パタヤからジョムティエンへ向かう坂の途中にあるホテル、T5スイーツに泊まってみた。
以前宿泊レポートを書いた「ホテルジング」の隣のソイにある。タップラヤーソイ5だ。
Thappraya Soi5なので、T5ホテルなんでしょうな。なんて安直な。
でも、ホテルは安直ではなくて、とても実直でしっかりしていた。部屋は綺麗で、そこそこ快適。これで600バーツ台はコスパ抜群。
ソンテウに乗ればウォーキングストリートまで5分くらいだろうか。
かなりいいホテルですよ。
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目次
T5 スイ―ツ (T5 Suites)
タップラヤーソイ5を少し入ったところにある。
ソイ入口手前に看板あり。
ホテル外観
地上フロアが駐車場と駐輪場、レストランになっている。
バイクを置くには問題ないが、駐車場の数は少なめ。
レセプション
昼12時過ぎの訪問だったが、チェックインできた。
予約済みで、パスポートを提示して、書類にサインをするだけ。
デポジットは500B。きっちり領収書も渡してもらえる。
カードキーを渡されて、自力で部屋まで。
エレベーター付き。
タッチパネル方式の最新型エレベーター。カードをかざす装置も付いているが、稼働しておらず。
廊下
1フロアに部屋は10もない。わりとこじんまりとしたホテル。
他の宿泊客は、ファラン、タイ人、日本人、中国人と、わりとバラバラ。団体客はおらず、総じて静かだ。
カードキーをかざして部屋に入る。
スタンダードダブルルーム部屋内部
予約したのは、1番下のグレードであろうスタンダードダブルルームだ。
カードを挿して通電させる。
エアコンのリモコンは取り外し可能。
大きな窓があって、見晴らし良好。決して広い部屋とは言えないが、閉塞感はまったくないし、実際それほど狭くもない。必要十分な大きさ。
2013年完成で、メンテナンスも掃除もしっかりしてあり、部屋内はとても清潔で綺麗だ。
完全新築には及ばないが、これだけ清潔ならほとんどの日本人は納得できるはず。
床はぴかぴか。エアコンの効き目がよく、エアコンを切っても、しばらくは床が冷たいまま。部屋全体がよく冷える。
ダブルベッド
大きさはキングサイズか。ほぼ正方形。どちら向きでも寝れる。
それぞれのベッド脇にサイドテーブルの照明あり。コンセントも付いている。さらに、一部だけだが、部屋の照明スイッチも付いている。
TVとライティングデスク
液晶テレビの映りはいい。ほぼノイズなし。
チャンネル表
どうやらNHKワールドは含まれていない模様。
地元パタヤ放送はあり。
RetoxのCMが流れていた。
TV台と一緒になった作業机はやや狭いながらも、ノートパソコンを広げるくらいなら問題ない。コンセントあり。
テーブル上にも照明があって、作業に便利。
なぜか、ここにドライヤーが置いてあった。
冷蔵庫の中には、無料の水が2本だけ。ミニバーなし。
上には、グラス2個とWi-Fiのパスワードが掲示してある。
あと、レストランのメニュー。ルームサービスも可能。
クローゼット内にセーフティボックスあり。
バルコニー
椅子とテーブル。テーブルの上には灰皿。室内禁煙につき、喫煙はバルコニーで。
エアコン室外機下に洗濯物をハンガーでかけておけば、すぐに乾くだろう。
この部屋はソイ5に面した5階。
真下がソイ5。
真正面の眺め。特に遮るものもなく視界良好。
右側がプラタムナックヒル方面。パタヤパークタワーも見える。
海が見えるわけでもないが、バルコニーに座って、ぼーっとしていても苦にならない景色だ。
浴室内
こちらも清潔に保たれている。
シャワーは電気式ながら、湯温水圧とも特に問題なし。
シャワーカーテン付きで、シャワーブースには少し段差がついていて、トイレと洗面台の床がびしょ濡れになることはない。まあ、多少は濡れるけれど。
タオル置きと換気扇
換気扇はスイッチでオンオフ可能。
洗面台は充分な広さ。コンセントがあるんで、ここでドライヤーも使える。
アメニティは並。
固形石鹸、ボディソープ、コンディショナー配合シャンプー、綿棒、シャワーキャップ。
髭剃りや櫛は自分で揃える必要あり。
ただ、きっちりハンドタオルも用意してある。
なお、デラックスルームにはバスタブが付くようだ。
さらに、部屋にはソファーもあるみたい。より豪華な部屋を希望の人は、デラックスルームにしましょう。
スタンダードルームでも特に不都合はないでしょう。
普段ゲストハウスに宿泊することの多いわたしにとっては、極楽にも等しい快適さでしたね。
Wi-Fi無料
パスワードを入れるだけのタイプ。
パスワードは冷蔵庫上に掲示してある。
接続速度良好。かなり早い。切断も無し。動画サイトもさくさく見れた。
かなり優良なWi-Fiだ。
ジョイナーフィー無料
JFは無料。
IDカードチェックの有無は未確認だが、おそらくアリでしょう。
レストランの朝食
朝食付きプランにした。
チェックイン時に朝食クーポンを2枚もらえる。
午前6時半から10時までが朝食タイム。
1階奥のレストランでいただく。もしくは、レセプション横の店外テーブルでもいい。
朝食クーポンで食べられるのは、ブレックファースト系とタイ料理少々。ここから選ぶ。
ありふれたブレックファーストの内容だが、組み合わせは豊富。
タイ料理は、ガパオライス、カオパット、カオトムなど定番ものが少々。
レストラン内は、エアコン付きで涼しい。客が入ると、エアコンをつけてくれる。
水はセルフサービスで自分で汲みに行く。
