みんな大好きなタイ国際航空。
タイ旅行リピーター兼タイ航空リピーターという人は多いだろう。
タイと日本を結ぶ路線としては、最大規模の航空会社だ。
地方都市からでもタイに直行できる。LCCより便数が多い。
そんなタイ航空に関する新しいトピックをまとめておく。
燃油サーチャージ値上げ、預け荷物重量変更などなど。
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タイ航空がもっとも改善された航空会社に選ばれる
2025 PAX international Readership Awardsにおいて、タイ航空が「もっとも改善された航空会社」に選出された。
この名誉は客からの信頼と支援の賜物だとして、タイ航空は感謝を述べている。
逆に言えば、前年までのサービスや信用が低かったということだが。
会社更生法手続きをはじめて以来、タイ航空のサービス低下を嘆く声がよく聞こえてきた。
何度か実際に利用したが、たしかにパンデミック前に比べると、細かいところでサービスを低下させて、経費節減に励んでいるのは体感できた。
でもまあ、一度破産した会社なので、それは当然のこと。
これからはさらなるサービス改善に期待していきたい。
タイ航空夏季スケジュール
2025年3月30日から2025年10月25日までの夏季フライトスケジュール。
全部で63路線。
路線によっては一日複数便を飛ばしている。
タイ国内線で一番便数が多いのは、バンコク=プーケットで週63便。
国際線で一番便数が多いのは、バンコク=シンガポールの週35便。
ただし、東京は成田21便と羽田14便を合わせると週35便で、シンガポールに並ぶ。
次いで多いのが香港で週28便、それから、デリーが週22便、ソウル週21便、台北週21便。
日本路線は、成田と羽田と関空と名古屋と札幌と福岡を全部合わせると週70便。
中国本土は全部で週45便、インドは週75便。
計算してみたところ、タイ航空の国際線はインドへ一番飛ばしている。2番目が日本。
人口を考えると、日本との結びつきがやはり強い。
タイ航空のバゲージポリシーが変更
2025年4月1日より、タイ航空の預け荷物規定が一部変更となっている。
一部チケット予約クラスの預け荷物最大重量が減少された。
エコノミークラスの予約クラスKSVWLは、最大重量が25kgから23kgまでとなった。
エコノミークラスでも、予約クラスのYBMHQTは、最大重量が30kgまでオッケーのままだ。
セール運賃の安いクラスだと最大重量が23kgとなる。
また、スターアライアンスのマイレージ特典航空券では、最大重量規定が異なることがある。
たとえば、ユナイテッド航空のマイレージプラスの特典でタイ航空のエコノミークラスのチケットを購入した場合は、最大重量が20kgとなる。
これは各マイレージ特典によって異なる可能性があるため、それぞれで確認を。
タイ航空の燃油サーチャージ値上げ
2025年4月1日発券分より、タイ国際航空の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)が改定されている。
日本=バンコク間の燃油特別付加運賃(片道)
2025年3月31日発券分まで
エコノミークラス 80ドル
ビジネスクラス 80ドル
プレミアムエコノミー 55ドル
エコノミークラス 55ドル
2025年4月1日発券分より
エコノミークラス 100ドル
ビジネスクラス 100ドル
プレミアムエコノミー 70ドル
エコノミークラス 70ドル
最近は据え置きが続いていたが、今回は値上げとなった。
日本からバンコクまでのエコノミークラスの片道で15ドルの値上げだ。往復だと30ドル高くなる。
往復で合計140ドルが燃油サーチャージだけでかかることになった。
円安が少しだけ進んでいるが、1ドル144円。つまり、往復で20160円が燃油サーチャージとなる。実際にはタイ航空が定めるレートで計算される。
なお、ANAもJALも燃油サーチャージを値上げした。
ANAはバンコクまで片道18,900円、往復で37,800円。
JALはバンコクまで片道18,000円、往復で36,000円。
タイ航空のほうがまだまだ安いまま。
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