先日のこと。
日本から来た友人とともに、ウォーキングストリートへ出向いた。
センタン(セントラルフェスティバル)前から流しのソンテウに乗り、ウォーキングストリート手前で下車。
降車位置は、路面が赤く塗装されたバスストップだった。むろん、運賃は10バーツのまま。
この友人はわたしよりもタイ夜遊び歴が長い。(8月終わりにパタヤで一緒に遊んで友人とはまた別)
主な遊び場は、バンコクではナナプラザとMP、パタヤではウォーキングストリートとスペシャルマッサージ屋。
が、最近は下半身の衰えを感じて、ほとんどペイバー的行為をしなくなったそうだ。
ウォーキングストリートを訪れる2年ぶりくらいか。
パタヤで一番熱心に遊んでいたのは、5年から10年ほど前の間。
スーパーベイビー、スーパーガール、ハッピーがウォーキングストリート日本人向け御三家と呼ばれていた時代だ。バカラができて、エアポートとアイアンが流行りだしたのもこの頃。
当時は、バーファイン600、ロング2500。これがウォーキングストリートでも主流だった。
さて、ペイバーはするつもりはないけれど、見学はしたいという友人。
かつての思い出とともに、まずはハッピーへ。
ハッピー Happy
入場したのは午後9時頃。
入り口正面のステージかぶりつき席が半分ほど、壁際のテーブル席はほぼ埋まっている。奥のステージまわりの客入りも上々。
けっこうな繁盛ぶり。
多少の盛衰を経ながらも、ハッピーはハッピーグループの旗艦店としての面目を保っている印象。
まあ、かつてのパタヤナンバー1と言われたほどの勢いはないけれど。
それでもステージ上のダンサーたちはなかなかのレベル。
ボードを見たところ、ペイバー済みのダンサーはほとんどいないようだ。総勢50人ほどどの出勤。
ステージのローテンションが変わったのか、以前までの押し出し方式から全員まとめてステージ交代となっている。
以前の方式のほうが代わり映えがあって好きかな。
友人は300番推しだったが、わたしにはさっぱり。
みんな趣味は違う。
友人いわく、ハッピーはやはりレベルが高いとのこと。
ちなみに、ホステスの年齢層は高いまま。中途半端に日本語で話しかけてくるし、もういらんでしょう。
スーパーガール Supergirl
つづいて、オーナーは変わっているが同じ店名を引き継いだかつての大人気店スーパーガールへ。
スーパーベイビーはすでにない。現在はYes!に変わった。
関連記事:パタヤ・ウォーキングストリートの新ゴーゴーYes! 訪問レポート。スーパーベイビー跡地。
スーパーガールとスーパーベイビーでいったいどれだけのペイバーをしたことかと友人は懐かしむ。
ロングでペイバーしたのに早帰りされるのはお約束。わたしもかつては何度か食らっている。
みんな同じ。でも見た目のレベルが最高なんで、ついついペイバーしてしまう。それがベイビーとガールだった。
が、いつのまにか完全置屋化してしまい、いいかげん、そんな状態に嫌気がさした客たちは、新しくできたゴーゴーバーへ流れていき、いつのまにか過疎化。ついにはガールもベイビーも閉店に追い込まれた。
まあ、そんな経緯はどうでもいい。よくあるゴーゴーバー盛衰史の1ページに過ぎない。
現在のスーパーガールはどうか。
玉石混淆というよりも、やや乱暴なラインナップといった感じ。
上半身露出組のステージは、かなりひどい。年齢層高め。
こりゃあないよなあと友人がぼやく。完全同意である。
続いて登場した着衣組のステージは、まずまず。中には若くてスレンダーでナーラックな日本人好みダンサーもちらほらと。
全盛期のスーパーガールに比べるのは野暮ってものだが、それなりにダンサーを揃えて頑張っているなあという印象。
ダンサーの数がかなり多いんで、これだけいれば、何とか選べそうな気がしないでもない。