B4セットにした。スクランブルエッグ、ベーコンのセットだ。
トースト2枚。スクランブルエッグとベーコンのほかに、ポテトがセットになっている。かりかりほくほくに焼いたポテトだ。これはうれしい。コーヒーとオレンジジュース付き。
まあ、全体的には無難な内容と味と量だが、朝食としては充分でしょう。
普通にオーダーすると、89バーツ。
他のレストランだと100バーツはしそうな内容。
普通に朝食だけ注文しても89バーツなら価値はある。
しかも現在は割引きキャンペーン中で75バーツ。
これで75バーツは、かなりのコスパの良さ。でもちょっと量は少ない。
朝食付きプランで予約するとクーポンが2枚もらえるんで、一人でもっとがっつり食べたい人は、ついでにタイ料理も頼んでしまえば安上がり。10時までというのが痛いところだが。
ロビーに売店あり。
ジュースやお菓子などが買える。
スイミングプールやフィットネスジムは無し。
地図と周辺施設
ソイ5入口からホテルまでは、徒歩2,3分。
ソイの入口にコンビニあり。
周囲は閑静な住宅街だ。それも、少しカネを持っていそうな人たちが住んでいるようなエリアなので、夜はとても静か。パタヤとは思えない静けさだ。
たまにバイクや車が通る音が聞こえるだけ。こんなのは日本だろうがタイだろうが住宅街なら同じこと。つまり、普通に静かな環境だ。
タップラヤー通り沿いに外国人向けのレストランは多いが、ローカルな食堂や屋台は意外と少ない。
特に夜は屋台もなくなり、かなり寂しい状況。
ホテルのレストランが21時に閉まってしまうので、夜の食事は外で済ませておきましょう。
すぐ近くに、JADE HOUSEというラウンジあり。ホテルから徒歩2分くらい。
営業時間は午後1時から午後8時まで。昼間にどうぞ。
なお、近くのプラタムナックヒルやジョムティエンにもラウンジはいくつもあるんで、昼間からラウンジめぐりしたい人にもうってつけの立地だ。
プラタムナックはパタヤヒルとも呼ばれて、展望台やビッグブッダなどの観光名所もある。
関連記事:パタヤヒルのビッグブッダ(ワットプラヤイ)と展望台【パタヤ観光スポット】
関連記事:パタヤヒル展望台にある絶景カフェ。パタヤ湾を眺めながらコーヒーとチョコトーストを。
昼間のビーチなら、パタヤビーチへよりもジョムティエンビーチのほうがおすすめ。
タップラヤー通りの流しのソンテウに乗れば10バーツでジョムティエンビーチへ行ける。せいぜい10分くらいだろう。
ラン島行きフェリーの出るバリハイ埠頭へも近い。徒歩で行けなくもない距離だ。
また、テパシット方面へ行くにも便利。
テパシットのナイトマーケットにも比較的行きやすい。週末に宿泊するなら、ぜひともナイトマーケットを目指してほしい。
関連記事:パタヤ・テパシットのナイトマーケットは楽しいよ。ソンテウでの行き方も解説。
ウォーキングストリートへ行くには、タップラヤー通りを渡って、流しの乗り合いソンテウに乗ればいい。10バーツ。セカンドロードで下車して、ほんの少し歩けば、ウォーキングストリートへ入れる。せいぜい5分ほどで行けるでしょう。
帰りはジョムティエン方面行きのソンテウに乗ればあっという間。10バーツ。
レンタルバイクがあれば申し分なしだが、ソンテウでも充分に行動できるはずだ。
とはいえ、パタヤビーチロード付近やソイブッカオ近辺のホテルに比べると、徒歩でいろいろまわる楽しみはかなり減少する。
とにかく静かな環境でのんびりしつつも、各スポットへ出かける際はソンテウやバイクで自力移動が可能な人なら問題ないでしょう。
パタヤ初心者には、少々きつい立地です。まあ慣れれば便利なんですけどね。
なお、ホテルのシャトルバスサービスもあり。
バリハイ埠頭やウォーキングストリートまでは一人15バーツ。
パタヤヒルの展望台まで20バーツ。
テパシットのナイトマーケットまで40バーツ。
といった具合。むしろ安いくらいか。うまく有効活用しましょう。
宿泊料金と予約先
宿泊前日に急遽予約した。ちょうどタイムセールをやっていて、Agodaで一泊613バーツ(税込み)だった。
5月のローシーズンの直前予約とはいえ、これは安い。
2000円以下で泊まれるホテルとしては、最高ランクじゃなかろうか。
朝食付きでも695バーツ。
差額が82バーツなので、二人で泊まるなら朝食付きプランにしたほうがいい。朝食券を2枚くれるんでお得。
10時までに起きられる自信がない人は、朝食なしでいいでしょう。
ハイシーズンでも、おそらく1000バーツ以下で泊まれるはず。
他のホテルが値上がりしているなら、候補に入れておいて損はなし。
まとめ
ホテルの清潔さと綺麗さと快適さは申し分なし。
すこぶる良好だ。
もし600バーツ台で宿泊できれば、パタヤ最強レベルのコスパの高さである。800バーツでも悪くないと思う。
ただ、スイミングプールもフィットネスジムもないので、日中ホテル内で過ごすにはちょっと物足りない。
この近所でスイミングプール付きなら、ホテルジングが安くていいだろう。
関連記事:タップラヤー通り沿いの格安ホテル、ホテル ジング (Hotel Zing)宿泊レポート
でも部屋自体はT5のほうが圧倒的にいい。清潔度も上だ。
昼間はジョムティエンビーチでのんびりすごすか、ラウンジめぐりをしてから、夜はウォーキングストリートで遊ぶ。そして、夜中は清潔な部屋と静かな環境でぐっすり眠る。そんな人向けです。
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