タイ国内情勢

タイ非常事態宣言延長、ソンクラーン水かけ禁止、娯楽施設閉鎖、店内飲酒23時まで

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本日タイのプラユット首相を議長とするCCSA本会議が開催され、今後の規制措置について議論された。
4月のソンクラーン期間中の規制内容、ゾーニングの変更、店内飲酒などについて、CCSA会見での発表をもとに紹介していく。

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非常事態宣言延長

非常事態宣言は2ヶ月延長される。
現行は3月31日までの期限となっているが、5月31日まで延長となる。

もはやお約束の非常事態宣言の延長。
何度目かは忘れた。
もう誰も気にしていない。

ゾーニング変更

本日3月18日より、感染状況に応じた各県のゾーニングが変更となる。

ダークレッドゾーン:0県⇒0県
レッドゾーン:0県⇒0県
オレンジゾーン:44県⇒20県
イエローゾーン:25県⇒47県
ブルーゾーン:8県⇒10県

新しいゾーン分け

ブルーゾーン(観光パイロットエリア、サンドボックスエリア)は、チェンマイとペチャブリーが追加となった。
厳密にはこれまで県内一部エリアのみがブルーゾーンに指定されていたものが、県全体がブルーゾーンに指定された。
チェンマイからは要請が出ていたので、そのまま認められた形だ。

ゾーンごとに定めらた規制内容はこれまで通りで特に変更点はない。

ブルーゾーンとイエローゾーンではレストラン店内での飲酒が可能だ。店内飲酒ありでの営業時間は午後11時まで認められる。
業界からは店内飲酒営業時間の延長が要請されていたが、延長は認められず、午後11時までのまま。

娯楽施設は閉鎖継続

バーやパブ、MPなどの娯楽施設は引き続き閉鎖となる。再開は認められない。
娯楽施設の再開許可は、より慎重に検討する必要があるとCCSA。

バーやパブはレストランとして認可を受ければ営業が可能となっている。
ただし、閉店は午後11時のままだ。

ソンクラーンの水かけ禁止

ソンクラーン期間中の感染リスクを減らすための規制措置が決定された。

・「ロットナムダムフア」といった水かけと伝統的な活動は、COVID Free Setting措置に沿って行うことが許可される
・泡パーティ、イベント施設でのアルコール類の販売と消費は禁止とする
・密閉された空間でのソンクラーンの活動に参加する人は常にマスクを着用し、物理的な距離を確保しなければいけない。
・道路など公共エリアの水かけは禁止とする

一部わかりづらいが、要するに、道端での水かけは禁止だ。白い粉を顔に塗る行為も禁止。
伝統的な活動として、たとえば年配者にやさしく水を注ぐようにする水かけならば許可される。

どうやらイベント開催は可能らしい。

首相の発言では、屋外でのコンサート開催は、事前承認があれば開催可能とのこと。ただし、会場内でのマスク着用は必須。飲酒は禁止。
閉ざされた空間や屋内ホールでのコンサートは禁止。

どこまでのイベントが許されるのかはっきりしない。
詳細は追って発表になるはずだ。
ソンクラーン期間中の県をまたぐ旅行や帰省は許可される。

あとは、各県で独自の規制措置を定めることもできる。
パタヤではワンライという巨大祭りがあり、街全体で水かけを行う。これは中止となるだろう。
コンサートやイベントは開催するかもしれないが、街中の路上での水かけは禁止だ。

タイ入国制限緩和

4月1日より入国制限が緩和される。

・出発前72時間以内のPCR検査陰性証明書が不要に
・医療保険保証額は最低2万ドルのまま
・Test&Goでのタイ到着初日のPCR検査、5日目のATK検査は継続
・ワクチン非接種者の強制隔離は5日間に短縮

詳細はこちらで。
関連記事:4月1日よりタイ入国前の陰性証明書は撤廃[速報]

エンデミック化計画承認

かねてより保健省から提案があった、エンデミック移行計画がCCSAで承認された。
7月1日移行、パンデミックからエンデミックへ移行するという計画だ。

現時点での死亡率は0.1%未満。エンデミック移行には、ブースター接種率は60%以上でなくてはならないとしている。特に高齢者へのケアが必要だ。

CCSA発表資料では、保健省提案どおりに4段階に分かれている。

別の資料では、感染状況に応じたレベル分け表記となっている。レベル4からレベル1へ移行していく。
7月1日にはポストパンデミック(エンデミック)を目指す。

第1フェーズ、レベル4(3月12日から4月初旬):Combatting
病気の蔓延が懸念されるためそれを抑えるための戦い
・Test&Go:到着初日にPCR検査、5日目にATK検査
・非ワクチン接種者は隔離10日間

第2フェーズ、レベル3(4月から5月):Plateau
感染者数を低く抑える続けること(感染者推移グラフを高台の形にする)に焦点
・Test&Go:到着初日と5日目にATK検査
・非ワクチン接種者は隔離5日間

第3フェーズ、レベル2(5月下旬から6月):Declining
1日あたりの新規感染者を減らすことに焦点
・非ワクチン接種者は到着時にATK検査

第4フェーズ、レベル1(7月1日):Post-pandemic
パンデミックからエンデミック(風土病)に移行する
・ワクチン接種有無にかかわらず入国者はATKもPCRも検査不要

むろん計画であって、このまますべて実行されるとはかぎらない。

4月1日からは、入国前のPCR検査証明書は不要となることが決定している。また、ワクチン非接種者の強制隔離は5日間に短縮される。

まとめ

タイはエンデミックへ向けて正式に動き出すことになった。
4月からは入国制限が一部緩和。
でもソンクラーンの水かけは禁止で、娯楽施設の再開も認められない。
4月は感染者増加を食い止める戦いの時期となる。
そのあとにはより大きな規制緩和が待っているかもしれない。

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