パタヤ沈没日記27
コンケーンからパタヤへ戻ってきた。
またもやパタヤ沈没生活の再開である。
滞在先は、LKマンション。わりと快適。
まずは、ソイブッカオとパタヤカン交差点にあるぶっかけ飯屋へ。
ここのマッサマンカレーは本当においしいと思う。
おっと、今回はご飯とカレーが別皿で出てきた。
お値段は変わらず50バーツ。
鶏肉の量が半端ないなあ。
⇒マッサマンカレーがうまいブッカオとパタヤカン交差点のぶっかけ飯屋
女子大生バービア嬢のその後
なじみのバービアで、帰パタヤの報告。
ついで、別のバービアへ。
ここは、ソンクラーン時期に女子大生アルバイトバービア嬢が働いていたバービアだ。
わたしが狙っていた女子大生とその友人、さらにレディボーイの3人をペイバーして、一緒に水遊びをしたものだ。ライブも見に行ったなあ。
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女子大生は学校が始まったためバービアをやめたが、友達のほうはまだバービア嬢を続けている。てっきりこの子も学生だと思っていたが、専業バービア嬢らしい。
20歳の子どもなし。けっこう可愛いが、体型がちょっと残念。
性格はいいんで、たまに一緒に飲んでいる。
女子大生バービア嬢の近況を教えてもらった。
タイ人彼氏ができて、大学も退学したそうだ。別のアルバイト生活で男を養っているとかいないとか。
ああ、もったいないなあ。せっかく田舎から出てきて学校に通っていたのに、パタヤで変な男につかまって、おしまいかよ。
そのうち、子どもを妊娠して男が逃げるパターンだね。
そうなったら、パタヤのゴーゴーバーで働くでしょ、きっと。
ルックスもスタイルもいいんで通用するはずだ。
その時は軽くお相手してもらおうかな。
と、バービアに見知らぬ女性を発見。
タイ南部出身の20歳。
遠目で見るとかわいい。が、近づくとそうでもなかった。
バービアで掘り出し物を見つけるのは、なかなか大変である。
ゴーゴーバーでビールをこぼされる
イサーンになくてパタヤにあるもの。それが、ゴーゴーバーだ。
それほど熱心なゴーゴーウォッチャーではないけれど、たまにはのぞきたくなるもの。
ソイLKメトロの某店へ。
客は半分以上日本人。わたしはひな壇2段目の席にすわり、すぐ目の前の下段の席にも、日本人。まあ、確認したわけじゃないけれど、間違いなく日本人でしょう。
ジョッキに入ったドラフトビールをオーダーして、ぼーっとステージを眺める。
すると、下段の席の日本人がダンサーを召喚して遊び始めた。
うん、がんばってくれ。
わたしはちびちび飲むだけだ。
目の前の日本人客とダンサーが乳繰り合い始めた。
ゴーゴーバーの座席など、もろいもの。造作はちゃちい。
目の前で二人が激しくいちゃつくものだから、振動がダイレクトにわたしのテーブルに伝わってきた。
まだほとんど飲んでいないビールのジョッキが揺れて、中身が派手にこぼれてしまった。
わたしのズボンとサンダルにもビールがかかった。
おいおい、何してくれんだよ。
ゴーゴーバーではありがちなこととはいえ、気分は悪い。
しかも、その日本人客、事態を理解しているだろうに、こっちを一瞥しただけで、一言も謝ろうとしない。
おいおい、一言くらいないものかね。
ほぼお互い日本人とわかっているだろうが、ここは一応、国際的な場所。英語で「Sorry」っていうだけの話だ。それが常識ってものだ。
もしくは、「Are you OK?」とか心配りの一言をかけるだけもいい。
こっちも別にずぶ濡れになったわけじゃない。そう言われたら、「I' m OK.Never mind」と答えておしまい。それだけのこと。なぜ、そんな簡単なことができないんだ。
良識的な人間からみれば非常識な遊びをしているかもしれないが、最低限のマナーってものがあろうに。
わたしの隣には、ママさんらしきおばさんが座っていたが、何もせず。ウェイトレスも動いてくれない。
でも、近くに待機していたダンサーが、ティッシュを持ってきてくれて、ズボンとサンダルを拭いてくれた。
優しいなあ。
その間も、日本人客は一切無視。
でもバツが悪くなったのが、他の空いている席に移動していった。
まあ、直接文句を言えばいいのだが、なるべくならトラブルは避けたいし、穏健に済ませたい。
またこういった手合いにいくら言っても無駄だろう。よけい気分が悪くなるだけだ。
ちっとも楽しい酒にならなかった。
別にバーが悪いわけじゃないが、心証は悪くなった。
ここは、そういった日本人が集まるゴーゴーバーというイメージがついてしまった。
たぶん、二度と入ることはないだろう。
別に派手に遊ぶのが悪いわけでもない。ゴーゴーバーは楽しいところ。どんな遊び方をしようが各人の自由だ。
でも、他の客に明らかに、それも物理的に迷惑をかけたのなら、一言くらい謝れって話。
バービアでも酔ったファランにビールを倒されたことが何度もあるけど、彼らは素直に謝って、こちらが遠慮しているのに、強引にでもビールを奢ってくれるものだ。
もちろん、中にはクレイジーファランもいるけど、彼らは総じてスマートだよ。
いや、人種や国籍なんか関係ない。
と、ぐだぐだ書いてきたが、とりあえず、ビールをこぼしたら謝りましょう。たったそれだけのことです。
最後はやっぱりバービアで
やっぱり、バービアのほうがいいね。
のんびり飲める。
カウンター席ならビールをこぼされる心配もきわめて低い。
ウドンターニーへ出かける前に何度かわたしに部屋にやってきていたスリン嬢が働くバービアへ。
イサーン遠征中にも、頻繁にメッセージが送られてきていた。単なる営業活動ではあるが、悪い気はしない。
もう会うのはいいかなと思っていたが、あの濃厚サービスは忘れられない。
心と体は別物だ。
が、彼女はバービアにいなかった。
そのかわり、同郷の新人バービア嬢がいた。
二人は友達同士だという。
23歳で、子どもひとり。
イサーンのわりには色白で、柔和な顔立ちをしている。
このバービアでは新人だろうけど、過去に経験はたっぷりありそうだ。
これまた熱心な営業攻勢を受ける。
ペイバーしてほしいそうだ。
というか、友達同士で、わたしがすでに友人のほうと何度もブンブンしているのは知っているだろうに。
それでも、おかまいなしに営業攻勢。
ま、ペイバーには決定力が欠けるため、この営業はスルーしておく。
これがパタヤのバービアというものだ。
同じバーで違うバービア嬢、それも友人同士をペイバーしてもいいものかと悩むケースもあるだろう。でも、遠慮するだけバカらしい。
フェーンの間柄認定されないかぎり、まったく問題ない。
しょせんは、カネで繋がったその場限りの関係。
今日は友だちがお金なくて困っているからペイバーしてやってほしいと頼まれることすらある。
こういう関係は後腐れがなくて実に気楽なものだ。
とはいえ、特定の女性から浮気はダメよと束縛されて、「いやあ、女が嫉妬しちゃって、遊びに行けないんだ。大変だよ~」と小指を突き立てながらうそぶくのも、また楽しい。
バタフライに徹するも良し、特定の相手としっぽり過ごすも良し。
ゴーゴーバーで派手に遊ぶも良し、置物と化してドラフトビールをちびちび飲むのも良し。
要するに、好きに遊べばいい。
それがパタヤってもんだ。