うまそうな店を求めてパタヤタイのワットチャイ市場裏側のソイを走っていると、ふと目に止まったのが、この看板。
これは、間違いなくトムヤムラーメンだ。
辛そう。
でも、うまそう。
これは食べるしかないです。
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トムヤムクイティアオ
さくっと入店。
壁にメニュー写真が貼っています。
違いがよくわからないが、とりあえず一杯50バーツのようだ。
オーダーは、「ママートムヤム」と告げた。あとは、おまかせだ。
ママーは、タイのインスタント麺のこと。
トムヤムスープには、ママーがよく合う。
今さらながら書き添えておきますが、クイティアオのトムヤムスープ味は、日本人にもおなじみのトムヤムクンとは別物です。
まあ赤いスープで酸っぱ辛い点は同じですが、トムヤムクンに麺が入っているわけではありません。
あくまで、クイティアオのスープの一種ですな。香草系の酸味や匂いは控えめで、基本、辛いです。
調理風景
テーブル
ローカル食堂にしては、わりと店内は清潔なほうかな。
水は無料です。自分でコップに淹れましょう。
ママートムヤム到着が到着
おお、なかなかの迫力だ。どんぶりがでかい。
ちょっとスープの量が少ないのが気がかりだが、それを補ってあまりある具の多さ。
特に、巨大な肉の塊が目を引く。これは豚骨だな。
アップでどん
ほとんど骨ばっかりだけど、スプーンで肉を削ぎ落として食べると、うまい。よく煮込まれている。
スープは、やっぱり辛いが、味はばっちりだ。豚骨ベースにトムヤムフレーバーを加えているわけね。
深みとコクが出ている。何よりパンチ力がある。
トムヤムスープのクイティアオといえば、当ブログでも何度か取り上げているマハーサムットのシーフードトムヤムがある。
関連記事:これはうまい。シーフード満載の海鮮トムヤムスープが絶品のクイティアオ屋。
関連記事:サードロードの絶品シーフードクイティアオ「マハーサムット」ふたたび。
海鮮ベースのトムヤムスープで、ココナッツミルクを加えてかなりマイルドな味わい。
それに比べて、この豚骨トムヤムは、まさに男のトムヤムって感じで、ワイルドだ。獣臭いとまで言うとオーバーだが、迫力が違うね。
どかんと来る辛さもこっちのほうが上。
まあ、あとは好みの問題だが、スープをメインに考えるならマハーサムットのシーフードで、男の麺料理ならここの豚骨トムヤムだ。
豚骨以外の具は、普通の豚肉(ムーシン)、かまぼこ、ルークチン、揚げ。あと、野菜が少々。
麺はママーがよく合う。
たぶんセンレックなどの米麺では、このスープの迫力に負けてしまうような気がする。
このスープには、ママーもしくはバミーがいいだろう。
大量の汗をかきながらも、一気に完食。
大きな骨の固まりだけが残りました。
うまかったなあ。
メニュー写真にはゆで卵がうつっているが、実際には入っていなかったのが少々残念。
スープが少ないのは、最終的にはまったく気にならなかった。
実は、訪れたのが午後4時頃で、閉店時間も午後4時。わたしが最後の客だった。
わたしが食べている間に、閉店準備を進めていた。
勝手な推測では、ゆで卵はすでに品切れで、そのかわりに巨大な豚骨や豚肉をたっぷり入れてくれたのではないかと。
(追記)
デフォルトで豚骨入りの模様。卵はオーダーで追加できる。
ゆで卵は、タイ語で「カイトム」。
豚骨は、おそらくタイ語で「グラドゥックムー」で通じるはず。
ゆで卵を入れて欲しければ、「サイカイ」とでも言えばいい。
営業時間は、午前8時半から午後4時まで。
昼間の炎天下に、がっつり豚骨トムヤムクイティアオをどうぞ。ふき出す汗が気持ちいい。
場所と行き方
場所は、パタヤタイ。ソイでいうならセカンドロードのソイ16。
ワットチャイ市場の裏手あたり。
地図
わかりやすいのは、トゥッコムの裏手へ抜けてから、ソイ16に入る方法。
あとは、ビーチ方面へ進んでいけば、左手に見える。
画像の矢印の店
店の外観(これは閉店後なんで、実際はここに食材が並んでいる)
この幕も目印にどうぞ
このままセカンドロードのソイ16をビーチ方面へ進むと、ウォーキングストリートのソイダイヤモンドの向かい側に出ることができる。一種の抜け道みたいなもので、WSで働いている人もよく通っている。
でもこのあたりは、アラブ人も多いのが不思議。
よくわからないローカルエリアだ。
他にも気になる店があったので、引き続き調査せねば。
(追記)
ソイの名前を勘違いしていました。訂正しておきます。
地区はパタヤタイですが、ソイはセカンドロードのソイ16ですね。
指摘してくださった読者さん、ありがとうございます。
再訪問レポートはこちらから。
⇒ポークリブ満載の無骨な男のトムヤムラーメンふたたび
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