イサーン遠征編9
さて、スリン(Surin)の夜遊びである。
昼間のうちに軽く調査はしておいた。
日が暮れてから、夜遊び開始。
ホテルから大通りに出ると、遠くのほうで犬の鳴き声が聞こえた。
やはり、スリンも野犬天国か。
途方に暮れそうになった。
が、犬がいるにはいるけれど、繁華街メインで歩いたせいか、特に危険はなかった。
ついでに、象の街なのに、象は見かけなかった。ブリラムでは象が歩いていたのに。
ブリラムと比べると、スリンはかなり遊びやすいと判明した。
昼と夜の調査結果をここに発表しよう。
MP
スリンには、何軒かMPがある。つまり、お風呂屋さんね。
わたしが訪れたのは2軒。
M.Mマッサージ
メモリアルホテルの裏手にある。
看板が出ているので、すぐにわかるだろう。
駐車場に入っていき、ビルの2階に上がっていく。
えらくローカルな雰囲気だが、WELCOMEと書いてあるので気にしない。
すると、こじんまりとしたMPとなっている。
まあ、田舎のMPですな。
きちんとひな壇はあるし、ソファーに座ってじっくり見学もできる。
コンシアが寄ってきて、営業トーク。
日本人でも大丈夫。でも、さすがにスリンまで来ると、英語の通用度は落ちるだろう。
会話は、基本的にタイ語となります。まあ、価格を聞くくらいなら、別に英語でもいけそう。
タマダー(普通)が、950バーツ。
サイドが、1300バーツ。
タマダーは、極悪レベルです。というか、ただのマッサージかも。
サイドは、わりとマシだった。
両方合わせて、10人くらい
営業時間は、看板によれば、昼12時から夜12時まで。
また、メモリアルホテルにはカフェも併設してあるみたい。
そういえば、駐車場あたりに、それっぽいお姉さんがたむろしていた。
ローズクイーン(ROSE QUEEN)
トンタリンホテル奥にあるMPが、ローズクイーンだ。
トンタリンホテル
昼間訪れた際は、わけもわからず、怪しげな看板の矢印通りに進んだ。
トンタリンホテル敷地右手へ進み、
さらに裏側に廻って進むと、
はい、こちら
怪しさ全開ですな。(一部モザイク入れておいた)
確かにローズクイーンと書いてある。
階段を登った2階がMPとなっている。
が、ここもしょぼい。
値段は聞いたが、忘れてしまった。まったく印象に残っていない。
たぶん、1000から1500くらいだったような。
なお、ローズクイーンへ行くには、こんな大回りする必要はない。
トンタリンホテル正面1階から入っていけばいい。(レセプションは階段を登った2階)
この象さんが目印
すると、宴会場のようなやたらと広いフロアがあって、その横を抜けていくと、MPへ一直線。
国際会議にも使われそうなフロアのすぐ近くにMPがあるなんて、さすがタイランド。大好きだ。
MPはしょぼいけど。
ひょっとしてスリンには他にもMPがあるかもしれないが、期待はできません。
また、トンタリンホテル敷地内に、カラオケらしき店舗があったが、営業はしていなかった。
シリラート通りトンタリンホテル周辺ナイトエリア
スリンの一大歓楽エリアが、トンタリンホテル周辺。
通りで言うと、シリラート通りだ。
ディスコやパブが固まっている。
ディスコについてはまったく不明。
店の名前なんかは、ブリラムのディスコやパブとよく似ている。
外国人が一人で入っても、たぶん楽しめないでしょう。熟練者の方は、がんばって開拓してほしい。
夜は、こんな感じ。
また、シリラート通り沿いにもパブやオープンレストランが並んでいる。
写真は撮っていないが、オープンスタイルの小洒落たバーがあって、そこで飲んでいるお姉さんはとても綺麗だった。あれはバーで働いているのだろうか。
道路沿いに屋台もあって、一人で軽く飯を食うにも適している。
