タイの一般的料理であるカオカームー。豚の豚足ご飯だ。タイ料理というか中華料理のような気もするが、まあどちらでもいい。
炎天下のパタヤカンソイ12(ソイAR)を走っていると、新しいカオカームー屋台を見つけた。
カオカームー好きとしては見過ごせない。肉のうまいカオカームー屋だった。
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ソイARのカオカームー屋
タイは暑季に入り、パタヤもひたすら暑い毎日が続く。
日差しが強烈だ、日中は外でまともに行動できないレベル。
パタヤカンソイ12(通称ソイAR)のアーデンホテル向かい側にあるセブンイレブンの駐車場に、新しい屋台が出ている。
日差し直撃のため、日よけ全開で店の中が見えない。
でも、あのイラストはカオカームー屋に違いない。
中国語で、猪脚飯。まさにカオカームー。
何度も書いているが、中国語で豚のことは猪と呼ぶ。豚は猪を家畜化したもので、生物学的にはほぼ同じ。
おばさんが一人で切り盛りする店だ。
ここ1ヶ月くらいで新しくオープンしたはず。
それにしても暑いなあ。
まずはテントの中に入って、日を避ける。
イートインのテーブルもあるが、日差しが入り込んでいる。
メニュー。英語表記もある。
カオカームーのほかに、バミーもあるようだ。豚足入り汁なし中華麺って感じかな。70バーツ。
カオカームーは種類あり。
基本のカオカームーが50バーツ。
豚肉の部位を指定できる。メニューにきちんと記載があるのはちょっとめずらしい。
赤身、皮、赤身と皮、赤身と腸(?)がいずれも50バーツ。
全部入りで60バーツ。
とはいえ、普通に50バーツのカオカームーを頼めば各種部位が入ったものが出てくる。
今回は、普通のカオカームーに煮卵を加えてもらう。
煮卵をトッピングすると15バーツ。
ローカル食堂や屋台では卵追加で10バーツが基本だったが、15バーツの店も出てきている。カオカームーの煮卵を作る手間を考えると、まあわからないでもないけれど、ローカル飯屋で卵15バーツか。物価上昇がきついなあ。
おばさんは、鍋から肉のかたまりを取り出して、調理。
まさにかたまりと呼ぶべき肉の大きさだ。
ざくざく切り刻む。
昼飯は食べたあとだし、この暑い中でイートインはきつい。
カオカームーは部屋に持ち帰る。
カオカームー50バーツ+煮卵15バーツで、65バーツ。270円くらい。
カオカームー
カオカームーを持ち帰りにすると、本体のほかに、たっぷりのナムチム(タレ)とスープを別の袋に入れてもらえる。カオマンガイも同じパターン。スープは熱々なので注意。
ちょっと時間を置いてから、カオカームーをいただく。
肉、野菜、漬物、そしてオプションの煮卵だ。
てかてかと脂で光る豚肉がうまそう。
ちょっと見づらいけれど、豚足といえばのゼラチン質の部位もちゃんと入っている。
タレをかけて完成。
うん、おいしい。
やはり、肉厚たっぷりの豚肉が一番いける。
カオカームー屋でここまで分厚くもしっかりしていて、それでいて柔らかい豚足は少数派かも。
ゼラチン部位もとろけそう。
カオカームーには、煮卵が欠かせない。よく合うんだわ。
カオカームーは八角を使って煮込んであるため、この独特の匂いと風味が苦手な人もいるだろう。
まあ好き嫌いなのでしょうがいなけれど、個人的には特に気にならない。
柔らかい肉と香辛料の香りと煮玉子があればそれでオッケーだ。
今回のカオカームーは味は良し。肉質良し。
でも残念ながら、御飯の量に対して肉の量が少ない。
最後はご飯が余ってしまった。
もうちょっと肉が多ければ、リピートしたいのだが。
地図
セントラルパタヤロード通りからソイ12に入っていく。これがソイAR。
しばらく進み三叉路で左手へ。するとセブンイレブンの駐車場にカオカームー屋がある。
向かい側は日本人に有名なアーデンホテルだ。
関連記事:パタヤの日本人向けホテル対決、ホテルアンバー対アーデンホテル&レジデンス
日本人向けのホテルとしてはパタヤ最強と断言できる施設だ。
アーデンに宿泊しているなら、目の前のセブンイレブンは利用するはず。
セブンイレブンのついでに、カオカームーも利用すればいいかなと。アーデンから徒歩30秒くらいなんで。
カオカームー屋の営業時間は聞いていないが、おそらくは昼前から夜まで。
昼過ぎか夕方に利用するのがよさそう。
味はいいけれど、遠くからわざわざ訪問するほどではないかな。
この界隈のホテルに宿泊しているか、他の用事のついでに立ち寄るのなら価値はあると思う。
しっかりした身の豚足はうまいです。
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