カオナーペットとは、焼いた鴨肉をご飯に乗せた料理。醤油系のタレをかけて食べることが多い。
カオマンガイと同じような系列のタイ料理だ。
まあ、タイ料理というより中華料理のような気もするが、とりあえずタイ料理ということにしておく。
ペッ(ト)がアヒルのこと。英語でDuck(鴨)。英語でもタイ語でも、アヒルと鴨の区別はないみたい。
パタヤでカオナーペットが食べられる店は、カオマンガイほどは多くないにしても、それなりにある。
今回はいくつか食べ歩いてみた。
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フードランド前カオマンガイ屋のカオナーペット
最初はここ。
パタヤで一番おいしいとの評判もあるカオマンガイ屋だ。
店頭の調理台には、こんがりと焼き色のついたアヒルがぶら下げられている。
これがカオナーペットを置いてある店の目印。
さっそくカオナーペットをオーダー。
肉の量は多め。タレは、あらかじめがっつりかかっている。
肉をアップで。
肉は柔らかいし、皮は少し香ばしい。
鴨肉のうまさを堪能できるほどではないと思う。いや、普通においしいんだけど。
個人的にはタレがちょっと合わなかったかな。
正直なところ、カオマンガイのほうをおすすめします。
ついでに、ここの名物でもあるスープもチョイスしていた。
スープは、ゴーヤと鶏肉としいたけが入ったもの。
熱々でうまい。
ゴーヤもほくほくになるまで煮込まれており、苦味はあまり気にならない。
やっぱり、ここのスープはうまい。
この店ではスープを食べるのがベストです。
カオマンガイないしカオナーペットはおまけと考えましょう。
カオナーペットもスープも50バーツです。
関連記事:パタヤで一番おいしいと評判のカオマンガイ屋は、むしろスープが絶品だった@フードランド前
関連記事:二日酔いの昼下がりには、熱々スープと白ご飯を
地図
ビッグCフードコートのカオナーペット
お次は、もっとも気楽に食べられるところへ。ショッピングモール内にあるフードコートだ。
たぶん、どこのフードコートでも似たようなものだと思うが、今回はパタヤカンにあるビッグCエクストラ内のフードコートで食べる。
2番のRoast Duck Rice 55バーツと書いてあるやつ。
すぐに完成。さすがフードコート、早い。
タレがたっぷり。いや、かげすぎでしょ。でも、薄味のタレだった。
肉の量はやや少なめか。柔らかさも旨味も少なめ。皮の香ばしさはあまり感じられない。
まあ、食べられないことはないけれど、特におすすめはできませんね。
あと、ご飯がべちゃべちゃで話にならなかった。
リピートはしません。
でも、一番気軽に食べられるのは間違いなくフードコート。
セントラルフェスティバル地下のフードコートにも置いてあるはずなんで、気になる人はお気軽にどうぞ。
テパシットローストダックのカオナーペット
最後はテパシットへ。
ずっと気になっていた店がテパシットにあるのだ。
可愛らしいアヒルのイラストが目印。
調理台の上には大量の鴨肉が吊るされている。これはうまそう。
店内の様子
カオナーペットと告げてオーダー。
見た目はあまりよろしくないが、肉がどっちゃり乗っている。
肉に味はついているが、さらに別皿でタレを用意。
そのまま食べてもおいしい肉だ。柔らかい。
皮の部分はやや少なめだが、香ばしさたっぷり。やっぱり鴨肉は皮の香ばしさが一番大事だよね。
タレはもろに中華醤油系。意外とあっさりしていて、たくさんかけても、くどくならない。
付け合せの野菜もいい感じに味がついていて、食べやすい。
ご飯の炊き加減も上々。
腹が減っていたこともあるが、あっさりと完食できた。
カオナーペット50バーツ。
無料の水はないようだが、コーラが15バーツだった。
メニュー
どうやら店名は、THEPRASITT ROASTED DUCK(テパシットローストダック)というみたい。
ローストダック単品オーダー可能。Sが150バーツ、大が200バーツ。
スープがおいしいと店主のおばさんは勧めていた。今度食べてみる。
他にも、壁に見本写真が貼ってある。
バミーやカオパットも揃っているようだ。
麺と鴨肉の相性はいいはずなんで、バミーでもいいかも。
地図(Duck Rice restaurantという表記)
タップラヤー通りからテパシット通りに入ってすぐ左手にある。
近くには、スワンナプーム空港行きエアポートバス乗り場。
パタヤ中心部からはウォーキングストリート近くの乗り場からジョムティエン行きソンテウに乗れば、簡単に訪問可能。
カオナーペット好き、もしくは一度も食べたことがない人なら訪れても損はないかなと。
今回紹介した3店のうちでは、一番おいしいのは確かです。
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