以前、土鍋で食べるトムヤム味のジョーク屋と紹介したジョークプットモー。
サードロードに2店舗あり、記事で紹介した南側の店舗はすでに閉店していまっている。
が、ノースパタヤ寄りの店舗はまだ営業中。土鍋ジョークが食べたい人はそちらへどうぞ。
関連記事:【追記】熱々の土鍋で食べるジョークがうまい。しかもシーフードカオトム味。ジョークプットモー。
(追加情報あり)
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カイトゥンとぶっかけ飯
さて、閉店したジョーク屋は、その後、ぶっかけ飯屋となっている。
外観
店頭にずらりと並ぶ食材たち。
持ち帰りでもイートインでもオッケー。
ローカルタイ人に人気なようでひっきりなしに客が来る。
料理の英語表記もあるけれど、指差しで充分。
食べたいおかずを指さしながら、「ラートカオ(ご飯にぶっかけて)」とでもお願いすればいい。ジェスチャーだけでも問題ないです。
何やらチキンの炒めものらしきおかずをぶっかけもらう。
さらに、カイトゥンを見つけた。
カイトゥンとは、タイの茶碗蒸しのことだ。
奥のテーブルに陣取る。
壁には、ジョーク屋がTV取材を受けたときの垂れ幕がまだ残っている。
ぶっかけ飯屋だけあって、配膳は早い。
席につくなり、もう料理が運ばれてきた。
ぶっかけ飯
少し辛い程度で食べやすい味。鶏肉たっぷり。骨もなくて、これまた食べやすい。
カイトゥン
たぶん手作り。
茶碗じゃなくてプラ容器だが、どうみても茶碗蒸しである。
そして、味も茶碗蒸しそのまんま。
びっくりするほど似ている。
やや日本の茶碗蒸しより調味料の味が濃くて、卵が少し固い。
あとはほんと一緒。
具材は、しいたけとか野菜少々。
これまた日本とほぼ一緒。
カイトゥンには、ひき肉がちょっとだけ入っている。
具材の種類や卵の固さは、店次第かなあ。
日本の茶碗蒸しだって、店や地方によって違うのと同じこと。
日本では茶碗蒸しでご飯を食べることはないだろうけど、タイではこのカイトゥンはご飯のお供になっている。
そのぶん、少し味付けが濃いのかも。
もちろん、箸休め的にそのまま食べても充分おいしい。
油っこいタイ料理に疲れたときは、カイトゥンが食べたくなってくるものだ。
市場やぶっかけ飯屋でもたまに見かけるが、一番簡単なのはセブンイレブンで買うこと。
2種類売っている。
コンビニ製品だけあって、手作りのものより、マイルドで食べやすい。
ここまで似たような味だと、日本料理とかタイ料理とかジャンル分けするのがバカらしくなってくる。
いったい、茶碗蒸しの発祥地はどこなんだろうか。
日本発祥で、それがタイに伝わったのか。それとも中国あたりに似たような料理があって、それが日本とタイのどちらにも伝わったのか。
まあ、そんなことはどうでもいい。
茶碗蒸しが好きな人は、タイでも是非カイトゥンを食べてみてほしい。
微妙に違うけど、ほとんど一緒なんで。
もちろん、辛さゼロ。誰でも食べられます。
ちなみに、ぶっかけ飯とカイトゥンで合計55バーツでした。
たぶん、ぶっかけ飯が30バーツ、カイトゥンが25バーツというところでしょう。35バーツと20バーツかも。
地図
ぶっかけ飯屋は南側、ジョーク屋は北側へどうぞ。
ぶっかけ飯屋は午前中から、ジョーク屋は夕方からとなっている模様。
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