パタヤサードロード沿いにあるソーポン市場には、新しくフードコートがオープンした。
従来の市場ともども手軽で安いローカルフードが盛り沢山なので、最近はよく訪れている。
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今回は、フードマーケットのほうで、豚肉と鴨肉が盛りだくさんの豪華丼を食べてみた。
ムークロップとムーデーンとペットヤーンがうまい。
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ソーポン市場フードコート
中国系アイスクリーム屋のMIXIUがオープンしていた。
パタヤではMIXIUが一気に増殖中だ。ローカルエリアのソイヌンプラブワンにも支店ができているほど。
新しいフードコートのほうは、テナント入居率がまだ5割ほど。空きが目立つ。
その中でも気になったのが、ちょっぴり中華系の赤い看板の店。
店頭の陳列ケースには数種類の肉が吊るされている。どれもうまそうな焼色。
下には鴨肉も置かれている。
肉のせご飯もしくは肉のせバミーの店だな。
たしかに中華料理でもある。
麺メニュー
麺は2種類あり。卵麺かエメラルド色の麺。
ご飯メニュー
肉は、ムーデーン(赤い豚肉、チャーシュー)、ムークロップ(かりかり豚)、ペットヤーン(鴨肉焼き)、それにムーヤーン(味付き豚肉焼き)。
基本は、肉の種類を選んで、ご飯か麺にする。
肉1種類だと、70バーツ。ご飯も麺も同じ価格。
2種盛りで80バーツ、3種盛りで90バーツと具材を増やすたびに10バーツずつ上がっていく。
店員と話をしていると、今は全種類揃っていて、4種盛りもできると言われた。どうやらムーヤーンもあるようだ。
うーん、どれにしようかなあ。
一種だけで70バーツはけっこう高め。
ええい面倒だ。4つとも全部ご飯にのせてくれ。100バーツ。
料理ができるとマーケット内のテーブルまで配膳してもらえる。
水は、売店で10バーツ。
SPHON MARKETのロゴマーク入りの専用ボトルだ。
店にはLINEやGrabフードでのオーダーがたくさん入っているようで、調理に少し時間がかかった。
肉4種盛りご飯
ようやく運ばれてきた肉4種全部のせご飯。
重さのせいでポリ容器がたわむほどだ。
このずっしり感がすごい。
肉でご飯が完全に覆われている。ソースもたっぷりだ。
味変用の袋入りソースも別に用意されている。
スープはバミーナムと同じものかな。
とにかく、肉、肉、肉、肉である。おまけに、中華ソーセージとゆで卵ときゅうりと生ネギとプリック(唐辛子)が2種類も付く。
横から見ると、その盛り具合がよくわかる。
どれから食べていいものやら。
ムークロップはとにかくジューシー。肉が柔らかくて、脂身部分は決してくどくない。絶妙な火の通し方だ。タレはあまりかかっていないが、そのままでも充分おいしい。
あとの3種類の肉は、タレがたっぷりかかっていて、見た目では判別しづらい。
鴨肉、ムーデーン(チャーシュー)、ムーヤーン(焼き豚)のはず。
どれもおいしい。やはりジューシー。
かかっているタレは、一般的なカオムーデーン(チャーシューご飯)やカオナーペット(鴨肉ごはん)で使われている甘ったるさ全快のものではなくて、やや抑え気味。甘さはあるものの、くどくはない。
肉との相性もいい。
緑の唐辛子をたまにかじってやるといい。辛いんだけど、この手の丼ものには口直しにぴったりだ。赤い巨大な唐辛子はちょっと怖い。
ネギもいい。
がつがつ食べていく。
途中でどの肉を食べているのかよくわからなくなるが、全部うまいので問題なし。
後半戦は、袋入りタレで味変する。
こちらは、酸味のある醤油系かなあ。
もともとのタレのほうが好みだけど、これだけの肉の量があると味変するくらいがちょうどいい。
うまいうまいと一気に完食。
きゅうりは嫌いなので残す。唐辛子も残った。
肉の量に比して、ご飯は少なめ。もっとご飯が欲しかったか。
でも満足度は高い。
ご飯もので一皿100バーツは少々高く感じるけれど、この内容なら文句はない。
地図
いちおうGoogleマップに登録されているようだ。
店名は、食材を羅列してあるだけ。ムーヤーン、ムーデーンホンコン、ムークロップ、卵バミー。
第1支店ともなっているので、他に支店があるのかも。
営業時間は、午後5時から午前1時。
ソーポン市場は、従来の屋台群とフードコートの両方で楽しめる。
ナイトマーケットが増殖中のパタヤだが、ローカル価格と質の高さで、ソーポン市場は一番おすすめの屋台群だ。
パタヤ中心部から少し外れるが、パタヤタイのトゥッコムあたりからでも歩いて行ける距離。
ローカルグルメ好きはぜひどうぞ。
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