わたしは、クイティアオを食べた。
スープは、ナムトック。
かなり量があったが、これで35バーツ。付け合せの野菜には苦瓜もあって、盛りだくさん。
イサーンの食事はやっぱり安い。
屋台には、若い男女がよく集まっている。
格好のナンパスポットのように見えるが、男連れの女に声をかけるのは少々危険。
バービア
トンタリンホテル横エリア内に数軒のバービアが固まっている。
だいたい3軒くらい。
ファランの溜まり場だ。
1軒は、バー軒レストランみたいな雰囲気。
あとは、外からのぞくと、普通のバービア。
カウンター席とソファーがあって、ビリヤード台も置いてある。
バービア嬢も見かけたが、まあ、おばさんばかりだ。
結局、どのバービアにも入らなかったので、ペイバーの有無などは不明。
ファランがタイ女性と一緒に出てくるのを見かけたが、はたしてバービア嬢かどうかはわからず。
なお、ファラン向けのバー&レストランは、バスターミナル裏手にも数軒ある。
FARANG CONNECTION
OASIS
あと、グリーンマンゴーというバーもあった。
いずれも連れ出しありのバービアというより、ただのバーレストランといった雰囲気だ。
スリンに長期滞在や移住しているファランは、けっこう多いみたい。
たしかにブリラムよりは、過ごしやすいもんなあ。
ローカルカラオケ
トンタリンホテル横エリアに、ローカル向けのカラオケ店が数軒並ぶ。
店頭でドレス姿のカラオケ嬢たちが客引きしている。
少ない店で6,7人、多い店は10人以上いる。
20代前半から中盤くらいがメインだろうか。
レベルは、まあ、パタヤのバービアの平均レベルよりは上でしょう。
外国人でもウェルカムのようだ。けっこう声をかけられた。
せっかくなので、ためしに入ってみる。
あらかじめ、最低限の料金は確認しておいた。
チャージは1時間200バーツ
ビール大瓶95バーツ
一番愛想のよかったカラオケ嬢と店内へ。
ボックス席が5,6個あるだけの小さな店内。
前方にモニターがあって、その横にDJブース。
カラオケといっても、そのDJがパソコンで操作してユーチューブの映像を流すだけ。簡単なものだ。
客はリクエストすれば、自由に歌える。
さて、接客してくれたカラオケ嬢は、22歳。地元スリン出身。
パタヤのバービアにいれば、そこそこ売れっ子でやっていけそうなルックス。とはいえ、ゴーゴーバーの1軍には到底及ばない。1.5軍から2軍の間くらいだろうか。
最初は、わたしだけビールを飲んでいると、すぐにドリンクのおねだりが始まる。
これは予期していたこと。まあ、バービアでもゴーゴーバーでも同じこと。
レディードリンクは、いろいろ種類があるようで、よくわからない。
とりあえず120バーツのソフトドリンク的なものを進呈した。
次に、フードの要求が来た。
しょうがないので、フルーツ盛り合わせで。たぶん150バーツ。
彼女がフルーツの皮を剥いてくれて、食べさせてくれる。
ノーハンドレストラン状態だ。
こちらからのお触りもオッケー。唇同士の触れ合いも熱烈歓迎してくれた。
まあ、次なる追加ドリンクへの布石ならびに、時間延長のための時間稼ぎだろう。
スレているというか、商売熱心な感じだ。
ペイバー可能かどうか聞いてみた。
連れ出しは可能で、3時間の時間制限あり。これでバーファイン850バーツ。
閉店が午前3時だから、深夜0時を回ると、もう店に戻らなくていいようだ。
ブンブンしようと持ちかけてみたが、返事をはぐらかされてしまった。
ディスコに遊びに行くだけなら持ち出しオッケーなのかも。
こりゃあ、何度か通わないと、最後まではヤれそうにないな。
ほどほどのところでチェックビン。
