タイではPCR検査代が下がってきている。それも公的保健機関での検査だ。
パタヤのナックルアにあるPattayarak Health Unitでは、1500バーツから900バーツに下がった。
バンコクでは保健省管轄機関が500バーツでPCR検査を提供するようになった。
自主的に受けるPCR検査代としてはおそらく最安値だろう。
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バンコクの500バーツPCR検査場
CCSA資料で発表され、タイ政府広報も英語で情報を伝えている。公式情報だ。
タイ保健省のThe Division of Tuberculosis(適切な訳は不明だが、とりあえず結核担当課としておく)にてRT-PCR検査とATK検査サービスを実施している。
Real-Time RT-PCR検査が、検査結果報告書付きで、500バーツ。5月1日から提供開始。
ATK検査は検査結果レポート付きで100バーツ。これは5月31日まで。
いずれも破格の安さといえる。
営業時間は、月曜日から金曜日(祝日のぞく)、午前9時から11時半。
1日150人まで限定。(追記:6月時点では50人までとなっている)
事前登録が必須となっている。
⇒https://dtbthairc.com/covid2/index_en.php
予約は英語に対応している。
外国人も利用可能だ。パスポート番号入力欄もある。
検査結果判明までの所要時間は不明。
受け取りは、現場での手渡しか、Eメールで受信可能。
おそらくだが、翌日の受け取りとなりそうだ。
検査結果報告書の書式は不明。
パスポート番号や生年月日の事前登録があるので、おそらくは記載されるはずだ。
これで、英語表記もなされていれば、海外渡航用の陰性証明書としても使えるような気がする。
日本が求める陰性証明書は、必ずしも日本政府が提供しているフォーマットを使う必要はない。
以下のような条件を満たしていれば独自フォーマットでも可能。
ラボ検査結果レポートにすべて記載してあればいい。
検査方法はRT-PCR法でクリアだし、検体採取方法もいわゆる鼻ぐりぐりもしくは喉ぐりぐりなはずなので問題ないだろう。
だが、Fit-to-Fly証明書発行とはうたっていないため、事前に確認しておいたほうがいい。
もし日本帰国のための陰性証明書と利用できるのならば、ぶっちぎりの最安値となる。
場所は、バンコクの結核担当課の1階。
地図
地図を見るかぎり、アジアティークから1kmほどの場所。
バンコクの地理には明るくないため、これがどういう立地かはよくわからない。
バンコク在住者の人は現地へ行ってみてほしい。
ちなみに、グーグルマップに掲載された写真をみるかぎり、建物内ではなくて敷地内のテントを設営して検査場としているようだ。
また、先月までは1,000バーツだったもよう。
ナックルアのPattayarakでは、やはり祝日は休業。結果は現地受け取りのみのようだ。
バンコクの結核担当課検査場では、結果のEメール受け取りが可能。
ただ、金曜日に検査を受けて、土曜日が休業であっても、検査結果がメールで送られくるかは不明。
民間のクリニックや病院と違い、こういった公立の検査施設は日曜日や祝日が間に挟まると厄介。
日本帰国用陰性証明書で確実性を求めるなら、日本語対応もできるようなバンコク中心部の病院やクリニックで検査を。
パタヤにもPCR検査場はある。
関連記事:バンコクとパタヤ 日本帰国用陰性証明書取得PCR検査場まとめ
まとめ
バンコクで自主的にPCR検査を受けるなら今回紹介した保健省結核課が最安値だろう。
もし本当に日本帰国用PCR検査陰性証明書として通用するならば、かなりの費用節約となる。
バンコクでは現在1,500バーツが最安値っぽい。パタヤでは900バーツだ。
まだ、帰国用陰性証明書として使えるとの情報は上がってきておらず、まったく保証はできない。
PCR検査代が500バーツなのは確かだが、陰性証明書として使うつもりがある人は必ず事前確認のほどを。
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