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各国開国情報

日本-ベトナム-タイのマスク着用事情 空港・機内・電車・街中

投稿日:

先日、日本からベトナムを経由してタイまで移動した。
ちょうど日本のマスク着用個人の判断化前後のタイミングで日本一時帰国していた。
日本、ベトナム、タイのそれぞれの街中、公共交通機関、空港、機内のマスク着用状況を肌で感じることができた。
結論から言っておくと、アジアではまだマスクは終わらない。
でも気にする必要もない。自由だ。

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日本

日本では2023年3月13日よりマスク着用は個人の判断となった。
個人の判断化となっても大きな変化がなかったことは、日本人はみんな承知。
外を歩いている人のマスク着用率が少しだけ下がった程度だろうか
9割だったりところが8割にといった具合。

電車・バス

電車内のマスク着用率は9割超え。市バスも9割超え。
関空行きのリムジンバス内は外国人も多いこともあり、7割から8割程度。
外国人の中には、乗車前はノーマスクだが乗車時にマスク着用する人もいた。

関西空港内

ワクチン着用率はやはり7割から8割程度だろうか。
外国人でもマスクをしている人は多い。
日本人にかぎれば9割くらいかも。
空港で働くスタッフはほぼ100%マスク着用だ。

関空発ホーチミン行きフライト機内

搭乗したのは、ベトジェット。
日系の航空会社でもマスク着用は任意となっている。
ベトジェットは以前からマスク着用を特に求めていはいなかった。
ただ、昨年7月時点のマスク着用率は95%くらい。ほぼ全員がしていた。

今回の乗客のマスク着用利率は8割ほど。
乗客の大半はベトナム人で、次に日本人。
搭乗時にはマスクを着けている人がほとんどだろうか。フライト中はマスクを外すひともいる。

クルーは全員マスク着用だ。

ベトナム

ホーチミンには、2022年6月と7月に訪問している。
その頃のマスク着用率はかなり高かった。
ローカルベトナム人のほぼ全員マスク着用といっていいレベルだった。日本と変わらない。
昨年7月時点ではマスク着用義務があったようだが、詳しい法的措置はわからない。その後着用義務は解除されているはずだ。

空港内

今回、ホーチミン・タンソンニャット国際空港は、到着と出発で2回利用した。

空港利用者のマスク着用率は7割ほど。
欧米人を中心にマスクをしない外国人が目立つ。アジア系の人はほぼマスク着用といった感じだ。
空港スタッフは全員マスク着用。
イミグレーション職員もマスク着用だ。
到着フロアで出迎えに来ているベトナム人のマスク着用率は3割から4割くらい。昨年に比べるとかなり下がっている。

バス

空港とホーチミン市内を結ぶバスを2度利用。
乗客のマスク率は半分以下だ。
空港から市内へ向かうバスの車掌はノーマスクだった。
昨年7月時点では、マスク無しの公共交通機関は不可で、マスクをしていないと車掌から直接怒られた。
今はすごくゆるい。

ホーチミン市内

街中のマスク着用率は大きく減少。
とりわけ観光客の多いブイビエン通り界隈では、マスク着用率が低い。

ローカルベトナム人でも2割ほどか。
外国人観光客はほぼマスクをしていない。
ホテルスタッフは半々といったところ。
コンビニ店員は全員マスク着用していたように思う。

バイクに乗っている人のほとんどはマスク着用。
これは感染対策ではなく、排ガス対策だろう。
ホーチミンのバイクの数はすごいんで。

ホーチミンからバンコクへのフライト

ベトジェットでホーチミンからバンコクへのフライト。

関空からホーチミンへのフライトに比べると、マスク着用率が下がる。それでも7割くらいはありそう。
フライト搭乗時にマスク着用を始める人もいる。

タイ

タイでは、2022年6月末にマスク着用義務は解除されている。
日本とは違い、タイでは罰則規定ありのマスク着用義務が課されていた。
違反すると罰金。非常事態令違反ともなると懲役刑だ。
どこまでいっても義務ではなかった日本とは大きく事情が異なる。
が、マスク着用義務が解除されても、タイのマスク着用率が大きく下がることはなかった。
特に公共交通機関でのマスク着用率は高い。

