パタヤ沈没日記3
もはやパタヤ沈没生活は、ぐーたらイサーン娘とのただの同棲生活と化してきた。
それも、生半可なぐーたらぶりではない。
ひたすら食っちゃ寝食っちゃ寝を繰り返すばかりだ。
特に楽しいネタもない。
カラオケ譲との楽しい同棲生活を綴るというよりも、ただひたすら飯を記録するのみ。
彼女は夜の睡眠時間は12時間連続がデフォルト。
深夜2時に寝ると、昼の2時くらいまでは目を覚まさない。
わたしは午前中には起きるようにしている。
よって、朝食ないし昼食は一人で取ることになる。
で、夕方近くになって彼女がもそもそと起き出すと、第一声に「ヒューカーオ!」と発するのである。
困ったものだ。
以下、そんな困った食生活をいくつか紹介していこう。
一人で食事編
まずは、彼女が目を覚まさない午前中から昼すぎにかけて、わたし一人で食事をする場合だ。
一人で気楽に食べるなら、ぶっかけ飯でしょう。
場所は、もちろんブッカオ常設市場だ。

イカたっぷりの八宝菜みたいなおかずと、1本10バーツの唐揚げ。
長年、ブッカオ常設市場に通い詰めた結果、この組み合わせが一番好きという結論に達した。
これで50バーツ。
イカと唐揚げ好きの人は、ぜひ試してほしい。
あとは、ブレックファースト系を食べることが多い。
⇒【パタヤのファランな朝食】セイラーバーレストランのアメリカンブレックファーストは70バーツへプチ値上がりしたけど、満足度は高し
⇒RETOX GAME ON@ソイハニーのブレックファースト95バーツ。肉厚ベーコンと本格的ソーセージがうまい。
二人で食事編
カラオケ嬢が部屋にいれば、当然、食事を要求される。
やっぱり、向かうのはブッカオ常設市場だ。
クイティアオ屋台で、イエンターフォー。


ついでに、別の屋台でナムトックムーを購入。


ダシたっぷりタイプで、あまり辛くないが、豚肉たっぷりで食べごたえはあり。
お昼ごはんは、ママーとおにぎりとなる。

彼女のお気に入りは、エビの卵(カイクン)入りのおにぎりだ。
ちなみに、おにぎりのことは、カオホーサラーイと彼女は呼んでいる。
なるほど、海苔で包んだご飯のことね。
また、コンビニのお菓子も要求される。

チョコレートトースト。
そのまま常温で食べてもいいけれど、レジでお願いすると、きちんとトーストしてくれる。ひたすら甘い。
もちろん、彼女は弁当と一緒に食べるのだ。
その数時間後には腹が減ったといって、また食料を買いに行かされる。

今度は、ママーとピザだ。
もう好きにしてくれ。
カオマンガイトートとカオガイセーブ

これはソイレンキー入り口付近の屋台食堂で購入できる。
彼女はすっかりここのガイセーブが気に入ったようで、これ以降、何度も買ってくるように言われた。
わたしも彼女も唐揚げ好き。
パタヤカンにあるフライドチキンも当然購入。

定番のイサーン定食も当然登場する。彼女はイサーン出身だ。


ソムタムプーパラー、カオニャオ、ムーヤーン、ガイトート
生の沢蟹は、かなり怖い。

わたしは極力食べないようにしている。
おっと、食後のフルーツも欠かせない。

わたしはケンタループ(メロン)、彼女はマムアンプリアオ(熟す前のすっぱいマンゴー)。ついでに、ポテトチップス(レイ)も忘れてもいけない。買わずに部屋に帰ると、こっぴどく怒られるのだ。
またしてもブッカオ常設市場へ。

少し前に市場のレイアウト変更があって、中央付近に食料屋台が集中して並ぶようになった。かなり見通しがよくなって、買い物もしやすい。

このイサーン屋台はうまいね。
ラーブムーと、トムセーブヌアを作ってもらった。
ラーブムーは、かなり辛い。これくらい辛くないとダメでしょう。

トムセーブとは、イサーンのスープ。セーブ(セッブ)は、イサーン語でおいしいの意味。

このスープは本当においしい。タイの牛肉は固いイメージだけど、これはしっかり煮込まれていて柔らかい。まあ、当たり前に辛いですが。
さらに、わたしの大好物、唐揚げ串。

これらを白ご飯で食べる。
最高です。
とまあ、ざっと紹介したところ、こんな感じの食生活である。
バービア編
夜になると、彼女は友達のところへ行くといって姿を消すことがあった。
また、たまにママさんから連絡があって、カラオケの仕事に出かけることもある。まあ、客が少ないとかで、なかなか仕事もないようだが。
彼女が部屋から出ていくと、こちらも、ようやく夜遊びに出かけることができる。
もちろんペイバーなどできないから飲むだけだ。
バービアでは、豚のホルモン焼きとカオニャオで腹をふくらませる。これはかなり油っこい。

つまみには、えびせんべいもいいね。この大きな袋入りで20バーツ。安いなあ。

屋台のムーピンも忘れてはいけない。

飲んだあとに食べるセンヤーイ(極太麺)のクイティアオもうまいぞ。スープは、ナムトックにすべし。

深夜2時頃になると、電話がかかってきて、わたしの部屋で落ち合うことになる。
で、一緒に寝て、また同じことの繰り返し。
これが、ぐーたら娘との半同棲生活の実態である。
ペイバー代なんかは一切かからないけど、食事代がけっこうバカにならないなあ。
彼女のアパート代や友人知人への借金の返済も肩代わりしてあげているし、そこそこカネは必要。
楽しいといえば楽しい。
でも、無駄な時間とカネの使い方のような気がしないでもない。
この生活が楽しいと思えるかどうか。あなたも、ぐーたらイサーン娘との怠惰な生活をやってみませんか?
まあ、パタヤ沈没なんてこんなもんですよ。
おかげで、ローカル屋台でのタイ料理の注文方法やコンビニの品揃えには、やたらと詳しくなりましたね。