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麺類(クイティアオ・バミーなど) ご飯もの(カオマンガイ・カオカームーなど) グルメレポート

TREE TOWN PATTAYAの新しいカオマンガイ屋はうまい。エッグボムもどうぞ。

投稿日:2017年8月10日 更新日:


ソイブッカオの空き地に誕生したTree Town Pattaya(ツリータウンパタヤ)。

Tree town pattaya (15)

ナイトマーケット化しつつも、やっぱり店舗数が増えなかったり、その一方、ソイスカウビーチへ抜ける道沿いに新しい店舗が増えたり撤退したりと、なにかと変化が激しい。

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ソイスカウビーチへ抜ける道沿いにはたしかに店舗が増えている。なんと、バービアまでできている。
が、今回訪れるのはカオマンガイ食堂。
ここのカオマンガイはうまい。そして謎のEgg Bombなる料理もうまい。クイティアオもうまい。
思わず連日のように通ってしまった。
ソイブッカオ近辺で昼間に食べられるカオマンガイやクイティアオでは、ここがベストかもしれない。

(2018年追記)
その後、残念ながら閉店してしまった。

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ツリータウンのカオマンガイ屋

ソイスカウビーチへの抜け道沿いと書いたが、実際には道から離れている。

抜け道沿いに、のぼりあり。これを目印に。

Tree townのカオマンガイ屋 Khao man gai (12)

植樹してある駐車場みたいな空き地を抜けていって、店舗へ。ちなみに、バイクだと直接乗り込んでいっても大丈夫。

Tree townのカオマンガイ屋 Khao man gai (13)

店構え
Tree townのカオマンガイ屋 Khao man gai (5)

新築同然につき、店内は綺麗。といってもプレハブ建てで、油断しているとハエが寄ってくるのは、そのへんのタイ食堂と同じ。
店名は知らない。まあ、「ツリータウンのカオマンガイ屋」としておきます。

メニュー

壁に写真付きで張り出してある。英語併記。

Tree townのカオマンガイ屋 Khao man gai (6)

カオマンガイ:45バーツ
カオマンガイトート:45バーツ
チキンチョップ:80-100バーツ
白ご飯:10バーツ
グルメチキンヌードル(クイティアオ):40バーツ

ここまではいい。わかりやすい。

でも、Egg BombとEkaehlaってなんだよ。

Ekaehlaはすぐに正体が判明した。これは、ガオラオのことだ。つまり、麺なしの具沢山クイティアオのこと。英語のわかるタイ人に聞いても、Ekaehlaって聞いたことないらしいけど。
問題は、エッグボム。
正解はのちほど。

カオマンガイ

まずは王道のカオマンガイから。

Tree townのカオマンガイ屋 Khao man gai (1)

ご飯と鶏肉がセパレートで盛られている。タイでは少数派だろうけど、元々の海南鶏飯はこんなもの。

皮と脂身の部位がやや多めだが、個人的にはこれくらいの配分が好き。
赤身(モモかムネ)は本当に柔らかい。
ルアット(血のゼリー)は臭みなし。
ナムチムは辛いけど、決してくどい辛さではない。
ご飯は、カオマンガイだけに油を吸い込んでいるけど、これまたくどくない。

Tree townのカオマンガイ屋 Khao man gai (3)

うまいなあ、ここのカオマンガイ。
いきなりパタヤトップ3のカオマンガイ屋にランクインしてもおかしくないレベル。
柔らか赤身部分と皮の部分のコンビネーションが素晴らしい。
皮と脂身が苦手な人はダメかもしれないけど、わたしの好みにはぴったりだった。

Tree townのカオマンガイ屋 Khao man gai (2)

スープは、おそらくクイティアオ用のスープを併用しているのだろう。
一般的なカオマンガイ屋のスープよりもコクがあっておいしい。

ここのカオマンガイはアタリです。

なお、水は無料です。
ペットボトルの水やコーラは別途売ってます。

(2017年11月追記)
少し間を置いて、カオマンガイを再食。

TREE TOWNのカオマンガイ (1)

スープの器、でかっ。

TREE TOWNのカオマンガイ (2)

肉は、やはり皮と脂身が多め。量はちょっと少なくなったような気がしないでもない。
味は落ちていない。ぺろりと完食できた。
45バーツのまま。
ただ、やっぱり客はいない。

エッグボム EGG BOMB ไข่ระเบิด カイラブートって何?

さて、気になるのがEgg Bomb(ไข่ระเบิด)だ。
タマゴ爆弾? ぶっそうな料理名だなあ。
店員に聞いてみたところ、エッグボムとは、カイラブートのこと。カイが卵で、ラブートが爆弾。って、そのまんまやんけ。
で、中身はというと、卵と鶏肉と野菜入りのクイティアオのことだそうな。

せっかくなので、注文してみた。

クイティアオの一種なので、まず麺を選択。今回はバミーで。
あと、スープは濃厚な黒いやつで。ナムトックではなくて、薬膳っぽいやつ。たまに見かけるスープだが、名前は忘れてしまった。
具材でこれこれは入れていいかと聞かれる。たぶん、外国人相手だからかな、鶏の足、血のゼリーなどなど。
よくわからなければ、全部入れで。わたしは鶏の足はパスで、あとは全入れ。

