パタヤ市では、夜間のパタヤビーチを使用禁止にすることを検討中だという。
深夜のビーチで、酒盛りをするなどの騒音問題が増加しており、それに対処するために、夜間のビーチ営業時間を指定する必要があるそうだ。
広告
パタヤビーチの騒音問題
このところ、夜中のビーチ観光客が、宴会したり、大音量で音楽を流したり、ポイ捨てするなどといった苦情が急増中だという。
また、パタヤ市が行っている早朝のビーチ清掃のために、朝まで遊んでいる観光客にビーチからの退去を求めると、観光客が拒否し、問題が拡大。ビーチにはゴミが散乱する状態となってしまう。
平日は客が少ないものの、週末になると客が増加し、深夜までお祭り騒ぎが続く。
パタヤ市では、この問題に対処するため、ビーチの使用時間を制限すべきか議論を進めているという。
ビーチの管理はパタヤ市の担当だ。
また、このエリアにある娯楽施設の騒音問題の管理も行う必要がある。騒音を抑えるために、防音設備を設置するよう事業者に勧告しているとのこと。
(NNTより)
たしかに、夜のパタヤビーチ上に人が増えている。
多くはローカルタイ人観光客で、数人のグループでゴザを敷いて、まったり宴会しているという感じだ。
中には酒が進み、大騒ぎするグループも出ている。
さらにはスピーカーを持ち込んで大音量で音楽を流してもいる。
昔から夜のパタヤビーチ上での宴会はごく普通だったが、このところは度が過ぎているということらしい。
パタヤビーチでは花火の販売は禁止されており、パタヤ市当局は花火の行商人を取り締まっている。
また、ゴザの貸出なども不可で、これも取り締まりの対象だ。
他にも、ビーチロード沿いでの屋台の出店も取り締まり。
以前はあまり出ていなかったが、このところ、ウォーキングストリート近くのビーチロードの車道上で多くの屋台が出ているのを見かけるようになった。
それもビーチロードの店側ではなくて、ビーチ側で屋台が出ている。
ジョムティエンビーチでは、パタヤビーチとは比べ物にならないほどの屋台が出没していて、これも当局の取り締まりの対象となっている。ただイタチごっこの状況だ。
少し前はナ・ジョムティエンのビーチ上に多くの業者が勝手に店を出していて、これはさすがに完全撤去させられた。
パタヤビーチ沿いにはオープンスタイルのミュージックバーやクラブがいくつもある。
生バンド演奏をオープンエリアでするものだから、たしかにうるさい。
ソイ7やソイ8あたりのホテルに泊まると、近所のバーからの生バンド演奏が深夜3時くらいまで続いて、まったく眠れないことなんて当たり前。
まあ、そういうエリアだと割り切って、パタヤビーチ付近に滞在しないといけないのだが。
それにしても、もし本当にパタヤビーチ夜間禁止令が出ると、パンデミックのロックダウンを思い出すなあ。
あの頃は、夜間禁止どころか、終日ビーチ利用禁止だった。ロープが貼られて中に入ることすらできなかった。
勝手な予測だが、今回のパタヤビーチ夜間利用禁止はたぶん実施しないと思う。さすがに無理がある。
販売業者への取り締まり強化だけで済ませてほしいところ。
夜のパタヤビーチにゴザを敷いてまったり過ごすのは、パタヤ滞在の楽しみ方の一つだ。
広告