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タイ陸路国境

タイのRoute12が拡張、ベトナムからミャンマーまでの東西経済回廊

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タイ中部と東北部を横断する形で走るRoute12(12号線)の拡大工事が終了したとタイ政府が発表した。
12号線は、東のベトナムから西のミャンマーまでを結ぶ東西経済回廊の一部を担う。
タイ国内では、ムクダハンからタークまでが12号線となる。
東西経済回廊の全長は1,530kmで、このうち12号線は793km。
拡張を終えた区間は、カラシンとムクダハンの間の115.6km。4車線の高速道路となった。
東西経済回廊によって、国境貿易が少なくとも50%増加するとタイ財務省は発表。
特にムクダハンの経済特別区に利益をもたらすと見られている。

参照:Bangkok Post

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ダナンからモーラミャインまでの東西経済回廊ルート

東西経済回廊は、ミャンマーのモーラミャインとベトナムのダナンを結ぶ4カ国横断ルートとなっている。

グーグルマップでのルート

ここでは、ダナンからモーラミャインまで1,390kmとなっている。
所要時間は22時間18分。(道路事情により時間は変化)

ダナン出発でモーラミャインに至るルートを見てみる。
ダナンからはフエを経由してベトナムを横断し、次にラオスへ入る。
ラオスも横断し、サワンナケートからムクダハンへとタイに入る。
ムクダハンからは、カラシン、コンケーン、チャイヤプーン、ペチャブン、ピッサヌローク、スコータイを通り、ターク県のメーソートへ。
メーソートから国境を越えてミャンマーのミャワディへ入る。
最後にミャンマーを横断して、モーラミャインに到達する。

物流ルートとしてはよさそうだが、一般的なアジア周遊旅行者的にはあまりメジャーなルートではないと思う。
でもちょっとおもしろいかも。

ベトナムはダナンとフエを楽しむ。
ラオス内はサワンナケートまでは何もなさそう。
タイ内は、コンケーンやスコータイやピッサヌロークがあるため、そこそこ大きな街や観光地を通過する。

国境越えは、ベトナムからラオス、ラオスからタイは問題ないだろう。
おそらくはダナンやフエからは、ラオス行きの国際バスが出ていると思う。
ラオスのサワンナケートからタイのムクダハンへは国際バスが運行。
タイ国内はいくらでもバスがある。

タイ=ミャンマー国境はようやく開放されたばかり。

有名なメーサイ=タチレク国境もオープンした。

メーソート=ミャワディのタイ・ミャンマー友好橋はちょっと問題あり。
国境は再開されている。
ただ、先日もミャワディで戦闘があり、一時期国境が閉鎖されていた。

また、最新の報道では、ミャンマー側の2つの街で中国投資家グループが違法に開発を行っており、ミャンマー政府が電力の供給がストップしたという話だ。カジノや娯楽施設などに多額の違法投資を行っているとのこと。
ミャンマー側にはタイの電力公社PEAも電力を送っているが、これもストップした。

とはいえ、メーソートとミャワディを結ぶ友好橋国境検問所は現在オープンしており、旅行者と貨物トラックの通行は可能とのことだ。

あとは、日本人など第3国に旅行者が国境を通過できたとしても、ミャンマー国内で自由に移動できるかは別。
ミャワディからモーラミャインまで行けるかどうかはわからない。

アジア周遊ルートを考えるときにはいつもミャンマーがネックとなる。
東西経済回廊をバスで全線走破するのはちょっとむずかしいかも。
拡張された12号線は体験してみたい。
近々イサーン方面へ行く予定もあるので、12号線も計画に入れてみようと思う。

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