本日のCCSA本会議にて、4月1日からの新しい入国規則が決議された、
最大の規則緩和は、出発前の陰性証明書が不要となることだ。
ワクチン非接種者への強制隔離は5日に短縮される。
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出発前72時間の陰性証明書が不要に
CCSA本会議後の会見にて、各種決定事項が報告された。
Test&Goとサンドボックスでのタイ入国では、出発前72時間以内のPCR検査による陰性証明書の提示を不要とする。
外務省が担当する英語版CCSA会見では、具体的な開始日は言及せず、できるだけ早く詳細を発表するとのことだ。
タイ語会見では4月1日開始と述べている。
外務省は慎重な言いまわしにとどめているが、4月1日開始は決定事項だ。
Test&Go入国でのその他の要件に変更なし。
医療保険の保証額を最低1万ドルに減額するという話が出ていたが、これは2万ドルのままとする。(いずれ減額する可能性が高いが、とりあえず継続とのこと)
事前の陰性証明書は不要となるが、タイ到着初日のPCR検査と滞在5日目のセルフATK検査は継続する。
これまでどおりに、SHA Extra Plusホテル、空港送迎、PCR検査、ATKキットがセットになったパッケージプランの予約が必要だ。
タイランドパスも継続。
出発前の陰性証明書はタイランドパス申請には無関係のため、タイランドパス申請の必要書類には変更がないことになる。
サンドボックスでのエリア内滞在日数は5日間に短縮する。
エリア内で5日間過ごしたのち、タイ国内をどこでも自由に移動できるようになる。
(Test&Goがあるため、よほど特殊な事情がないかぎり、サンドボックスを利用する意味はない。Test&Goでは、到着初日の検査で陰性であれば、すぐにタイ国内の移動は完全に自由)
強制隔離は5日間に
タイ入国には3種類の制度がある。
Test&Go、サンドボックスは隔離なし入国制度だ。
あと一つが強制隔離ありの入国となる。ワクチン非接種者は、Test&Goとサンドボックスを利用できず、強制隔離ありで入国するしかない。
現在の強制隔離期間は、ワクチン非接種者は10日間となっている。(ワクチン接種済みであれば7日間だが、Test&Goが利用できるため、わざわざ強制隔離を選択する人は稀)
4月1日からは、強制隔離期間を5日間に短縮する。ワクチン非接種者でも5日間だ。
隔離入国でも出発前72時間以内の陰性証明書は不要とするとのこと。
入国ポイント増加
4月1日より、サトゥンの陸路国境がオープンする。
現在は、ノンカイ、ウドンタニ、ソンクラー。ここにサトゥンも加わる。
Test&Goを利用して隔離なしで陸路国境を越えて入国できるようになる。
海路入国では、現在、プーケットとチョンブリの港が利用可能となっている。
4月1日より、スラタニーの港が利用可能となり、海外からヨットで直接入国できるようになる。
空路での入国は、ハジャイ空港が追加される。
現行では、スワンナプーム、ドンムアン、プーケット、クラビ、サムイ、チェンマイ、ウタパオが利用可能となっている。
海外からのハジャイ行きフライトがあれば、ハジャイでのタイ入国ができる。
まとめ
まずは速報まで。変更点があれば追記もしくは新しい記事で対応します。
CCSA会見英語版で言及されたように、詳細は追って発表される。
また最終的には官報掲載をもって正式決定となる。
4月1日からは出発前72時間以内の陰性証明書は不要となることは決定事項。
日本で英文付きの海外渡航用PCR検査証明書を取得するのは費用がかかる。これがなくなるのは大きな進展だ。金銭的にも精神的にもかなり楽になる。
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