パタヤビーチロードソイ6といえば、とてつもなくいかがわしい通りである。
普通の観光客が訪れる必要はまったくない。
屋台はたくさん出ているが、まともなレストランはかなり少ない。
soi6を訪れる時はよく歩く。ひたすら歩く。すると腹が減る。
さあ、どこでご飯を食べようか?
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ソイ6にあるレストラン
まず、ブリティッシュパブ系のレストランが少々。上がホテルで1階がパブレストランになっている。
QUEEN VICTORIA INN
ビーチ寄りにフレンチ&イタリアンレストラン.。
Mama'Cafe
他にも、ファラン飯屋がちょろっとあるが、どれもお値段高め。
またビーチ側のソイ入り口、バンコク銀行横にレストランがある。
正式名称は知らない。Stone Oven(ストーンオーブン)という名前は現在も使っているのか。
ここは、ファラン飯の他にも、タイ料理やイサーン料理を扱っている。
ソムタム60バーツ、ラーブムー85バーツなど。
海も見えるし、雰囲気は悪くない。
量が少ないとはいえ、決して高いわけでもないし、けっこう味もいい。
が、どうせならもっとローカルな食堂はないものだろうか?
以前は、セカンドロード側のソイ入り口に小さな食堂が一軒だけあったが、いつの間にか閉店。
ここのカオパットは、アメリカン風ケチャップ味のチャーハンで、ちょっとおいしかった。
ソイ6内のローカル飯屋
と、ソイ6をふらふら歩いていると気になる食堂を発見。
場所は、ビーチ側からソイ6に入って、左側の並び。セカンドロードよりもビーチに近い場所。
建物と建物の間でひっそりと営業している。
バー巡りをしている人の99%は見過ごしてしまいそうな店構えである。
食堂というよりも、路地裏屋台みたいな雰囲気だ。
地図
この地図の場所はかなりアバウトなんで、脇道をよく見ながら探して欲しい。
入るのに多少の勇気が必要だが、気にせず突入してみた。
狭い。
壁の片側に小さなテーブルが2つか3つ置いてあるだけ。
奥が厨房になっている。
まあ、お世辞にも清潔な店内とは言えないが、ローカル食堂なんてこんなもんである。
気にしてはダメだ。
店内からソイ6を眺めたところ
店員はフレンドリーで、軽い英語も通じる。
男の店員はちょっと強面だけど、タイ語で話しかけると、きちんと「カップ」をつけて返事をしてくれた。
意外にも英語表記付きのしっかりしたメニューが用意されている。絵柄がちょっとかわいい。
基本は、注文どおりに料理する何でも食堂。
炒めものやガパオ系。40バーツから。
クイティアオもあり。これも40バーツから。
カオトム(雑炊)、カオパット(焼き飯)。40バーツから。
他にも多数。
今回は、無難にガパオを注文してみた。
具材は、豚ミンチ肉(ムーサップ)ではなくて、ムークロップにした。カリカリに揚げた干し肉だ。
目玉焼き(カイダーオ)をつけて50バーツ。
タイの食堂や屋台では標準的な価格である。
味も標準的。ふつうにおいしく食べられる。
ナンプラーは、自分の店で味を加えているようで、にんにくが入っている。
これがけっこういい感じの風味となっている。
こんな立地条件の店なのに、ひそかな努力をしているなあ。
近所のバーからも注文が入るようで、出前サービスで忙しそうだ。
というわけで、意外と便利で気持ちよく利用することができた。
抜群においしいわけではないけど、普通に食べられるレベル。
ソイ6をふらふら歩いていて、腹が減ったらまた利用してもいいかな。
ソイ6近くには、こういう手軽なローカル食堂が見当たらないんで。
(追記)すぐ隣に移転して店舗化
その後、2017年になってから、すぐ隣へ移転した。
間口が数倍に広がって、誰でもウェルカム。ここなら入りやすい。
店内も広々。テーブルにも余裕がある。
よく見ると、天井からリンガベル用の鐘がぶら下がったまま。元はバービアだったのだろう。
以前のままのメニューが置いてある。
値段もそのままみたい。
これは、ガパオライスの目玉焼きのせ。
50バーツと変わらず。ここのガパオの味付けは好きですね。
イカ入りのガパオ(ガパオプラームック)は50バーツで、カイダーオ(目玉焼き)をつけると60バーツ。
豚ミンチと、なぜかエビも一匹だけ入っていた。おまけかな。
こちらはカオパット。無難においしい。50バーツ。
カオトムもあるよ。雑炊です。とてもシンプルな味で、酒で疲れた胃袋に優しい。
無料の水あり。飲むか飲まないかはあなた次第。たぶん、あたりません。
営業時間は、昼頃から夜7時か8時までと思われる。夜8時に行くと、閉店だと言われたことがある。
まあ、ソイ6での食事なら、屋台で購入したつまみをバーに持ち込んで食べるのが一番のおすすめですけどね。
バーの軒先でビールとつまみをやりながら、通りかかる人たちを眺めるのがソイ6での乙な時間の過ごしかたです。
もちろん、このローカル食堂からテイクアウトしてバーに持ち込んでもオッケー。
タイ語が苦手な人でもメニュー指差しで簡単に注文できるはずです。
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