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エアアジアのクレジットアカウント返金の有効期限が2年に延長。運行再開は?

投稿日:2020年5月8日 更新日:

エアアジアがフライトキャンセルに伴う日程変更やクレジットアカウントへの提供について、新しい特別対応を発表した。
5月6日変更として、こっそり3月分のプレスリリースに掲載されている。
おそらく予約者にはメールなどで通知されているだろうから、特に問題はないだろうが。

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エアアジアの日程変更とクレジットアカウント

2020年4月17日以前に完了した予約かつ6月30日までの出発日のすべてのフライトで、日程変更とクレジットアカウントの提供が可能となっている。

エアアジアクレジットアカウント延長スクリーンショット (2)
https://newsroom.airasia.com/news/2020/3/11/covid19-travel-advisory-update-jp

フライトの日程変更は、同ルートにかぎり、2020年10月31日まで希望日のへの変更を何度でも手数料無料で変更できる。

クレジットアカウントへの提供は、予約金額相当分のクレジットをBIGアカウントに付与するというもの。
このクレジットは、返還された日から730日(2年)以内のエアアジアのフライトに利用できる。
以前は利用期限は1年とされていたが、今回の変更措置により2年に延長されたことになる。
もしも、すでにクレジットアカウントへの返還を済ませている場合は、エアアジアに連絡すれば有効期限延長手続きができる。
クレジットはエアアジアのフライトならどれでも利用可能。

より詳しい内容と手続き方法の詳細はエアアジアでホームページで確認を。

日本発バンコク行きエアアジアの再開はいつ?

当初は6月17日の運航再開と発表されていたタイ・エアアジアXの日本・バンコク便。
その後、はっきりとした運行再開日に関するリリースは見当たらない。
そこで、予約画面からチェックしてみる。

成田発は8月1日から予約を受け付けている。

エアアジアクレジットアカウント延長スクリーンショット (3)

関空発も8月1日から。
名古屋発は8月2日から。
福岡と札幌は該当せず。

という結果になった。

あくまで予約画面での話だが、どうやら7月いっぱいは運休となっているもよう。
予約した人にはメールなどで連絡が入っているはず。

お盆休みには運行再開となるかもしれないが、まだはっきりしない。
かりに運行再開となってもタイにすんなり入国できるかは不透明。おそらくは厳しい入国制限が行われる可能性は高いと思う。

私感

当初はフライトキャンセルに伴う措置で現金での全額返金という選択肢もあったはずだが、今回は見当たらない。
おそらく条件次第なのだろうが、基本は日程変更とクレジットアカウントのみになったようだ。

これは勝手な推測だが、大量のフライトキャンセルにともなう返金があり、資金的に苦しくなっていると想像。
現金での返金はやめて、そのかわりクレジットアカウントの利用期限を2年に延長するとしたのかと。
それならば手元の現金はエアアジア側に残ったままとなる。
世界各国でフライトが制限され、航空業界は未曾有の危機にある。
体力のない会社は経営存続が危ぶまれている。
どこも生き残りに必死だ。

エアアジアがアジアの空の旅を飛躍的に自由にしたのは間違いないと思う。とりわけ日本から東南アジアへのLCC路線はエアアジアが切り開いた。
日本からバンコクへ安く飛べるようになったのもエアアジアのおかげだと思っている。
個人的にはすごく応援したい。
今回のフライトキャンセルに伴う返金や日程変更の対応が遅れていて、利用者からは文句が噴出しているようだが、そもそもLCCなんてそんなものだと思って利用すべきだし、今回はあまりに規模が大きすぎるレアケース。時間がかかるのも無理はない。
がんばれエアアジア。

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