タイから日本へ帰国する。
ベトジェットのハノイ乗り継ぎ便でタイから日本へ帰国することにした。
スワンナプーム空港発ハノイ経由関空行きだ。
11月は航空券が高くなってきているが、片道総額2万円以下だった。
スワンナプーム空港でもハノイ・ノイバイ空港でも制限エリア内でタバコが吸えた。ハノイ空港ではおいしいベトナムコーヒーも飲んだ。長時間の乗り継ぎがあっても平気だった。
価格を考えるとわりとおすすめの帰国ルートだ。
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ベトジェットのバンコク発ハノイ経由関空行き
日本で急用ができたため、急いで航空券を探した。
タイ・エアアジアXもPEACHも関空行きの直行便は2万円代後半。
中国系の経由便は2万円ちょっと。フルサービスキャリアだけど、預け荷物もないし、別に機内食もいらない。それに中国での乗り継ぎ時間が7時間とか8時間もかかる。しかも乗り継ぎ地は厦門とかだ。中国乗り継ぎでも問題ないことは知っているけれど、今回はパス。
最安値は、ベトジェットのハノイ乗継便だった。
スワンナプーム空港からハノイへ、ハノイでの乗り継ぎ時間は5時間、それから関空へ。
価格は総額で19,520円。11月のハイシーズンで2万円切りは安い。
フライトスケジュール
VJ904
スワンナプーム空港発18:04 ハノイ・ノイバイ空港着20:25
乗り継ぎ時間:5時間15分
VJ938
ハノイ・ノイバイ空港発01:40 関空着07:50
トリップドットコムで予約した。
トリップドットコムのダイヤモンド資格があるので、年2回まで空港VIPラウンジを利用することができる。
今回はハノイのラウンジを無料オプションで付けた。
なお、スワンナプーム空港のラウンジも無料オプション対象だが、ミラクルラウンジではなくてコーラルラウンジとなっている。ミラクルラウンジでは喫煙所併設のラウンジが選べるが、コーラルラウンジはすべて禁煙となっている。
プライオリティパスがあれば、ミラクルラウンジが使える。
スワンナプーム空港チェックイン
トリップドットコムで予約した航空券は、航空券予約番号がすぐに発行されることが多い。
とはいえ、ベトジェットは事前のWEBチェックインはやりづらい。
そもそも今回はハノイ経由の関空行きだ。乗り継ぎ便の搭乗券も発行してもらう必要があり、有人チェックインカウンターで手続きする。
また、座席指定しておらず、チェックイン時にお願いするつもりだった。
さらには、ベトジェットの国際線は、KIOSKによるセルフチェックインに対応していない。かりにセルフチェックイン可能であっても、ハノイからの搭乗券は機械での発行は無理だろう。
よって、カウンターで手続きする必要があった。
注意:ベトジェットとタイ・ベトジェットでは取り扱いが異なる。
ベトジェットはベトナムの航空会社で、タイ・ベトジェットはタイの航空会社だ。同じベトジェットグループなのでホームページやアプリは同じだけど。
ややこしいことに、バンコクとベトナムを結ぶフライトは、ベトジェットもあればタイ・ベトジェットもある。
今回は乗るのはベトジェットだ。バンコクからハノイ、ハノイから関空のどちらもベトジェットとなっている。
タイ・ベトジェットのタイ国内線ではKIOSKによるセルフチェックインが利用可能となっている。
フライトボードを確認すると、ハノイ行きのVJ904便はセルフチェックイン不可で、クラビ行きのVZ344便はセルフチェックイン可となっている。
VJはベトジェット国際線で、VZはタイ・ベトジェット国内線だ。
VJはベトナムの航空会社なのでタイ国内線は運航していない。VZはタイ国内線とタイからの国際線のどちらも運航している。
少々ややこしいが、最初から有人カウンターでチェックインするつもりであれば、特に気にする必要はない。
出発当時。
15時20分、スワンナプーム空港に到着。
ベトジェットのカウンターがオープンするのは出発2時間半前からとのこと。まだ早い。
出発フロアは4階で、外には喫煙所がある。端っこまで歩く。
ここで一服。
ベトジェットのチェックインカウンターはRow W。ほぼ端っこで喫煙スペースからも近い。
列の待ち人数は7,8人。
カウンターがオープンして、すぐに案内された。
最終目的地が大阪であることを告げて、搭乗券は2枚発行してもらう。
座席は窓際を希望し、ちゃんと希望通りになった。むろん追加料金は不要。
預け荷物は無し。いちおう計量されたが、ほぼノーチェック。カバンにベトジェットのタグを巻かれただけ。
