フィリピン旅行記11
スービックには4泊した。
すべてバリオバレットで過ごした。
このエリアは、外国人とりわけ西洋人のおじさんとおじいさんがたくさん長期滞在している。
そういったファラン向けのレストランが多い。
また、当然ながらも、ローカル向けの食事どころもある。
日本食レストランもわずかながらあり。
4日間に食事したところを列記していこう。
洋食系中心となるが、そこそこ楽しい食生活が送れます。
目次
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Angel's Bakery
エンジェルスベーカリー。
アンヘレスにもある人気のベーカリーレストラン。
関連記事:【アンヘレスのベーカリーカフェ】Angeles Bake&Coffee
ここは安定しておいしい。
ブレックファーストはコーヒーがセットに含まれておらず、やや高めとなる。
今回はサンドイッチ系を試してみた。
S4番のハムアンドチーズサンドイッチ(野菜入り)105ペソ
S7番のサラミアンドチーズサンドイッチ(野菜入り)130ペソ
バゲットは、トーストするかどうかを尋ねられる。わたしはどちらもトーストしてもらった。
ほくほくぱりぱりのバゲットそのものがおいしいし、中のハムやサラミやチーズももちろんおいしい。
けっこうレベル高いよなあ、ここ。
コーヒが小サイズで55ペソ。
他にもパンが大量に並べられている。
スービックで本格的なパンが食べたければ、ここに来れば間違いない。テイクアウト可能。
客層はファランと、地元のちょっと金持ちそうなフィリピン人がメイン。
今回は利用しなかったが、欧米人向けの小さなレストランがたくさんあって、ブレックファーストも提供している。
VMF CANTEENというアメリカ人向けの店では、ブレックファーストが130ペソから。
イギリス人向けか、フィッシュアンドチップスを売りにしている店もいくつかあった。
Rico's
リコーズ。
フィリピン料理食べ放題が150ペソが最大の売り。
昼飯時には、席が埋まってしまうほど。ちょっと時間をずらしたほうがいいかも。
カウンターで料金を支払うと番号札を渡してくれる。これが支払い済みの証のようだ。
水は無料。
あとは、ずらりと並んだ料理を好き勝手に皿に盛ればいいだけ。
基本的にフィリピン料理のようだ。
肉料理、野菜炒め、ごはん、スパゲッティなどなど。
料理名はさっぱりわからないが、てきとーに食べてみる。
肉料理はアドボかな。あと干した牛肉のあまから煮込みのようなやつ。
小魚の佃煮のようなやつがなかなかいい。
ご飯の炊き加減はフィリピン流であまりおいしくない。
2回戦目は無難なスパゲッティ中心で。パスタはジョリビーよりはおいしいです。
サラダとフルーツとお菓子もあり。
3皿と最後にデザートを食べれば満腹必至です。これで150ぽっきりはなかなかお値打ち。第一、細かいオーダーが不要につき、楽でいい。
午前11時から午後3時までがランチタイム
午後6時から午後10時までがディナータイム
それらの時間帯以外でも通常メニューはオーダー可能。
セットメニューが100ペソ以下で食べられるようだ。
スービックで気軽にフィリピン料理が食べたければRico'sが便利。
The Pub
The Pub Hotel1階にあるバーレストラン。ホテル内からでも表からでも入れる。
いかにもパブっぽい雰囲気だが、どうやらオーナーは韓国人のようだ。韓国料理メニューも置いてある。
ブレックファーストが195ペソから。コーヒー別途必要で、やや高め。
B.L.Tを食べてみた。
見本写真とは違いベーグルサンドとなっている。
中はカリカリベーコンとレタスとトマト。
おいしいけど量は少なめ。
The Pub Burgerのほうがよさそう。
コーヒーは50ペソ。
The Pub Hotelに泊まっているなら、ルームサービスも可能。
Vintage
ビンテージ。
バリオバレットのかなり東寄り。
店頭の99ペソバジェットミールメニュー表に惹かれて入店。
店員の一人はけっこう日本語がうまい。びっくりする。
MAMI+SIOPAO+DRINKSのセットメニューをオーダーしたが、シオパオ(肉まん)は品切れとのことで、結局単品オーダーとなった。麺とドリンクで90ペソくらい。
MAMIは、タイでいうところのママーのようだ。でもインスタント麺ではなくてバミーのような中華麺。
このマミーのスープがけっこういける。日本のラーメンでもなくタイのバミーでもなく中国のワンタンメンでもなく、ちょっと独特の味で、油がたっぷり浮いているのだが、なぜかすっきりして飲みやすい。が、とんでもなく熱々のスープで食べるのが大変だった。
