フィリピン旅行記18
いよいよフィリピンともお別れ。
セブパシフィック航空に乗って、バンコクへ向かう。
搭乗するのは5J 929便。
マニラ発午前6時という鬼のような早朝タイムだ。
セブパシフィック航空はLCCだが、バンコクの空港はドンムアンではなく、スワンナプーム着となる。これはありがたい。
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マニラ・ニノイアキノ国際空港第3ターミナル
午前3時45分、エルミタからタクシーでマニラ空港第3ターミナル(NAIA3)へ到着。ホテル前の白タクで400ペソだった。所要時間は20分ほど。
空港内に入る際に、最初の荷物チェックがある。
ここで長蛇の列。
ついで、セブパシフィック航空のチェックイン。
わたしは先にウェブチェックインを済ませておいた。預け荷物は無し。
カウンターは長蛇の列だが、チェックイン済みのカウンターは空いている。そこで搭乗券を印刷してもらうだけ。あっという間だった。
持ち込み荷物の重量検査はなかった。
セルフチェックイン機がならんでいて、これでも搭乗券発行が可能かも。
最低でも事前にウェブチェックインだけしておくのが無難か。
これは10月の話だが、すでにクリスマスツリーで飾り付け。
気が早いなあ、フィリピンのクリスマスは。
フードコート
出発フロアから一つ上の階は、飲食店ゾーン。
コンビニやファストフード店がいくつも軒を連ねる。
ジョリビーもある。価格はアンヘレス店と比べると、1割増し。空港内だと考えると、高くはない。
小腹が空いていたし、この先しばらくは食事が取れそうにない。少し食べておこう。
なんとなくウェンディーズへ。
チキンナゲットセットをオーダー。142ペソ。300円ちょっと。
チキンナゲットとどっちゃりのポテト。
まずいわけはないが、どうにも腹がもたれる。
軽い朝マックのような気分でいたが、よく考えたら、まだ深夜4時半だった。
こんな夜中に食べるもんじゃないよなあ。
搭乗へ
そそくさとイミグレーションへ向かう。
出国用紙を記入。
クラーク空港では、国際線ターミナル利用料を別途払う必要があったが、マニラ空港では航空券に含まれているのか、不要となっている。
最後の荷物検査場とイミグレーションはがらがらで、あっさり通過。
制限エリア内へ入ったのが、午前5時。
なにかと悪評の高いマニラ空港だが、第3ターミナルはわりと綺麗。床もぴかぴか。
喫煙所はカフェを兼ねており、ドリンクオーダー必須のようだ。
免税店のタバコの価格表示はアメリカドル。メビウスが25ドルと書いてある。
歩いて5分で搭乗口へ。
もっと歩くと思っていたが、意外と近い。
ボーディングタイムは5時半予定。
15分前には、搭乗が始まった。
ZONE指定がしてあり、搭乗はすごくスムーズ。無駄に並ぶ必要もない。
バックバックを担いでいたが、重量検査は無し。
大きめのスーツケースを転がしている人もノーチェック。
日本国内の空港では厳しいようだけど、フィリピンではゆるいのか。
3×3×3のシート配列。
前の方はかなり埋まっていたが、後部はがらがら。
中央3列シートを独占できた。
機材はA330。
シートピッチはほどほどの広さ。
エアアジアの日本・バンコク便と同じかちょっと狭いくらい。ピーチの香港便よりも広めの印象。
3時間半のフライトだし、これなら文句なし。
マニラ出発、バンコク到着
ほぼ定刻通り、午前6時に離陸。
横になることができたので、フライト中はずっと寝ていられた。ラッキー。
バンコク・スワンナプーム空港に到着したのは、タイ時間で午前8時過ぎ(フィリピン時間では午前9時)。
予定では3時間半の所要時間だったが、約3時間のフライトとなった。
沖止めではなく、ブリッジ接続で楽々空港ターミナル内へ。
途中、タバコ休憩を挟んで、午前8時35分にイミグレーションへ向かうゆるい坂道に到着。
この時間帯は到着する便が少ないのか、かなり空いている。
午前8時42分、無事にタイ入国を果たす。
この時間帯なら、ARLもバスも通常通り動いている。
あとは、バンコクなりパタヤなり直接向かえばいい。
わたしはもちろん、パタヤへダイレクト移動だ。
これにて約3週間に渡る香港・フィリピン旅行は終了。
長旅だったが、最後のフライトはあっという間だった。
というか、旅はまだまだ続くのだけど。
5J929搭乗の感想
マニラ空港第3ターミナルはまったく問題なし。ダブル荷物検査は面倒だが、ワイロ要求もなく、施設自体もしっかりしている。
できれば制限エリア内に無料の喫煙所を作ってほしいところ。
セブパシフィックの機体も、LCCとしては申し分なし。
3時間のフライトなんぞ、バスと同じ感覚で充分だ。
ただ、早朝6時発は勘弁してほしい。
早起きはつらいし、夜中のマニラ市内移動はできれば避けたいところ。
11月以降はダイヤ改正となったようで、5J149便は、午前5時半マニラ発となっている。
もはや深夜便と変わらない。
なお、前回はタイ航空便でマニラからバンコクへ向かった。
関連記事:マニラからバンコクまで片道90ドル、TG625便搭乗レポート。マニラ空港の喫煙所について。
午後8時出発と余裕のありすぎるフライト設定。
レガシーキャリアの機内は快適だったが、到着が遅れたため、バンコク市内までタクシー移動を余儀なくされた。
また、パタヤへ直接向かうのは、タクシー以外不可能な時間帯。
そもそも前回は謎のプロモーション価格で、レガシーキャリアなのに片道90ドルという破格値だったが、今回調査してみたが、そんな安い価格では出ておらず、余裕で2万円越え。日中のいい時間帯のフライトもあるが、さらに高い。
今回のセブパシフィック航空の運賃は、特に大きなプロモーションがなく、5,000ペソほどだった。
TGの謎プロモ価格か、セブパシフィックの大型プロモを待つのが得策だろうけど、なかなかタイミングが合わないもんである。
マニラからバンコクのフライトは意外と安くならないし、LCCは時間帯が不便。
難しいなあ、このルート。
どちらも東南アジアの主要都市なんだから、もっとLCC路線を充実させてほしい。
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