スワンナプーム空港

到着でしか利用していないが、空港内のマスク着用率はまずまず高い。
欧米、インド系はマスクをしていない人が多い。
タイ人やアジア系旅行者はマスク着用者が多いまま。
雑多な雰囲気なのでマスク着用率は判然としないが、まあ概ね半数の人はマスク着用。
空港スタッフはほぼ全員マスク着用だ。

バンコク市内

今回はバンコク、ナナとアソークのスクンビット通りエリアしか滞在していない。

ナナでいうならば、屋外を歩く人のマスク着用率は5%くらいだろうか。圧倒的に少ない。
屋台を出している人もあまりマスクをしていない。
歩いている外国人観光客のほとんどはノーマスク。

コンビニ店員はほぼ全員マスク着用だ。

バイクに乗っている人のマスク着用率は、ホーチミンほどではないが、けっこう高い。排ガスとPM2.5対策だろう。
これはパンデミック前と変わらない。

ナナ界隈を見ていると、ノーマスクが当たり前。
この界隈だけなら、タイでマスクは終わったと感じてしまう。

電車

ノーマスクのナナ付近から、BTSナナ駅に上がり、車内に入ると景色が一変する。
BTS車内でのマスク着用率は日本の変わらないレベルだ。9割。
一部の欧米人旅行者がつけていない程度。
外ではマスク非着用で、ホームでも未着用。でも、車内に乗り込む際に着用する人は見かけた。
ローカルにかぎれば、電車内では日本以上のマスク着用率かもしれない。

バンコクからパタヤ行きバス

エカマイバスターミナルからパタヤ行きのバスに乗る。
以前はマスク着用の看板やポスターが貼ってあったが、今は見当たらない。
BTSに比べると、マスク着用率は大きく減少。
バスは外国人利用者が多いせいだろうけど、マスク着用率は5割から6割程度。
車掌はマスク着用だ。

パタヤ

最後にパタヤ。
パタヤは昨年後半時点で、もうマスクは終了といった雰囲気になっていた。
個人的にもこの半年くらいはパタヤでマスクをしたことがない。
昨年までは、ノーマスクでコンビニに入ろうとするファランに店員が大声で注意したり切れたりすることが多かったが、今は何もない。
街中の観光客はほぼノーマスクだ。
誰も何も言わない。
ローカルタイ人のマスク着用率もぐっと下がった。街中を歩くタイ人の2割くらいかも。

パタヤ中心部でいうならば、ノーマスクが当たり前。外国人観光客もタイ人もマスクを着けていない。ナナ周辺と同じ。

パタヤでも、コンビニやショッピングモール内の店員はいまだにマスクを着用している。
また、バイクのライダーのマスク着用も多い。ホーチミンやバンコクほどではないけれど。

どこでもマスク着用は自由

日本、ベトナム、タイの3カ国のマスク着用状況を見てきた。
日本とバンコクはほぼ同じだ。マスク着用率は高い。
バンコクの外国人観光客だらけのナナエリアは別にしても、一般エリアと電車内のマスク着用率は極めて高いままだ。ほんと、日本と変わらない。

ホーチミンのブイビエン、タイではパタヤやプーケットなど、外国人観光客向けの街はほぼノーマスク状態となっている。
でもそれ以外はまだマスク。

マスクなんてしているのは世界で日本だけで、欧米では誰もしていないとか言う日本人をよく見かけるが、まったくの見当違い。アジアではまだまだマスク着用は続いている。

それでも、ホーチミンのマスク率は大きく下がった。
日本もバンコクも徐々に、本当に徐々に下がっていくだろう。でもまだまだ時間がかかる。

とまあ、いろいろ見てきたのだが、実際はもうどうでもいい。
日本だろうがタイだろうが、マスク着用は好きにすればいいだけのこと。
空港内や機内でもマスク着用は個人の自由だ。日本発でもベトナム発でもタイ発でも一緒。
マスクをしたければすればいいし、したくなければしないでいい。必要があると感じたら着用すればいいし、必要がないと判断したら着用しなくてもいい。
自分で決める。ただそれだけ。

マスク着用が極めて高いバンコクのBTS車内でも別にマスクをしていなくても、何も言われないし、変な目で見られることはない。
ただ、BTS車内のタイ人の雰囲気を見ると、これはマスクしておこうという気にはなる。
バンコクで電車に乗るタイ人の多数はマスクを望んでいる。外国から来た身としては、地元の人への配慮とリスペクトが必要だと思う。自由も大事だが、配慮も大事。

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