広告

当サイトは広告を利用しています。リンク先を通じて当サイトに収益がもたらされることがあります。

2023年2月タイ北部旅行

メーサイのウォーキングストリート、ミャンマーを眺めながらカオソーイを

投稿日:

タイ北部旅行シリーズ。
チェンライからロットゥーとソンテウを乗り継いでメーサイの国境までやって来た。

前回⇒チェンライバスターミナルからメーサイへ

メーサイ国境付近の状況を見て回る。
メーサイに来るのは2012年以来、約11年ぶりとなる。

広告



国境ゲート

ソンテウを下車すると、タイとミャンマーを結ぶメーサイ国境検問所が目の前にある。

これは2023年2月中旬のこと。
この時点では、まだ国境検問所のゲートは閉ざされたままだった。

誰もゲートをくぐり、ミャンマーへの橋を渡ることができなかった。

が、メーサイ訪問の数日後の2月20日に国境検問所のゲートがついにオープンした。
タッチの差で国境を渡りそこねた。

関連記事:メーサイ・タチレク陸路国境がついにオープン

もし国境を越えてタチレクエリアに日帰り旅行する場合は、イミグレーションでパスポートを預ける形となる。
メーサイにかぎらず、タイ・ミャンマー陸路国境超えは、まだまだ不安定な状況だと思われるので、事前にきちんと情報収集しておきましょう。

ああ、それにしても、国境の橋は渡りたかったなあ。
タチレクってどうなってるんだろうか。

メーサイのウォーキングストリート

メーサイは国境の街。
国境の街といえば、物流が盛んで、市場が開かれているのが常だ。
メーサイにも市場がある。

タイ最北端のモニュメント付近には、お土産屋が多い。

Tシャツが150バーツと言われた。

他では120バーツで売っていたけど。

イミグレーション脇の道を入っていくと、ずらりと商店が並ぶ。

さらには、屋根付きのアーケード商店街もある。

その名も、Sai Lom Joy Walking Streetだ。
メーサイにもあったか、ウォーキングストリート。

ウォーキングストリート内は、少々寂しい。

商店はほぼオープンしているものの、とにかく人通りが少ない。
まあ、この時点ではまだ国境が再開されておらず、人の往来が少ないのもしょうがない。

ウォーキングストリートは途中で分岐しており、さらに店が続く。

やっぱり活気はないけれど。

売っているものは、衣料品や工芸品など。食料品は乾き物が多い。

メーサイではあちこちで天津甘栗を売っていた。

名物なんかね。ほんとうに甘栗屋が多かった。

工芸品は、お土産によさそうだが、邪魔にもなりそう。

沈没地としてのメーサイ

ウォーキングストリートを抜けると、ゲストハウスやレストランなどのエリアとなる。

ここまで来ると、ほとんど誰も歩いていない。

ちょっと新しそうなゲストハウスがあった。1泊350バーツ。

かつては、このあたりの川沿いゲストハウスがバックパッカーや沈没組から人気だった。日本人も多く沈没していたという。
昔の『旅行人ノート』や『アジアの沈没地』といったガイドブックにはゲストハウス情報が多く掲載されていたものだ。

1990年代後半の話である。
安いバンガローに滞在する日本人沈没者が多かった。
有名なのが、メーサイプラザゲストハウス。1泊60バーツからとなっていた。
20年以上前とはいえ、凄まじい安さ。
そりゃ沈没するわな。

が、今では外国人旅行者の姿はほぼいない。
今でも健在のゲストハウスがどれだけあるのだろうか。

なんだか寂しい。

ミャンマーとの国境である川はどうなっているのか。

川に降りれそうな一角に入ってみる。

有刺鉄線と竹槍でガードされていた。

ちょっと物騒だが、実際には誰も降りていけそうな雰囲気。
ほんの数メールだけ川を渡れば、向こう岸は別の国だ。

気になったので調べてみたが、かつてはタイ国境を旅行する貧乏バックパッカーの定番だった『旅行人ノート メコンの国』は2007年が最後のアップデートだったみたい。

もはやアジア国境の地での沈没なんて過去の昔なのか。
これまたちょっと寂しい。

国境上でカオソーイを

腹がへった。
そろそろ飯にしよう。

ウォーキングストリート内にも数軒食堂があったが、国境ゲート付近に戻る。
一軒の食堂が気になっていたからだ。

本当に国境沿いにある。ミャンマーへ渡る橋のふもとだ。

川のすぐ上にテーブルとイスが並べられ、対岸を眺めながら食事できる作りになっている。

なかなかよさげだ。

ぶっかけ飯やカオムーデーンといった定番料理もあったが、ここはやっぱりカオソーイでしょう。

この旅で2食目のカオソーイである。
というか、今朝チェンライで食べてきたばかりだが、気にしない。

具だくさんの特盛カオソーイだ。

乾燥麺は太いタイプ。これはちょっと珍しいかも。
鶏肉たっぷり。
麺もたっぷり。
漬物もたっぷり。
唐辛子も乗せられていて、辛さもたっぷり。
スープ自体が辛めだ。カレー風味は抑えめ。チェンライやチェンマイのカオソーイとはまたちょっと違う。ミャンマー式なのかもしれない。

とにかくボリュームがすごい。
これで並盛り、50バーツ。

ミャンマーを眺めながら、山盛りのカオソーイを食べる。

ほんのすぐ先にミャンマーがあるのに入国できないもどかしさよ。

橋の下はこんな感じだ。

カオソーイはうまい。
腹一杯になった。

しばし、国境を流れる川の流れを見やる。
いい雰囲気だよなあ。
かつてメーサイ沈没していた人たちの気持ちがちょっとわかる。

この食堂はおすすめ。
カオソーイは大盛りで安いし、景観もいい。

店主らしき人の話をちょっと聞いていたが、パンデミック前はもっと客が多かったそうだ。
それなのに3年間も国境が閉ざされている。商売上がったりだ。タイは開国しているのに、なんでメーサイはだめなんだ、さっぱりわかんねえと怒っていた。
この数日後にオープンするわけだけど、すぐには客は戻らないだろうし。
国境の商売人は大変そうだ。

中華寺院とカフェ

国境ゲートを離れる。

中華寺院みたいなところがあり、この周辺にも商店や屋台が多い。

店だらけ。
屋台は、天津甘栗売りとナッツ類売りが多い。

さっきのウォーキングストリートよりも中華寺院付近のほうが人出があって、にぎやか。
おそらくはタイ人観光客なんだと思う。
中華系の人もそれなりに多いのだが、中国からの旅行者ではないはずだ。
外国人観光客はほとんど戻っていない。数組ほどファランを見かけただけ。
国境オープン後ににぎわいに期待したい。

いろいろ歩きまわり、疲れた。ここいらで一休み。
タイ北部といえば、コーヒー豆も有名だ。

メーサイにもカフェが多い。

ちょっと小洒落たカフェで一息つく。
店員が若い女性でなかなかかわいい。

コーヒーもおいしい。
なんかいいなあ、メーサイ。

こんなところで沈没するのもアリかもしれない。
今回は日帰り旅行だ。
当初は1泊くらいしようかと思っていたが、国境がオープンしていないとのことで、チェンライからの日帰りに切り替えた。
次回、メーサイに来る際は最低でも1泊はしておこうと思う。

さて、メーサイではあとひとつだけどうしても見ておきたい場所がある。
11年前には訪れていない場所だ。
次回はその伝説の場所へ。

広告

-2023年2月タイ北部旅行

Copyright© パタヤ千夜一夜 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.