ホーチミン再び旅行記シリーズ3回目。
前回はレタントンの日本人街を訪れた。
前回⇒レタントン通りの日本人街は想像以上に日本で、アオザイマッサージは魅惑的だった
ベンタイン市場を出発して歩いて日本人街まで行き、また歩いて戻ってきた。
直線距離だと往復で2キロちょっとだが、いろいろ探索したので3キロ以上は歩いているはず。
暑いホーチミンだ。けっこう疲れる。
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濃厚ベトナムコーヒー
ずっと何も飲んでいなかったので、ホテルに戻る前にカフェに立ち寄る。
ベンタイン市場近くにあるカフェへ。
DUNG'Sという店名。
CAFE DA(ICED COFFEE)にしてみる。25Kドンなので、150円くらい。
量は少なめのブラックコーヒーだ。
これが強烈な濃厚さ。
ストローで少量飲んでみたが、乾いた喉が刺激され、思わずむせかえってしまうほどだった。
強烈だな。
でもうまい。
いや、強烈すぎる。
さすがに一気に飲むものではない。
ミルク入りコーヒーのほうがいいかも。
半分ほど残して、ホテルに持ち帰った。
バインミー
宿で一休みすると時刻は夜9時過ぎ。
遊びに行くにはちょうどいい時間帯。
ベンタイン市場近くのホテルから歩いてブイビエン通りへ向かう。
歩いて10分ちょっとの道のり。
相変わらずバイクが多い。
ブイビエンウォーキングストリートへ入る前に、バインミーを買っておく。
ベトナム訪問の目的の半分くらいはコーヒーとバインミーにあると言ってもいい。
よくわからないミンチ肉を網焼きにしているバインミー屋台があった。
じゃあ、その肉入れてとオーダー。ついでに卵もトッピング。
ささっと調理するおばさん。
バゲットも温めてくれて、完成。
たしか30,000ドン。約180円。
バインミーを持ったままブイビエンウォーキングストリートへ突入する。
ブイビエン・ウォーキングストリート
20日ぶりに訪れたブイビエンウォーキングストリートだ。
あっさりと戻ってきてしまった。
ウォーキングストリート前の道路を行き交うバイクが多いこと。
バイクを避けつつゲートへ。
やっぱり光量がすごい。
中に入ると、圧倒的な光の奔流がおそってくる。
そして、爆音の洪水だ。
さらには人とバイクが行き交う。
光と音と人とバイクが前から後ろから横から上から押し寄せてきて、もう何がなんだか。
20日前よりも観光客が増えている印象だ。
それでもまあ一度体験してしまうと、ある程度慣れてしまう。
とりあえず一通り見て回ったところで、てきとうに路上ビール屋に座る。
今回はビアサイゴンスペシャルを飲んでみよう。
3万ドンなので180円ほど。
2万ドンのビアサイゴンよりもやや濃厚で深みのある味。
これはけっこういける。
持ち込んだバインミーを食べる。
このバインミー、ソースなのか肉なのか薬草なのか、かなり癖のある味。
鼻の奥につんと匂いが残る感じで、嫌いではないけれど、ちょっと苦手。
独特の匂い以外は美味しいんで、鼻に匂いが来る前にビールで流し込むことにした。
すべての臭いものはビールで消毒だ。おらおらー。
気づけば、サイゴンスペシャル2本目。
ああ、なんかいい感じに酔ってきた。
アルコール度数は見ていないが、意外と高いのかも。
バービア
もう一度、ウォーキングストリートをふらふら。
どんどん人が増えてくるなあ。
奥に方に進むと、パタヤでいうところのバービアがある。ガーズルバーとも言える。
女性が飲む相手をしてくれるバーだ。
ちょっとだけ日本語が話せるベトナム人女性もいる。
強引に手を引っ張ってくる。ベトナムは勧誘が激しい。
客のビールが、69,000ドン(414円)
レディドリンクが、119,000ドン(700円)
路上飲み屋では3万ドンだったので、2倍以上の価格設定だ。
まあホステス付きのバーなので高くなるのは当然。さっきの店はおばちゃんが呼び込みしているだけだし。
パタヤのバービアだと、瓶ビールが70バーツから80バーツほど。もっと安い店もあるし、高い店もあるがだいたいこんなところ。ざっくり300円。
レディドリンクは、150バーツから170バーツほどで、ざっくり600円。
