サードロードに以前から気になっている店があった。
明らかにムーガタとチムチュムの店のようだ。
ปั่นปั่น หมูกะทะ จิ้มจุ่ม
店名は、パンパンムーガタチムチュムと読むようだ。そのままですな。
パンパンで通じるのだが、声調とイントネーションに注意。理由は、まあパンパンだと別の意味にもなるんでね。
ちょうど食べに行く機会があって、タイ在住の友人ら3人で訪れてみた。
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パンパンムーガタチムチュム
外観
手前は屋外席。屋根もきちんとあるので雨でも濡れる心配なし。喫煙オッケー。
屋内席あり。
扉にはKARAOKEの文字。
店内はエアコンが効いている。
奥にはスクリーンがある。どうやら本当にカラオケもできるみたいだ。
メニュー
ムーガタは食べ放題ではなくて、皿に盛られたタイプ。
ムーガタ:小159バーツ、大209バーツ
チムチュム:小129バーツ、大209バーツ
中国人客が訪れるとは思えないが、なぜかすべて中国語併記だ。
ムーガタは、鍋肉。チムチュムは、泰武士陶火鍋。
日本人には直感的に理解しやすい。
あと、単品のタイ料理やイサーン料理もあり。
でも、カオニャオは置いていないと言われた。
ドリンクメニュー
シンハービール大瓶:100バーツ
チャンビール大瓶:75バーツ
コーラ小瓶:25バーツ
ドリンキングウォーター:20バーツ
バケツ入り氷:20バーツ
まずは、ビールのツマミがわりにコームーヤーンを一皿オーダー。豚の喉肉焼き。
決してまずくはないけれど、肉が細切れのうえ、脂身が多くていまいちかな。酒のアテにはちょうどいいのだが。
チムチュム
メインはチムチュムで。
大サイズをオーダーした。
ステンレス製の鍋と電気コンロを使う。
まあ、土鍋と炭火のほうが風情はあるけれど、調理しやすくて食べやすいのは、こっちのほうだろう。
野菜たっぷり。
豚肉、ホルモン、イカ、エビなど。具材はごく一般的な内容。
かなり独特のスープだ。
一緒に食べたタイ在住歴の長い友人も、このスープは珍しいと言っていた。
使っているハーブが他とは違うのだろう。
スープが喉を通り、香りが鼻から抜けていくときの風味が他のチムチュムとは一線を画している。
この味の違いは、文章ではうまく表現できない。
でもおいしい。くせになる味だ。
そして、ここの豚肉は、そこそこいい肉を使っているようだ。
厚みがあるのに柔らかい。
他店のチムチュムも同様だが、最後に残ったスープが最高にうまい。
追加トッピングで、シメに麺を入れてもいいかもね。もちろん、白飯と生卵を加えて雑炊にしてもいい。
大サイズはそれなりにボリュームがあるけれど、3人で食べるには少し物足りない。でも、二人で食べると、かなりお腹いっぱいになれるだろう。
大サイズでも209バーツなので、二人なら迷わず大サイズにすべし。
チャンビールの大瓶2本、ドリンキングウォーター1本、氷、コームーヤーン一皿、チムチュム大サイズで、合計500バーツ。
安いねえ。
客層は、タイ人ばかり。
ちょこちょこと客がやって来る繁盛店だ。
おそらくバーが閉店する深夜になれば、もっと客が増えると思われる。
タイ人グループの注文は、ムーガタとチムチュムが半分ずつくらい。
タイ人知り合いに聞いたところ、ムーガタの評判は上々だ。
次回機会があれば、ムーガタも食べてみたい。
豚肉がおいしそうだしね。
地図
グーグルマップにもパンパンは登録されているが、位置が微妙にずれているような気がする。
まあ、だいたいこのあたりということで。
サードロード沿い。
ソイブッカオから行くなら、サードロードのソイ13を越えて左折すればいい。
Rコンレジデンス前のクランクコーナー付近から徒歩で5,6分。充分徒歩圏内でしょう。
営業時間は聞いていないが、Google Map情報によれば、夕方5時半から早朝6時まで。
こういった店は終夜営業が基本です。
ソイブッカオ界隈で働いている女性たちなら、パンパンは知っているでしょう。けっこう有名店です。
がっつりチムチュムが食べたくなったら、ぜひどうぞ。
なお、サードロードは遠いなあという人は、ソイブッカオでもチムチュムが食べられます。
ここもそれなりにおいしいですが、パンパンのほうが上ですね。
距離はそれほど離れていないので、できればパンパンまで行くことをおすすめします。
また、パンパンではムーガタとチムチュムの宅配サービスもやっている模様。とにかく動くのが面倒な人は、デリバリーしちゃいましょう。
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