直にトゥクトゥクをチャーター。
言い値200バーツのところ、120バーツまで下げた。ビエンチャンでは交渉も面倒。
と、信号待ちしていると、ラーメン屋の宣伝を発見。
てんとらーめん TENTO RAMENと書いてある。
ローカル系かなあ。見本写真はうまそうだけど。
タイ大使館に到着したが、まだ早い。
初日に訪れたMayaベーカリコーヒーで、また時間つぶし。
午後2時半過ぎに大使館を訪れてみると、ちょうど順番がやってくるところだった。読みはばっちり。
無事にタイビザをゲット。
より詳しいビザ取得方法はこちらから。過去記事に新情報を盛り込んでおいた。
関連記事:ラオス・ビエンチャンでタイ観光ビザ取得方法【2018年5月最新情報改訂版】
ビザが取得できれば、もうビエンチャンに用はない。
さっさとタイに入国しよう。そしてウドンタニーで遊ぼう。
タラートサオバスターミナル出発のウドンタニー行き国際バスに乗るのが一番楽。
タイ大使館前からトゥクトゥクで移動。乗り合いなら一人1万キープ(バーツ払いだと50バーツ)だが、まったく人が集まらない。
ビザ取得者は多いが、ほとんどがツアー参加者のようで、業者の用意したバンやバスに消えていく。
しょうがないのでチャーターすることに。100バーツだった。
タラートサオバスターミナルに到着。
ウドンタニー行き国際バスのチケットも無事に購入。
タラートサオのフードコート
出発までは1時間以上あったので、タラートサオ内のフードコートで食事をすることに。
本当はバスターミナル近くに並ぶカオジー屋で食べたかった。
おいしいんだよ、ここのカオジーは。
でも、あまりにも暑くて、道端では食べたくない。
エアコンの効いたビルに入りたかった。
年をとると、どんどん旅が軟弱になっていく。
タラートサオショッピングモールに入館。
エスカレーターは安定の故障中。いや、電気代節約か。
歩いて3階まで。
ここにフードコートがある。
エアコンはちょっとだけ効いている。あるだけマシ。
タイのフードコートと同じく、事前にクーポンを購入する必要あり。
2万キープ分を購入。
ちなみに、ラオスでは、2万のことを「サオパン」と呼ぶ。サオは、ラオス語で20のこと。パンは1000。サオパンで2万となる。
で、サオパンで食べたのが、カオパットとムートートのセット。
カオパットというより中華焼き飯に近い味でけっこうおいしい。ムートートは、とんかつですな。
悪くない内容だけど、ちょっと高い。80バーツくらい。
ちなみに、午後4時前の時点で、フードコートの大半は店じまいを始めていた。
どんだけ早いんだよ。
ビエンチャン滞在終了
これにて、ビエンチャンの用事はすべて済ませた。
午後4時半発の国際バスに乗って、ウドンタニーへ向かう。
はたして何度目かのビエンチャン滞在かは忘れたけれど、やっぱり、面白みのない街ですな、ビエンチャンは。
移動代もかかるし、食事はおいしいけれど意外と高い。ホテルは設備内容からすれば割高。
観光資源も乏しいんで昼間にすることがない。で、夜は真っ暗になる。
なんだか愚痴ばかりになってしまったが、ビエンチャンなんてこんなものです。
たぶん、ほとんどのリピーターの感想は同じになるかと。ま、完全夜遊び目的ならちょっと話は別かもしれないが、どっちみち昼間にすることはないです。
とりあえず、夜の食事は早めに済ませましょう。
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