広告

当サイトは広告を利用しています。リンク先を通じて当サイトに収益がもたらされることがあります。

ご飯もの(カオマンガイ・カオカームーなど) グルメレポート

【追記】熱々の土鍋で食べるジョークがうまい。しかもシーフードカオトム味。ジョークプットモー。

投稿日:2016年1月24日 更新日:


ジョークといえば、タイ版のおかゆ。
米粒の形がなくなるまでに煮込んである。
元をたどれば中国由来だろうけど、タイでもポピュラーな食べ物。
昼間はあまり見かけないが、朝早い時間帯や、夜遅くなると、屋台が出没する。

屋台のジョーク
ジョーク

派手にトッピングを加えなければ、1杯30バーツか40バーツほど。
スープは薄味。味付けは、黒醤油や唐辛子や酢を使って自分で整える。

屋台で注文すると、ポリ容器に入れてくれる。食堂でも、せいぜい大きめのお椀に入れるだけ。

が、今回紹介するサードロードにあるジョーク屋は根本的に違う。

ジョークプットモーメニュー (4)

土鍋で煮込んで、熱々で出してくれるのだ。しかもトムヤム味。シーフードもたくさん入っている。
こんなジョーク屋は初めて見た。

広告



ジョークプットモー

店の名前は、ジョークプットモー

プット=開く、open
モー=鍋

店の看板
ジョークプットモー外観 (2)

まさに鍋の蓋を開こうかという瞬間を描いてある。

サードロードでたまたまこの看板を見た時は、チムチュム屋だと思った。タイ語が読めれば一発で判断できるが、あいにくとわたしは読めない。
友人のタイ人に話を聞いてみると、ジョーク屋だという。しかも、つい先日、この店で食べたばかりだという。しかもしかも、アロイだと。

その友人におすすめメニューを聞いてから、いざ夜のジョークプットモーへ。

場所は、サードロードのパタヤカン(セントラルパタヤロード)寄り。
ブッカオやパタヤカン付近に滞在している人なら、徒歩でも訪問可能。

(追記)
ここで紹介しているジョーク屋はすでに閉店している。現在では、看板が残っているものの、ぶっかけ飯屋に鞍替え。
(関連記事:カイトゥン(タイの茶碗蒸し)とぶっかけ飯@元土鍋ジョーク屋

が、サードロードを少し北上して、パタヤカンとの交差点を越えたあたりに系列店があって、こちらは営業を続けている。

Joke venue in north pattaya third road

メニューは一緒。
場所は下の地図を参考にどうぞ。

地図

グーグルマップ上の店名表記は、โจ๊กเปิดหม้อ พัทยากลางสาย3

店の外観
ジョークプットモー外観 (4)

なんといっても、店頭で炭火焼きにしているジョーク土鍋が目を引く。

ジョークプットモーメニュー (5)

これはもう見るからにうまそうだ。
日本人の食欲をかきたてる。

のぼり
ジョークプットモーメニュー (3)

うまそうな見本写真だなあ。右上の写真なんて、土鍋から巨大エビがはみ出しているよ。

中に入ると、これでもかとトッピング用の具材が並んでいる。

ジョークプットモー外観 (1)

あまりにも多すぎて、写真一枚のフレームにはおさまりきらない。

ジョークトッピング (4)

ジョークトッピング (2)

ジョークトッピング (1)

ジョークトッピング (3)

しいたけ、ゆで卵、ピータン、肉系、シーフード系、etc...
青いドラえもんみたいなやつは、ルークチン(つみれ)だそうな。

店内の様子
ジョークプットモー外観 (3)

まだ新しい店舗のようで比較的清潔。
テーブルが10個くらい並んでいる。
時刻は夕方6時過ぎ。客は4組ほど。その後、客足が増えてきたので、もう少し遅くなると、満席の可能性がありそうだ。客層は、ほぼタイ人ばかりだが、タイ人と訪れるファランも見られる。ただ、外国人単独客はさすがに見なかった。

メニューと注文方法

ジョークプットモーテーブル (2)

メニュー兼注文票は、テーブル脇に置いてある。
ペンも置いてあるので、自分で記入するスタイルだ。

ただし、タイ語のみ。
英語表記は一切なし。かなりハードルが高い。

わたしは、事前にタイ人から注文方法を聞いており、店員に直接口頭で伝えた。店員がかわりに記入してくれて、無事に注文完了。

メニュー兼注文票の実物
ジョークプットモーメニュー (6)

まずは、基本となるジョークの種類を選ぶ。
いずれも、15バーツ。
わたしは、トムヤム味を選択した。他の種類の名称は不明。タイ語が読めない人は、誰かに読んでもらってください。

15バーツのジョークだけでも注文可能らしいが、誰もそんなことはしない。
ついで、具材を選んでいくことになる。

はじめからセットメニューも用意されている。

わたしは、89バーツのセッパモンにした。

画像の矢印がしてあるのがセッパモン
ジョークプットモーメニュー (2)