はい、完成。

Tree townのカオマンガイ屋 Khao man gai (7)

何だか、すげえ。
パクチーやら香草がたっぷりだ。
ゴーヤも入っているなあ。
もちろん、ゆで卵も見える。これがないとエッグボムじゃないでしょう。

ほじくりかえすと、煮込まれた鶏肉、冬瓜、さらにルアット(血のゼリー)などなど。
実に具だくさんだ。

Tree townのカオマンガイ屋 Khao man gai (8)

鶏肉は柔らかくておいしい。それに、カオマンガイのスープによく入っている冬瓜、これがうまい。カオマンガイ用とは別のダシが染み込んでいて、まるでおでんの大根のようだ。

スープは真っ黒。
さぞ濃厚かと思いきや、甘みが強めで、意外と飲みやすい。
とはいえ、薬膳風味があるんで、苦手な人はダメかもなあ。
わたしはけっこう好き。
あと、パクチーとハーブの香りがきつい。パクチーが苦手な人は、最初に「マイサイパクチー」と告げておこう。野菜が苦手なら、「マイサイパック」と言えばいいかな。

これは癖になるクイティアオだなあ。
かなり好みがわかれるところなんで、積極的にはおすすめできませんが、一度トライしてみる価値あり。
注文は指差し、もしくは、カイラーブートとどうぞ。

あとで思い出したが、この類のクイティアオは、以前ソイコーパイで食べたクイティアオとよく似ている。付け合せにゴーヤがあるのも同じだ。

Soi Kophai Chicken noodle soup (6)

関連記事:特濃スープのクイティアオガイ@ソイコーパイ

とはいえ、ソイコーパイは遠すぎるんで、TREE TOWNのカオマンガイ屋で充分でしょう。

クイティアオ

エッグボムがクイティアオだとすれば、通常のクイティアオはどうなるのか。
それもナムサイ(透明スープ)のクイティアオも食べてみたい。

というわけで、再々度訪問。
普通のクイティアオも食べてみた。

麺=バミー
スープ=ナムサイ
具材=ガイ(鶏肉)

麺は、米麺のセンミー、センレック、センヤイ、それにママーと揃っている。

はい、こちらが完成品。

Tree townのカオマンガイ屋 Khao man gai (10)

これまた、パクチーやら野菜がいっぱい。ゴーヤも入ってるなあ。
冬瓜は、よく煮込まれていて、ほろほろ状態。いいなあ、これ、好き。
ナムサイ(クリアスープ)は、かなりすっきりした味だ。このままでもいいけど、やっぱりちょっと刺激が足りない。ナンプラーや唐辛子を少しだけ足してやるといいだろう。
おお、断然、うまくなった。

Tree townのカオマンガイ屋 Khao man gai (11)

カオマンガイ用の蒸鶏がたっぷり入っている。これは皮と脂身が少なめ。がっつり鶏肉も堪能できる。
パクチー臭が強いんで、苦手な人は、必ず「マイサイパクチー」と言っておくこと。

具を食べ終わったあとのスープだけでもいける。
大満足のクイティアオです。

まあ、結局、エッグボムとの違いは、ゆで卵が入っているかどうかくらいのような気がする。
むろん実際に食べたものはスープが違うのだが、これは指定可能だし。
でも、せっかくなら、濃厚スープのほうでエッグボムを食べて欲しい。ついでに言うと、鶏の足もいれてもらってください。

地図と営業時間

地図

ソイブッカから入るのが近い。バンコク銀行の角を曲がって、セカンドロード方面へ少し進んで左手にある。
空き地を突っ切って行くこと。
もちろんセカンドロードからも入れる。ソイスカウビーチ(Skaew Beach)を抜けて行って右手だ。

営業時間は、昼12時から午後10時まで。客次第では、9時半には閉店してしまうこともあるとか。タイのローカル店で営業時間なんて、あってなきがごとし。昼間に行けば開いてるでしょう、たぶん。

まとめ

カオマンガイ、エッグボム、クイティアオ。
どれもうまいです。
1品45バーツから50バーツ。お値段は普通。

できれば流行ってほしい。
が、残念ながら客足は悪い。
この通りは、あまりにも知名度が低すぎる。
39バーツステーキのルゥンヤーイはあっという間に撤退してしまったほど。

3日間通って、店内で他に見かけた客はタイ人とファランのカップル一組だけ。
あとは、近所のショップの人が出前を頼んでいたくらい。
本当に客は少ない。
このままだと、ステーキ屋の二の舞い。あっという間に撤退しかねない。

でも、このカオマンガイ屋は潰れてほしくない。
それほど熱心なカオマンガイやクイティアオファンではないわたしでも、またすぐにでもリピートしたくなったほど。
オープンしてからまだ日は浅い。スタートダッシュが肝心。お盆休みにパタヤを訪れる人は是非食べに行って、味が気に入ったらタイ人にも広めてほしい。
いや、カオマンガイもクイティアオも味は間違いないです。

昼間から夕方にソイブッカオ近辺でカオマンガイを食べられる店は意外と少ない。
名無し食堂ソイレンキー入り口屋台とブッカオ常設市場内くらいだろうか。
今のところ、このツリータウン内のカオマンガイ屋がベストだと思う。おすすめです。

(追記)
2018年に閉店済み。残念。

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