客は日本人を中心にそこそこにぎわっている。置屋状態ではないし、数あるゴーゴーバーの一つとしては普通に楽しめる。
これはこれでいいんじゃないですかね。
ちなみに、一番美人だと思えたのは、呼び込みのチェンマイ出身嬢でしたな。
スーパーガールを出てから、ウォーキングストリートをぶらぶら。
知らないゴーゴーが増えたと驚く友人。
ついでに、新しいゴーゴーバーでのバーファインやチップの額を教えるとさらに驚いていた。
ロングでの連れ出しが、早い時間帯ならバーファイン1500ないし2000、チップが5000。
ハッピーはバーファイン800なんでまだ安いほう。
そんなに上がったのかと唸る友人。
1週間も遊んだら財布がすっからかんになっちゃう。
みんなそんな金額本当に払っているのとびっくりしていた。
無理もないですな。つい5年前や10年前と比べると2倍になっているのだから。
とはいえ、昔と今を短絡的に比較するのも野暮かもしれない。
今はこれが現実。むろん、うまく遊べばそんなに高い金額を払わずに済むのだが、それはまた別の話。
10年前は交渉して値切るなんて行為はほとんど考えもしなかったしね。
昔は昔、今は今です。
ビーチロードのたちんぼ見学
価格高騰の激しいウォーキングストリートを出る。
つづいて、ビーチロードのたちんぼの現状を見てみたいとのことで、そのままビーチ沿いの遊歩道を歩くことに。
昔も今もパタヤのたちんぼは健在である。
ビーチ沿いのヤシの木の下にぬらりと立っていることからココナッツゴースト(ココナッツバー)とも呼ばれる。
ウォーキングストリートを出てすぐの遊歩道にもたちんぼはいる。
でも、こちらのことを見向きもしてくれない。ハローという声かけどころか目も合わさない。
日本人はお呼びじゃないみたい。
でも、さらに100メートルほど歩くと、徐々にハローと声をかけらえるようになってきた。
レベルもじわじわと上昇。
ロイヤルガーデン前あたりでは、なかなかの美人と遭遇。立ち止まって、軽く話をしてみた。
年齢は22歳、スリン出身、ここに立ち始めて2週間。顔立ちはすっきりしていて、体型もスレンダー。普通にゴーゴーバーで働いていてもおかしくない。
ショートの希望金額は1000バーツ。
数年前までは言い値700か800が多かったが、やはりたちんぼ界でもじわりと値上げか。それでもこのレベルが1000バーツならお得感あり。
さらに100メートルほど歩くと、さらに高レベル嬢と遭遇。年齢は聞きそびれたが、20代前半であろう。ロイヤルガーデン前よりもルックスは上だ。ハッピーのステージに立っていても違和感まったくなし。スーパーガールなら1軍レベルとして活躍できそう。
言い値はやはり1000バーツ。これはお値打ち価格か。
でも、こんなレベルの女性がどうしてココナッツの下に立っているのか。
むしろ、そっちが気になる。
結局、ウォーキングストリートからセンタン前まで物色しながら歩き通した。
距離にして約1.2km。
友人とわたしの趣味は異なるが、この1.2kmの間でいいねと思えるフリーランサーの数は4人と一致した。
つまり、300mに一人。
これが現在のビーチロードたちんぼいいね割合。いや、たまたまだけど。
実際は、ロイヤルガーデンとセンタンの間くらいに集中している印象。
センタンより北側は未調査のため不明だけど、絶対数も減っていくはずだし、やはりロイヤルガーデン~センタン間を往復すれば、簡単に相手が見つかりそう。
あと、アフリカ出身と思しき女性もけっこう立っていましたな。たまにヨーロッパ系たちんぼもいるとの話だが、今回は遭遇できなかった。
まあ、個人的な趣味としては、たちんぼをお持ち帰りしようとは思わないけれど、気になる人は散歩がてらビーチ沿いの遊歩道を逍遥してみましょう。
思わぬ出会いがあるかもね。