うん、ブイビエン・ウォーキングストリートではパタヤのバービアよりも高い。
が、パタヤ・ウォーキングストリート内のバーと比較すると、ほぼ同じとも言える。
日本語がちょっと話せるブイビエンバービア嬢は、20代前半かな。ルックスはいまいち。
他に数人いたが日本語は駄目そう。
レベルもいまいち。
ここはスルーで。
ブイビエン通りから路地に入ったところにバービアが固まっている。
が、きれいどころかと思いきやレディボーイだったりと、これまた厳しい。
ファランたちはこういったバービアに集まって飲んでいた。
ブイビエンウォーキングストリート本通り内のバーやクラブでは、アジア系客が圧倒的に多い。あとはアラブ系。ファランは若いバックパッカーたちだ。
逆に路地に入ったバービアではちょっと年配の沈没ファラン系が飲んでいるという印象。
まあ、パタヤと一緒か。
ブイビエンのウォーキングストリートとパタヤのウォーキングストリートだけを比較すると、現時点で盛り上がっているのは、断然ブイビエンだ。
光と音楽と人の往来の熱量が全然違う。
でもブイビエン界隈のバービアと、パタヤのバービアを比較すると、今度は一気に逆転する。パタヤのバービアは数が桁違いだ。
ブイビエンが10軒だとすると、パタヤはそれこそ数百軒ある。数え切れない。
というか、この手のバーの数ではパタヤを越える場所は、少なくともアジアにはない。
というわけで、ブイビエンウォーキングストリートでもバービア遊びはできるけれど、楽しいのはパタヤのほう。
ブイビエンウォーキングストリートはその熱量に酔いしれる場所かもしれない。
時間が遅くなると、テーブルがどんどんと通りの中ほどまで進出していく。
通りの両側の店が中央へ向けてテーブルを広げていくものだから、歩行者がすれ違うのがやっという状況になってしまう。
そんな中を、数は激減しているもののバイクが通り抜けようとするものだからカオスに。
いやあ、すごい熱気だわ。
パタヤは完全に負けている。
これが今のホーチミンの勢いである。
マッサージ屋
さて、ブイビエンウォーキングストリートにはマッサージ屋も多い。
こんなチラシを渡された。
ベトナムマッサージ60分250,000ドン(約1,500円)
フルボディ70分300,000ドン(約1,800円)
フルボディ30分200,000ドン(約1,200円)
レタントンのアオザイマッサージ屋より安い。
ブイビエン通りの脇道というか路地の奥にマッサージ屋が固まっていて、もう少し安いらしい。
物欲しそうな顔したおっさん旅行者にはそっち方面のお誘いが来る。
オールで150万ドンとか吹っかけてくるケースもあるが、だいたい100万ドンあたりが言い値だろう。6,000円ほど。ドル払いで50ドルか。
もっと安くできそうけど、よくわからない。
マッサージだけなら断然パタヤのほうが安い。
タイマッサージが1時間150バーツだとして、600円もしない。パタヤのウォーキングストリート近くだと1時間200バーツが相場なのでそれでも800円以下。
ブイビエンの半額だ。
なお、ベンタイン市場近くにもマッサージ屋がいくつかあった。
お約束の追加オプション付きでのお誘いだ。
オールコミコミで100万ドンの提示だった。6,000円。
パタヤだとソイハニーのマッサージ屋でトータル1,200バーツなんで、4,500円ほど。
やっぱりパタヤのほうが安い。
とまあパタヤとブイビエンばかり比較してもしょうがない。
それぞれ違う良さがあろう。
ブイビエンウォーキングストリートの雰囲気を堪能したところでホテルに戻る。
歩いて10分とはいえ、ちょっと面倒くさい。
コンビニに行くと、コアラのマーチが2万ドン。120円。
タイだと20バーツで80円弱。タイが安い。
まあ、コーヒーとサンドイッチについては、ベトナムの圧勝だけどね。
最後にコンビニでアイスを購入。
日本ではめったに食べないけれど、旅先の南国で夜遊びしたあとはついつい食べたくなる。
こうしてホーチミンの夜は終了。
1泊2日のホーチミン旅は早くも終わりを迎える。明日はバンコクへ。
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