これは、エビやイカや貝が入ったシーフードセットとなる。

メニュー下にずらりと並ぶのが、単品のトッピングメニュー。
まあ、読めませんわね。

ジョークプットモーメニュー (1)

わたしは、溶き卵を入れてほしかったので、「カイガイ(ニワトリの卵)」とオーダーした。
ゆで卵ならばカイトム、ピータンならカイヨーマーとなる。

トッピングのタイ語がわからなければ、直接店員とトッピングが並べてあるコーナーへ行って、指差しで注文すればいいと思う。
一品5バーツから20バーツくらいがメインなんで、好きなものを入れればいいでしょう。高そうなやつだけ、値段を確認しておきましょう。

これにて注文完了。

わたしがオーダーした際のタイ語はこうなる。

ジョーク トムヤム セッパモン トッピング カイガイ

実際はもう少しやり取りがあったが、これで通じるはずだ。
トッピングはタイ語でもトッピング。

まずは、基本ベースとなるジョークの種類を選択。
次にトッピングを決めればいい。

タイ人でも、オーダーの仕方がわからずに、店員によく質問していた。
確かに少々わかりづらい。

ジョークトムヤムセッパモン

10分ほど待って、いよいよ土鍋が到着した。

ジョークトムヤムセッパモン (5)

てっきり蓋付き土鍋かと思っていたが、蓋はついていない。
開ける瞬間に立ち上る湯気を期待していたのだが、少々あてが外れた。
土鍋の醍醐味って、蓋を開けた瞬間だよね。

鍋置きは、一見、中に火種があるかと思いきや、これまた単なる空洞。若干、期待はずれ。

でも、つい数秒前まで炭火にかけられていた土鍋である。まさに熱々。

土鍋ジョークと真正面からご対面。

ジョークトムヤムセッパモン (4)

蒸気とトムヤムの香りが五感を刺激する。

シーフードも見える。

というか、見た目だけだと、ジョークだとは到底思えない。

混ぜ返すと、ようやくご飯が見えてきた。ぐつぐつに煮込まれており、米粒の形がわからなくなっている。
うん、まさにジョークだ。

ジョークトムヤムセッパモン (1)

いただきます。

うへっ

トムヤムの酸味と、スープと米のあまりの熱さに、思わずむせてしまった。
慌てるな。ゆっくり食べよう。

これはおもしろい味だ。
確かにトムヤムスープ。でもジョーク。
このコンビネーションの妙がおもしろい。
そして、おいしい。

ただ、たしかに旨いのだが、個人的にはトムヤムの酸っぱさが前面に出てきていて、ご飯とはあまり合わないような気がした。
いや、充分においしいんだけど、激ウマと称するほどのものではない。

たとえば、当ブログにも何度か登場しているマハーサムットのシーフードトムヤムクイティアオと比べると、あそこまでの感動はない。

トムヤムの酸っぱさを中和させるため、溶き卵をジョーク全体にまぶしてみると、マイルドな味わいになった。
おお、これならけっこうイケるぞ。
卵をトッピングして正解だった。

ジョークトムヤムセッパモン (2)

具材のシーフードは、エビと貝、それにイカが二種類入っている。
シーフードとトムヤムの相性は抜群である。

ご飯と溶き卵とシーフードとトムヤム。
うーん、自分でもジョークを食べている気がしないが、これも立派なジョークだ。

それにしても、量が多い。
何とか完食。
土鍋だけあって、最後までご飯が冷めることなく食べることができた。

ジョークトムヤムセッパモン (3)

いやあ、満足満足。

セッパモンが89バーツ。これはベースとなるジョーク代も込み。
トッピングの卵が10バーツ。
合計99バーツ。

あと、ドリンク代が別途必要。
メニューは壁に貼ってあるが、タイ語のみ。
水、コーラ、ジュースなど一律15バーツ。

わたしは水(ナンパオ)を頼んで、お会計はトータル114バーツとなった。

ジョークにしては、意外と高くついたが、これだけの量と味を堪能できたのだから文句なし。

まとめ

ちょっと珍しい土鍋ジョークの店、ジョークプットモーのご紹介でした。
おすすめです。

ただ、不慣れな外国人には注文しづらいのが難点。
タイ語が話せない外国人がまったく予備知識なく訪れたら、注文は厳しいでしょうね。

繰り返しとなるが、わたしが実際に食べたものと同じものでいいのなら、こう注文しましょう。

ジョーク トムヤム セッパモン トッピング カイガイ

入り口ののぼりにある見本写真を指さしで注文してもいいし、トッピングは現物を指さしでオッケーです。

営業時間は夕方4時から深夜4時まで。
南国パタヤの夜、熱々の土鍋で食べるジョークもいいもんですよ。
ちょっと豪華なジョークを食べたくなったら、サードロードまで足をのばして、ふーふーしてください。

広告

-ご飯もの(カオマンガイ・カオカームーなど), グルメレポート
-,

Copyright© パタヤ千夜一夜 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.