パタヤ沈没日記14
バンコクの友人はパタヤに2泊して帰っていった。
滞在中は2泊とも同じバービア嬢をペイバー。このバービア嬢とはすっかり打ち解けたようで、近いうちにまたパタヤへ遊びに来ると言っていた。
わたしよりも遥かにタイ語が堪能で、タイ女性とのやり取りも経験豊富なんで、行動が早いこと早いこと。さくっとフェーンのような間柄になってしまう。
それはそれで面倒が増えて大変らしいけど。
ノースパタヤのバスターミナルまで、バイクで送っていってバイバイ。
またすぐにパタヤで再会しましょう。
なお、バスターミナルからパタヤ中心部へバイクで戻るには、ノースパタヤロードとスクンビットの交差点はUターン禁止なので、裏道を迂回すれば合法的にサードロードとノースパタヤロードの交差点に戻れる。ちょっと面倒くさい。
日本の友人は、全部で12泊。まだあと5日くらい残っている。
こちらはだらだら滞在スタイル。
特定の女性とほどほどの距離感でうまくやりつつ、たまにバタフライ。いいですな。
短期滞在なんで、食事は好きなものを好きなだけというスタイル。これまたいいですな。
カラオケ嬢と再会
さて、カラオケ嬢である。
チャン島から戻ってきて3日後にようやく連絡が取れた。
夕方にわたしの部屋へ。
約1週間ぶりだが、特に再会の喜びを交歓することもなく、淡々としたものだ。
この間、どうやって過ごしてきたのか、お互いに詮索することもなし。
ほんと、どうやって生活していたんだろうね、彼女。
ちょっとは生活費をあげていたけれど、それで足りるはずもなく、たぶん仕事もしていない。
まあ、やっぱり余計な詮索は不要。
再会すれば、そのままシャワーを浴びて、ブンブンとなるだけ。
こうして、またもや怠惰な生活が始まった。
買い出しの日々
食事の買い出しはもちろんわたしの役目。
おかず屋で、魚とカレーとご飯を購入。
揚げたプラーニンの甘酢ソース掛けとグリーンカレー
ご飯2人前。
これぜんぶで90バーツ。
別の日は、唐揚げとヤムママータレーを買ってこいとの指令。
唐揚げは、パタヤカンにある評判のフライドチキン屋だ。
ここは本当にうまい。衣がさくさくだし、肉はジューシー。
ヤムママータレーは、ブッカオ常設市場で仕入れてきた。
ヤム=あえること。つまりサラダ。
ママー=インスタント麺
タレー=海。つまりシーフード。
野菜やソーセージなど、入れる具材は細かいオーダーが可能だが、面倒なら「サイトゥックヤン(全部入れて)」でオッケー。
シーフードとはいえ、カニは別もの。通常、タレーと注文すれば、エビとイカ入りとなる。
これで70バーツ。思ったより安い。屋台のヤムタレーは80バーツから100バーツほどのところが多い。
ひたすら辛いが、味はばっちり。イサーン出身のカラオケ嬢ですら、ひーひー言うほど辛かった。
セブンイレブンのサラパオ
サラパオを買ってこいとの指令。
サラパオ?
ああ、中華まんのことか。中身は、豚のミンチ肉。
ちょっと小ぶりだけど、日本の肉まんと大差なしで食べやすい。
マムアンプリアムとメロン
タイでは熟す前の酸っぱいマンゴー(マムアンプリアオ)を食べることが多い。
とにかく酸っぱい。タイ人でも酸っぱいので、唐辛子と砂糖をまぶして食べる。一つの袋に砂糖と唐辛子をぐちゃぐちゃに混ぜてしまい、これでもかと大量に付けて食べる。
酸っぱいやら甘いやら辛いやら、何が何だか口の中が麻痺してしまいそうになる。
どれか一つの味にすればいいのにと思うが、タイ人にはこれが一番のようですな。
わたしは、大人しくメロン(ケンタループ)を食べます。
と、日々の買い出しを命じられつつも、夜は友人に会いに行くという理由でバイバイ。彼女もどこかへ出かけて行く。
で、深夜に彼女と合流して一緒に寝る。
これが典型的なパターン。
もちろん、深夜に帰ってくる予定の彼女が戻ってこないこともある。
深夜2時が3時となり、結局部屋に来るのは翌朝9時とかね。
まあ、このあたりはお約束。
1時間待っても戻ってこなければ、こっちもさっさと寝てしまうのが吉。
真剣に待っていても疲れるだけなんで。
そんなものです。
と、こんな生活が友人帰国まで続く。
特にオチのない記事で申し訳ないが、ほんと、これが現実なもので。
中長期滞在で特定の相手がいるとなれば、こんなもんです。