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タイ入国情報

タイ入国規制と自己検疫について。タイへ行くべきか否か?

投稿日:2020年3月6日 更新日:

情報が錯綜して混乱するタイ入国規制と滞在制限問題。
日本も対象となっていることもあって、注目度が高い。

3月5日にタイ当局より新たな発表があった。

韓国、中国、マカオ、香港、イタリア、イランを「危険伝染病エリア」と指定。
今回の措置では、日本は含まれていない。

タイ入国規制最新情報

報道によれば、危険伝染病エリアと指定された6つのエリアから到着してタイに入国するタイ人と外国人は、自宅ないしホテルで14日間の自己検疫が必要になるとのこと。
タイ人だけでなく、旅行者も全員が当局に住所や旅行計画を通知して、14日間の自己検疫義務を負う。
違反したものには2万バーツの罰金も科せられる。

実質的に外出不可、観光不可ということになる。

もちろん、空港での検査も行われて、発熱や咳などコロナウイルス感染を疑われる到着者は、そのまま指定の病院へ搬送されて隔離検査されることになる。

ソース:Bangkok Post
ソース:The Nation

今回危険と指定されたエリアに日本は含まれていない。

日本は?

3月3日にアップデートされたタイ疾病管理局のサイト情報では、高リスク国は以下のようになっていた。

タイ保健局スクリーンショット

中国、香港、マカオ、台湾、韓国、日本、シンガポール、イタリア、イラン、フランス、ドイツの11のエリア。

https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/index_more.php

数日前にはタイ保健省の高官が上掲11エリアからの入国には14日間の隔離措置を取るといった文書をフェイスブックに上げたが、すぐに撤回した経緯がある。

台湾、日本、シンガポール、フランス、ドイツが今回の危険伝染病エリアからは外れていることになる。

これまで日本を含めて高リスクに指定された地域からのタイ入国に際しては、検疫強化の対象とはなっていた。
ただし、14日間の自己検疫までは要求されていなかった。

在タイ日本大使館も情報を更新。

以下、引用

新型コロナウィルスに関するお知らせ(3月5日)

一部報道で、タイ保健省が、日本を危険感染症地域に指定、日本からタイへ入国した方について、自宅などで14日間の隔離を義務づける旨発表したと報じられていますが、当館よりタイ保健省及び外務省に確認したところ、現時点では“そのような事実はない”とのことです。
今後、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に関してタイ保健省より発表等があるとのことですので、引き続き、当館のホームページ等を参照の上、最新の情報収集に努めて下さい。
なお、これまでの当館からのメールでもお知らせしているとおり、日本を含めた、国内で感染例が増加している地域からの渡航者及び14日以内にこれらの地域に滞在した渡航者については、検疫強化の対象となっており、さらにタイ保健省は、“タイ入国後14日間の自宅等における症状の観察等の協力を要請しております。”
また、入国時や病院受診時など、必要な場合にはきちんと日本等への渡航歴をご申告いただくようお願いします。

https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_20200305.html

あくまで要請という形だった。

が、今回指定されたエリアからの到着者はすべて自己検疫が必要となる。
実際に措置が開始されるのは、3月6日金曜日からとのこと。

日本は今回の措置からは外れているが、高リスク国の指定が続くかは不明。

(3月6日午後に、タイ保健局のサイト確認したところ、一覧からはなくなっていた。)

タイ保健局スクリーンショット2

いずれにしても、空港到着時でのスクリーニング検査は引き続き実施されるだろう。

発熱や咳などの感染を疑われる症状があれば、エリアに関係なく、病院で検査を受ける必要がでてくる。

実際、ここ数日でも、日本人数人が検査にひっかかり病院へ搬送されている。
その後どうなったかは不明だが、14日間の隔離もありうる。

危険伝染病エリア指定に関係なく、体調不良があれば無理に搭乗することなくキャンセルするか日程変更するべきだと思う。自分自身にも周囲にもリスクはかなり大きい。

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タイへ行くべきか?

が、逆にいえば、体調が良ければ普通に入国しても大丈夫ということにもなる。

実際のタイ到着時の検査と入国状況については、その時になってみないとわからない。
圧倒的大多数の日本人旅行者は問題なく入国できているだろう。
ネット上でも普通に入国できたという報告が目につく。
先日、タイの主要空港の利用者10万人のうち、スクリーニング検査で病院へ搬送されたのが3人である。
確率的にはとんでもなく低い。

でも今日が大丈夫でも明日には大きく変わっている可能性もある。
政府の決定があっても、現場ではそのとおりに運用するとは限らない。
緩いこともあれば変に厳しいこともある。
現状では、おそらくは大丈夫だとしか言えないと思う。

これは個人的な意見だけれど、元気があって多少のスケジュール変更も可能な柔軟性があれば、別にタイに遊びに行けばいいと思っている。

パタヤの状況しかわからないが、パタヤ市内はいたって平穏で、特に混乱はない。
たしかに各種イベントは中止ないし延期が発表された。一部観光施設はクローズとなっている。
でも、ショッピングモールやレストランやバーは通常通り営業。
中国韓国人は激減したものの、他の国からの観光客はみんな普通に出歩いてる。
日本人だからといって変な目で見られたり、避けられたりするようなことはない。少なくともわたしはタイ人からも欧米人からもそんな経験を受けたことは一度もない。

タイ滞在中に熱を出して咳き込むような症状が出たら、回復するまでおとなしくホテルの部屋にこもっているべきだが、体調がいいなら普通に遊べばいいと思う。

ことがことだけに単純な自己責任論だけで片付く問題ではないけれど、タイに行きたいなら行けばいい。
体調管理をしっかりしながら普通に遊んで金を落とす行為も大事。
もちろん、「日本人よ、堂々とタイへ行け!」とか「パタヤは快適で遊びたい放題だぞ!」と煽る気はない。
慎重で節度ある行動が必要だ。タイ現地の人たちに配慮しつつも、普通に行動する。
過度に気にし過ぎるのもよくないと思う。
日本の風潮からすれば、学校も休校でイベントも自粛しているこの時期に海外へ遊びに行くなどなんたる非常識か、という意見が大半を占めるだろうから、海外旅行好きともしても肩身が狭く、判断が難しいところではある。
リスクは必ずつきまとうから、とにかくリスクをおかせないという人は素直に旅行を延期すべし。ついでにリスク回避という点では日本でも外出せずに部屋にこもるべき。
でも、冷静を保ちつつ普段どおりに行動することもとても大事だ。

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