具は牛肉と白菜など。
これはあたりのメニュー。癖になりそう。
夜にもう一度訪れて、今度は洋食系を食べてみる。
ステーキバーガー。
ホームフライ(スライスしたポテトを揚げたもの)付き。
牛肉ステーキと野菜が挟まれたバーガーだ。
肉は固いけれど、食べごたえあり。
ドリンクとセットで160ペソほど。350円で満足できる。
他にもシシグなどフィリピン料理系の鉄板焼きあり。
ここもおすすめのレストラン。
たまたまだろうけど、こんなところでも日本語が通じるんだよなあ。すごいねフィリピン。
Andok's
アンドックス。
フィリピンでは有名らしいフライドチキンのチェーン店。
鶏の唐揚げはもちろん、店頭の大型グリルで鶏肉を丸焼きにしている。豚串もあり。
唐揚げ、豚串、ライス、コーラをオーダーして90ペソほどだった。
味は価格並だけど、手軽で便利。付け合せの2種類のソースはまったくいけてない。
Jollibee ジョリビー
フィリピンの国民食であるジョリビーは、バリオバレット内にはない。
バリオバレットから北へ5kmのスービックタウン内にあるようだ。
また、オロンガポの方に行くと、マクドナルドがある。
ローカル食堂
ハロハロとか呼ばれる簡易食堂を併設した売店がいくつもある。
タイと同じで、おかずが並んでいるので好きなものを指差し、ご飯と一緒に出してもらうスタイル。
おかずによりけりだが、1品とごはんのセットで50ペソ前後。
安上がり。
また、バリオバレットの東側にはローカル市場がある。
野菜や生鮮品が並ぶ。日本的基準からすれば、お世辞にも衛生的とはいい難いが、生の食材を安く手に入れるなら、ここ。自炊派向け。
また、このあたりには簡易食堂も多い。
スーパーマーケット
ある程度大きなスーパーは2箇所。
大通り沿いに、BIZMART
ローカル市場近くに、BMM(バレットミニマート)
どちらも似たような品揃え。
カップヌードル
フィリピンでみんな大好きカップヌードル。とりわけシーフード味は今でも絶大な人気を誇る。
日本からお土産として箱買いしていくおじさまたちが後を絶えない。
もちろん、フィリピン国内でもシーフード味は売られているのだが、なんでも日本製とは味が違うとか何とか。
今回バリオバレットのスーパーで初めて現地のカップヌードルを購入してみた。
大サイズが25.5ペソ。56円。
シーフード味
日本でも長いあいだカップヌードルを食べておらず、すっかり味は忘れたけれど、
フィリピンのカップヌードルでも普通においしい。別に日本製じゃなくてもいいのに。
ビーフ味
これはフィリピン限定品かな。
おお、こっちもおいしい。むしろシーフードより好きかも。
ある程度の長期滞在となり、食費を節約するならば、こういったカップ麺も候補に入ってくる。
これも立派な日本食である。
日本食レストラン
これは食べておらず、詳細は不明。
スズキビーチホテル内のレストランは日本食あり。
あと、もう一軒日本食レストランの看板を見かけた。
SAYURI
場所はMananaホテルの敷地内のもよう。
他に日本食はなさそう。
また、アンヘレスではいくつもある韓国料理屋もほとんど見かけない。
やはり、ここはファラン中心の町。
スービック地図
今回取り上げたレストランの場所をピンしておいた。
他にもホテルとバーの場所も合わせてピン。
ご参考までに。
スービック・バリオバレットとビーチの概要は
⇒はじめてのスービック。バリオバレットを散策。
スービックの夜遊び情報なら
⇒スービックで夜遊び。ゴーゴーバーをひたすらめぐってみる。
まとめ
欧米人の長期滞在者の多いエリアにつき、やはり洋食がメインとなる。
ブレックファースト、ステーキ、パンなどなど、洋食好きなら問題なく過ごせる。
また、ローカル向けかつ外国人でも利用しやすいレストランやカフェもある。
もちろん、完全ローカル向けの食堂が平気ならば、食費はかなり安く抑えられるだろう。
バリオバレットは狭い範囲だけど、1週間程度なら飽きずに食事は楽しめると思う。
長期滞在となるとバリエーションが限られてきて、味にうるさい人にはちょっと厳しくなりそう。
常に日本食を求める人は滞在を見合わせましょう。
ファラン飯とローカル飯が好きな人は、そこそこ食生活も楽しめますね。パタヤと同じ状況だけど、街の規模が全然違うし、そもそもタイ料理とフィリピン料理では比べるべくもないけれど。
ソイブッカオの半分、いや3分の1くらいの規模だと思ってくれたら、バリオバレットの町並みがわかりやすいかと。
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