今回の帰国便は、バンコク・ドンムアン空港発関西空港行きのタイライオンエア。
タイライオンエアの出発時刻が午前5時20分。
実に中途半端な時間だ。
パタヤからバンコクに前乗りしてホテルに一泊するにしても夜中にチェックアウトしないといけない。
夕方ころにバスでバンコクへ移動して、ホテルに泊まらず、深夜までナナ付近で時間つぶしすることも考えた。ナナプラザが2時に閉まるはずで、それからタクシーでドンムアン空港に行けばいい。
が、それも面倒になり、結局、パタヤから最終バスでドンムアン空港を目指すことにした。
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目次
パタヤからバスを乗り継ぎスワンナプーム経由でドンムアン空港へ
これは、パタヤからドンムアン空港へバスを乗り継いで行く鉄板ルートであった。
わたしも過去何度となく利用している。
まず、ジョムティエン近くのスワンナプーム空港行きエアポートバスに乗る。
ついで、スワンナプームからはドンムアン空港行きの無料シャトルバスに乗る。
130バーツでパタヤからドンムアン空港へ行けるという格安かつ安全なルートだ。
多少荷物が多くても大丈夫。
最近は、パタヤからドンムアン空港へ直行できるロットゥーを利用することが増えた。
関連記事:パタヤからドンムアン空港へ直行するロットゥー(ミニバン)に乗ってみた
関連記事:ドンムアン空港・パタヤ間の直行ロットゥーについて
荷物が多いと使いづらいし、ロットゥーは運転も荒く何かと怖い。
料金は180バーツと、エアポートバス乗り継ぎより高くなる。
とはいえ、直行でドンムアン空港まで行けるメリットはでかい。
が、ロットゥーの最終は午前7時半か8時。
ドンムアン空港には夜10時台には着くだろう。
となると、さすがに搭乗までの時間を持て余すことになる。
そこで、ジョムティエン発のエアポートバスを利用する。
こちらの最終バスは午後10時だ。
スワンナプームに着くのが午後11時半過ぎと予想。
スワンナプームからドンムアン行きのシャトルバスに12時ころに乗れば午前1時にはドンムアン空港に着くと計算。
さて、実際はどうなったか。
パタヤ発スワンナプーム空港行きエアポートバス
ジョムティエン近くにバス乗り場がある。
実際は、タップラヤー通り沿いにあるのだが、ジョムティエンのバスステーションと呼ばれている。
地図
ソンテウで行くなら、ウォーキングストリート近くの小学校前で待機しているジョムティエン行きソンテウに乗れば10バーツでオッケー。
オフィス内にチケット売り場がある。
時刻表
始発が午前6時半、最終が午後10時。
30分毎の運行は取りやめたようだ。
が、混雑具合にとっては臨時増発便もあると思われる。
料金は130バーツ。
チケットは前売り可能。出発の3日前まで。前売りカウンターは午後8時で締め切りとのこと。
また、現在はネットでオンライン事前予約ができるとのこと。1ヶ月前から。
試しにサイトをのぞいてみた。
エアポートバスを運行しているのは、Roong Reuang Coachというバス会社。
たしかにブッキングできるようになっている。
もちろんスワンナプームからパタヤ行きバスも予約可能。
日時と人数を指定できる。
別途、手数料が25バーツかかる。
混雑しがちなスワンナプーム発パタヤ行きの始発バスの予約は使えそうな気がする。
と、さらに詳しく調査して記事にしようかと思いきや、3月4日時点ではブラウザによるセキュリティ警告が出てアクセスできなくなっていた。
あえて、サイトのURLは貼りません。
airportpattayabusで検索してください。
まあ、そのうち復旧するでしょう。
さて、パタヤ発のチケットを前売りで購入。もちろん最終の午後10時のバスだ。
最終のバスだけに、もしも満席で乗れないとさすがに困る。
とりあえずチケットの確保が優先。昔、始発のバスに乗れず、結局タクシー利用を余儀なくされた経験があって以来、前売りで購入するようにしている。
夜になり、再度バスのりばへ。若干面倒くさいがしょうがない。
このバスは座席指定無し。
好きな席は早いもの勝ち。
バスの乗車率は低くて、せいぜい6割ほど。
ファランばかりだ。
やはり中国と韓国の旅行者が激減しており、この路線も利用者が減っているようだ。
定刻通りに出発。
パタヤ市内も高速道路も空いていて、渋滞なしで進む。
午後11時35分、スワンナプーム空港到着。
4階の出発フロアである。
スワンナプーム発ドンムアン空港行きシャトルバス
次に、ドンムアン空港行きのシャトルバス乗り場へ。
途中、スワンナプーム空港内の様子をチェックしつつ、午後11時49分、シャトルバス乗り場のある2階に降りる。ここは到着フロアとなる。
パタヤからのエアポートバスの降車場所からは意外と距離がある。初めての人は迷うかも。
ビルから外に出ると、シャトルバス乗り場。
何やら新しいモニターができていた。
リアルタイムで現在のバス運行状況が表示されているようだ。
従来からの時刻表
始発が午前5時、最終が午前0時。
最終バスに間に合った。
シャトルバスの乗車には、ドンムアン空港を出発するフライトのEチケットや搭乗券が必要。
紙でなくても、予約が確認できるEメールやPDFを見せればいい。
手にスタンプを押してもらってからバスに乗車する。
席は自由。
大きなスーツケースを置くスペースもある。
さすがにこの時間ともなれば、乗客は少なく、全部で4人だけだった。
もしもシャトルバスの最終に間に合わなかったら?
パタヤ発のエアポートバスが渋滞その他の理由で到着が遅れた場合、シャトルバスの最終に間に合わない可能性がある。
その時は、ローカルバスを利用しましょう。
まず、スワンナプーム空港のメインターミナルビルから無料の巡回バスで、トランスポーテーションセンターへ移動。10分くらい。
トランスポーテーションセンターからは、ドンムアン空港行きのローカルバスが出ている。554番ないし555番だ。
はっきりと断言はできないが、おそらく24時間運行のはず。
料金は34バーツと書いてあるが、実際は35バーツ。
ちょっと遠回りになるが、タクシーを使わずとも、スワンナプームからドンムアンへ移動できる。
あと、スワンナプームとドンムアンを結ぶロットゥーもある。
関連記事:ドンムアンからロットゥーでスワンナプームへ、さらにエアポートバスでパタヤへ移動する方法
この記事内容の逆ルートをたどればスワンナプームからドンムアン空港へ行ける。
が、おそらくは24時間運行ではなさそう。
どうしても時間がない場合は、素直にタクシーを使ったほうがいいと思う。
ドンムアン空港到着
シャトルバスは定刻通りに出発。
夜中だけに道はすごく空いており、すいすいと進む。
午前0時46分、ドンムアン空港に到着。
ドンムアン空港第1ターミナルの出発フロアの8番出入り口付近だ。
中に入ると、国際線のチェックインカウンターとなっている。
まとめ
パタヤからドンムアン空港までの所要時間は2時間46分。
エアポートバスを事前購入しており、無駄な待ち時間はゼロ。シャトルバスもほぼ待ち時間無し。
渋滞もなく、快適な道中。
乗り換えが面倒ではあるが、前売り不可のロットゥーよりも時間の計算はしやすい。
早朝や夜遅くにバスでパタヤからドンムアンに行くのは、このルートが正解かも。
順調の移動できたため、フライト出発まではあと4時間34分。
時間が余ってしまったが、早朝便利用時なんて、こんなもの。
寝坊して乗り遅れるよりよっぽどマシだ。
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