今回は一枚の航空券で2区間を発行してある。もしも預け荷物がある場合でも、バゲージスルー扱いとなり、乗継地のハノイでは荷物のピックアップは不要で、最終目的地である関空までそのまま送られることになるはずだ。荷物がある人は必ず確認しておこう。
別々の航空券予約だと一度ハノイで入国して荷物をピックアップして、再度チェックインカウンターで手続きしないといけない可能性が高い。この点も注意。
あと、ベトジェットのTRANSITのステッカーを服の上に貼ってくれといわれた。
まあ活躍する場面はなさそうだったので、上着には貼らずに、下に着ていたシャツに貼っておいた。
カウンターでの手続き所要時間は2,3分。
あっという間に終わった。簡単そのものだ。
搭乗口はこの時点ではまだ決定しておらず、搭乗券には印字されていない。あとで案内板で確認してくれと言われた。サテライトターミナルになるだろうとも言われた。
なお、12月1日からは、スワンナプーム空港国際線においても、生体認証による自動ゲート利用サービスが運用開始となる。
チェックイン時にパスポート情報と搭乗情報と顔写真を登録しておくと、保安検査場入口などのチェックポイントを顔パスで通過できるようになる。フライトによっては顔パス搭乗もできる。
保安検査場もイミグレーションも空いていた。
新しい出国自動化ゲートは待ち時間ゼロで通過できた。
スワンナプーム空港、楽になっている。
まずは、復活した喫煙所を見るためにミラクルビジネスクラスラウンジへ。
喫煙スペースが完全復活していますなあ。
関連記事:スワンナプーム空港メインターミナル制限エリア内の喫煙所が復活
ラウンジでタバコとコーヒーを嗜んでいるうちに搭乗口が決定した。
やはりサテライトターミナルとなった。
ベトジェットはサテライトターミナルだよね。
ちなみに、タイ・エアアジアXはサテライトターミナル率100%だったけれど、すでにドンムアン空港へ移転済み。
サテライトターミナル
ミラクルビジネスクラスラウンジを出てから、サテライトターミナルへ移動する。
ラウンジのすぐ近くにサテライトターミナル行きのシャトル乗り場があるため、ほとんど歩く必要はない。
シャトル乗り場へ降りる。
サテライトターミナルはもう慣れたもの。これが4回目くらいかな。
出発フロアに関しては、設備が拡充されている。
飲食店も増えたと思う。
免税店もたくさんある。
タバコを1カートンを購入。メビウスが890バーツだ。
サテライトターミナルには、一般向けの喫煙所がいくつもある。有料ラウンジに入る必要はない。
しかもトイレはウォシュレット付きだ。
ベトジェットの国際線は、多くがサテライトターミナル出発となるもよう。
全部のフライトではないだろうけど、サテライトターミナルになる可能性が高いとのこと。
タイ航空の日本路線もサテライトターミナル利用が多い。
喫煙所とウォシュレット狙いならば、ベトジェットとタイ航空だ。
ただ、搭乗ゲートがどこになるかは当日直前でないとはっきりしないけれど。
搭乗
ゲートはほぼ一番端っこ。
けっこう歩いた。
18時20分、搭乗開始。
搭乗口のすぐ近くに喫煙所があって、最後の一服も余裕。
さくっと搭乗する。
搭乗ゲートで搭乗券のバーコードをかざすとゲートがオープンする仕組みだ。おそらくは12月1日以降は、生体認証システムが利用できるようになり、搭乗券不要の顔パス通過ができるようになるはず。
一つ下の階へ降りる。
ボーディングブリッジで機内へ。
シートは、単一通路の3-3仕様。
機材は、エアアジアA320SRとなっている。
シートピッチはやや狭めだけど、激狭というほどではない。
拳1個分くらいの余裕はある。
ショートレンジのフライトだし、問題なさそう。
搭乗率は8割くらいかな。まずまず埋まっている。
ラッキーなことに隣の2席は空いたままだ。
ドアがクローズして、3席独占が決定。
19時過ぎ、プッシュバックして、離陸へ向かう。
順番待ちがあり、19時18分、ようやく離陸。
上空から見下ろす夜のスワンナプーム空港が美しい。
離陸後は、3席独占して足を横に伸ばしてリラックス。
素晴らしい。
ハノイ到着
20時45分、ハノイ・ノイバイ空港に着陸。
フライト所要時間は1時間27分だった。
あっという間のフライトだ。快適。
タイとベトナムの間に時差はない。日本との時差は2時間だ。
20時52分、降機。
沖止めのため、タラップを降りてからのバス移動となる。
バスから見る機体。
21時ちょうどにバスはターミナルビルに到着。
なぜか先頭でバスを降りる。
ハノイでの同日乗り継ぎは初めてだけど、まあ問題ないでしょう。
案内板に従って進むだけだ。
(長くなったので後編に続く)
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