2022年6月末のこと、タイから日本へ帰国する際にホーチミンで乗り継ぐフライトを利用した。
バンコクからホーチミン、ホーチミンから関空はそれぞれ別のフライトとなる。
せっかくなので、ベトナムに入国してホーチミンに1泊することにした。
15年ぶりのベトナム旅行だ。
というわけで、今回からベトナム旅行編を開始する。
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ベトジェットエアでバンコクからホーチミンへ
ベトジェットエアのVJ802便で、タイ・バンコクからベトナム・ホーチミンへ向かう。
スワンナプーム空港出発予定が11時30分だ。ホーチミン到着予定は13時となっている。
スワンナプーム空港のチェックインカウンターに着いたのが、9時14分。
出発の2時間16分前だ。
現在国際線出発の際には3時間前の空港到着が推奨されているが、ベトジェットエアに関しては特に問題なし。
列には15人くらい並んでいたが、カウンターが3つあり、さくさく進む。
チェックイン必要書類
チェックイン時に必要なものはパスポート。
ワクチン接種証明書や陰性証明書や医療保険加入書などは一切求められなかった。
事前に軽く情報収集したところ、ワクチン接種証明書も陰性証明書も不要なことはわかっていた。
が、気になっていたのが医療保険加入についてだ。
在ベトナム日本大使館では以下のような記載があった。
「観光目的での入国に際しては,越観光文化省からの指示により,新型コロナウイルスの治療費をカバーするため最低10,000USD以上の保険加入が要件とされています。」
が、実際には何も求められなかった。あくまで推奨レベルのものらしい。
ベトナム滞在後はどこに行くのか聞かれて、日本に帰国すると返事。フライト予約書を見せてくれと言われる。
同じベトジェットエアでも自動的に予約が表示されるわけではないらしい。
フライトは、Trip.comで予約していた。日本語で送信されてきた予約確認書をPDFでスマホに保存。その画面を開いて提示する。予約番号の記載があるため、日本語でも問題なかった。
どうやら、ノービザでベトナムに入国する際には、ベトナムを出国する航空券が求められるらしい。
ベトナムから陸路で隣国のカンボジアなどへ行く予定ならどうなるのだろうか。最終的に日本に帰国する航空券があればいいような気もするが詳細不明。
もし日本からベトナムへ片道航空券で入国する人は事前に航空会社に確認しておいたほうがいいかもしれない。
多少の疑問は残るものの、チェックイン自体は拍子抜けするほど簡単に完了。
搭乗
さくさくっとタイ出国を済ませて、制限エリア内へ。
ゲートはF1。
かなり奥のほうにある。というか最果てだ。
不便な場所だがLCCだけにしょうがない。
ベトジェットエアの機体はすでに到着済みだった。
11時3分、ボーディングブリッジを渡って搭乗。
シート配列は3×3列シート。
席はLCCとしては充分なピッチがあると思う。
窮屈さは感じなかった。
窓側の席で、隣2席は無人。
ラッキー。
搭乗率は5割から6割ほどだろうか。
大半がベトナム人で、次にタイ人。あとファランが少々。
窓の外には、ベトジェットエアのウイングとその向こうにタイスマイル航空の機体。
11時46分、離陸。
ホーチミンへの短いフライトが始まった。
ホーチミン到着
12時51分、眼下にうねりくねった川が見える。
なんとなくベトナムっぽい雰囲気だ。
13時6分、ホーチミンのタンソンニャット国際空港に着陸。
タイとベトナムの間には時差はない。
日本との時差は2時間だ。
フライト所要時間は、1時間20分。
日本でいえば国内線感覚である。
早い。あっという間に到着した。
機体はは沖止め。
13時19分、降機して移動バスに乗り込む。
ここで5分ほど待機。さらに途中でも待機があった。
13時32分、ターミナルビル到着。
少し歩けば、すぐにイミグレーションだった。
ベトナム入国
パスポートコントロールは各列15人から20人ほど並んでいる。
まずまず多い。
どうやら日本からの到着したフライトと時間帯がかぶっているようで、他にも多くの日本人旅行者が並んでいた。
のちほどバゲージクレーム画面を見てみると、13時9分に成田発のベトジェットエアVJ823便が到着していた。
成田発のベトジェットエア便を利用する人は、ほぼ同じタイムラインで入国することになる。参考までに。
パスポートコントロールの進み具合を見ていると、日本人はさくっと入国審査を終えているが、国籍によってはかなり時間がかかっている。
紙の書類を提示している人も多い、日本人は何も持っていない。
さて、入国審査の番がまわってきた。
提示するのはパスポートと搭乗券のみ。
あとは一切不要。
いわゆる出入国カードもワクチン接種証明書も陰性証明書も保険加入書もなにも要らない。
短期観光目的ならばビザも不要。15日滞在スタンプを押してもらえる。
質問もなかった。
本当にパスポートだけで入国できた。
拍子抜けするほど簡単。
パンデミック前と同じ状態だ。
楽でいいなあ。
13時58分、パスポートコントロールを抜けて、バゲージクレームへ。
預け荷物はないため、そのまま税関へ。
大きな荷物だけをX線に通すように言われた。でもろくにチェックしていない。
14時2分、到着ロビーへ。
降機から到着ロビーまでの所要時間は43分。
バスの待ち時間がけっこう長く、また入国審査の待ち時間がそれなりにあったが、43分でやって来られた。
これにて無事にベトナム入国。
まとめ
タイからベトナムへはあっという間。
ベトナム入国は本当に簡単だった。
必要書類はパスポートのみ。
タイは7月1日からパスポートとワクチン接種証明書だけで入国できるようになったが、ベトナムはワクチン接種証明書すら不要だ。
本当にパスポート一つで入国できる。
完全に元に戻ったという印象だ。
ベトナム、いいかも。
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