1時間までに切り上げたつもりだったが、お会計は840バーツ。
よくわからん計算だが、それほどボッタクられているわけでもなし、そのままお支払い。
釣りは彼女とボーイへのチップで消えていった。
1時間遊んで1000バーツか。
これなら、パタヤのウォーキングストリートの1軍嬢相手に飲んでいたほうがいいかな。
もしくは、パタヤサードロードにあるラムーのようなラウンジのほうがレベルは高い。
ちなみに、ローカルカラオケ店内の他の客はタイ人の中年男が一人だけ。
カラオケ嬢3人ほど横に付けて、飲めや歌えやと遊んでいた。でも、それほど騒がしくなかったなあ。
コヨーテクラブ
トンタリンホテル横のエリアから、少しだけ北上すると、コヨーテクラブがあった。
BIKINI COYOTEというコヨーテパブ。
Coyoteなのか、Coyotyなのか、はっきりしてほしい。
夜
ローカルカラオケに続いて、勢いでこのコヨーテクラブにも入ってみた。
入り口では門番みたいな男が座っているが、そのまま入っていけばいい。
場内はかなり暗い。
中央にステージがあって、コヨーテが一人だけ踊っている。
店内両脇には、しきりのある個室タイプのソファー席が並ぶ。
暗くてよく見えないが、タイ人男たちが、ダンスをしていないコヨーテと一緒に飲んでいるようだ。
ステージ近くは、丸テーブルがいくつも並ぶ。
わたしがテーブルにつくと、すぐにウェイトレスが寄ってきて、ドリンクのオーダー。
チャンビールの大瓶が100バーツ。キャッシュオンスタイルなので明朗会計。
まあ、高くはない。
他の客はすべてタイ人男ばかり。
集団で入ってきて、ビールないしウイスキーで酒盛り状態。
あまりコヨーテのダンサーを見ようとはしない。
そのコヨーテは、数曲踊ると交代していく。
が、容姿もスタイルも大したレベルではない。
ビキニ着用だが、ウォーキングストリートのゴーゴーバーに慣れた人間には何の刺激もない。
しかも、まわりはちょっと怖そうな若いタイ人ばかり。
待機しているダンサーが営業に来るかと期待していたが、誰も一顧だにしてくれなかった。
ものすごいアウェー感だった。
ここは、地元野郎たちの社交場だ。外様がでしゃばって遊ぶところではない。
ビールを飲み干したところで、すごすごと退散。
レディードリンクの値段や連れ出しの有無などは一切不明。
たぶん、ペイバーできるはずだけど、かなりの高額が予想される。誰か突撃してほしい。
ちょっと打ちのめされた気分。
これにてスリンの夜遊びスポットめぐり終了となった。
スリン夜遊びマップ
スリン街歩きマップに、夜遊びスポットを加えたものとなる。
これさえあれば、スリンで一通り遊べるはず。
スリン夜遊び向けホテル
トンタリンホテルで決まりでしょう。
MPのMMマッサージ以外は、すべてホテルのまわりで完結します。
予算節約なら、駅前のNEW HOTELだろうけど、ちょっと歩くのが面倒。
ちょこちょこ野犬がいますよ。
わたしが泊まったライオンレジデンスから、トンタリンホテル周辺までは徒歩5分くらい。
ここはかなりおすすめです。
ライオンレジデンス宿泊レポートやホテル情報は、こちらの記事から。
⇒スリンってこんなところ。観光、ラックムアン、ホテル情報。
スリン夜遊びまとめ
ブリラムに比べると、スリンははるかに遊べる。
MPはあるし、バービアもある。タイ語が話せなくても、何とかなりそうだ。
ローカルカラオケでは、タイ語必須。コヨーテクラブも同様。
スリンは、小じんまりとしていい雰囲気。
夜の野犬も、ブリラムよりは大人しい。
物価は安いし、のんびりと長期滞在するには向いているのかも。
まあ、でも、わざわざ夜遊びや風俗だけを目的としてスリンを訪れるのは、まったくおすすめできませんけどね。