1月1日金曜日にバンコク都は新しい規制強化措置を発表した。
まず、都内の学校は1月17日まで休校。
年明けまでの休校としていたところを17日までへ延長した形だ。
さらに、娯楽施設や教育施設など多くの施設を閉鎖するようにも命じた。
期間は1月2日午前0時から変更の指示があるまで。
すでに始まっている。
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バンコク規制強化よる閉鎖施設
1.娯楽施設、パブ、バーなど
2.ウォーターパーク、遊園地
3.遊び場、子供の遊具
4.ビリヤード場
5.ゲームセンター
6.インターネットカフェ
7.仏具お守り販売所
8.競馬場、闘鶏場など
9.託児所
10.タトゥーショップ
11.学校と教育施設(1月17日まで)
12.ボウリング場やスケートリンクなどの施設
13.介護施設
14.格闘技道場
15.ボクシング会場
16.マッサージパーラー
17.宴会場
19.ジムとフィットネス
20.レース場
21.ダンススクールとクラブ
レストランでの飲酒は不可。コンビニのイートインスペースでの飲酒も不可。
ショッピングモールは営業可能。
市場、量販店、美容室、ゴルフ場、ゴルフ練習場、公園、運動場、スイミングプール、美術館、映画館、動物園なども営業可能。
厳格な感染予防措置を講じていれば、通常通りに営業できるとしている。
ただし、さらなる規制を発表する予定ともいう。
レストランでの店内飲食を禁じてテイクアウトのみの営業とする必要性について、バンコク都は2日にCCSAと会合を開いて決定するとしている。
もしもレストラン店内飲食禁止となるならば、4日に施行される予定。
店舗運営者に準備のための2日間の猶予期間を設ける。
参照:https://www.thaienquirer.com/22198/bangkok-introduces-new-measures-to-combat-covid/
(追記)日本大使館による詳細翻訳と追加措置
(追記)在タイ日本大使館の日本語訳が発表になっている。
◯閉鎖する施設
・サービス施設、パブ、バー、娯楽施設、及び類似の施設
・遊園地、ウォーターパーク、子どもの遊戯場及び遊具
・スヌーカー場、ビリヤード場、ボードゲーム店、ゲーム店、インターネット店
・闘鶏場、闘牛場、闘魚場、及び類似の施設
・保育園、介護施設(宿泊を通常業務として含む施設は除く)
・ムエタイ競技場・練習場、武術学校、ジム、競馬場
・全ての競技場、フィットネス場
・浴場、個室付浴場
・宴会場及び類似の施設
・仏像のお守り及び仏像販売所
・児童養育施設
・美容増進施設(医科クリニックとして認可を受けていない施設)、刺青店
・スパ、マッサージ店
・ボーリング場、スケート場、及び類似の施設
・ダンス場、ダンス練習場
・(1月17日まで)学校施設、学習塾、全ての教育機関(人の集まる授業、研修、活動は禁止。オンライン授業の実施は除く)
◯別表に定める施設・場所毎の感染拡大防止措置を厳格に実施する施設
・飲食店、コンビニエンスストア、屋台、フードコート、フードガーデン、食堂
・百貨店、複合施設、コミュニティモール
・展示場、会議場
・ホテル内会議室、会議場
・小売店、デリバリー店、市場、水上市場
・美容増進店、理髪店(1人2時間以内の時間制限を設け、店内で待機することがないようにする)
・保育園、介護施設(宿泊を通常業務に含む場合に限る)
・美容増進医療クリニック、ネイルサロン
・ゴルフ場、ゴルフ練習場、スポーツ競技場
・公園、広場、公共イベントスペース、運動場
・ペット用スパ・トリミング、ペット預入店
・屋内運動施設、屋外・屋内の公共プール
・植物園、花園、博物館、学習センター、歴史的遺構、遺跡、公共図書館、美術館
・ウォータースポーツ・アクティビティ施設
・映画館、劇場
◯上記以外の施設においては、検温、マスク着用、最低1メートルのソーシャルディスタンスの確保、手洗い・消毒、各種活動中・活動後の用具の消毒、施設の出入域の際のアプリケーションを通じた登録を関係者に徹底させる。
◯バンコク都は全ての人に、住居を出る際はマスクを着用するように協力を求める。
◯本措置は、1月2日から、変更の告示があるまで効力を有する。
⇒https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=104423
バンコク都による追加措置により、通常のマッサージ屋やスパも閉鎖となった。
バンコクとパタヤの規制
パタヤやラヨーンとは違い、バンコクではパブやバーの営業も可能となっていた。あくまでレストラン形式での営業という建前になっていて、閉店も24時厳守。
が、バンコクでも本日2日からはすべての娯楽施設が閉鎖となるようだ。
これでバンコクとパタヤのナイトライフはどちらも潰滅となる。
ただ、パタヤの規制強化と比べると、バンコクはまだ少し緩い。
ショッピングモールは営業継続だし、古式タイマッサージ屋も営業できる(追記:その後の追加措置で古式マッサージ屋も閉鎖となった)。
パタヤはどちらも閉鎖されている。(ショッピングモール内にあるスーパーや薬局や銀行やテイクアウトのみのレストランは営業可能)
パタヤでは、コンビニの営業時間が午後10時から午前5時まではクローズとなっているが、バンコクではそのような規制は含まれていないようだ。
が、一方、パタヤでは市中にあるレストランでは店内飲食可能で、アルコールも提供されている。
CCSAが打ち出した方針では、最高度の警戒が必要なエリアでは、すべての娯楽施設の閉鎖とレストラン店内飲食禁止措置が望ましいとしている。
バンコク、サムットサコン、サムットプラカン、サムットソンクラーム、ナコンパトム、ノンタブリー、パトゥムターニー、チョンブリ、ラヨーンの各県知事に協力を求めているとのこと。
国としての強制措置は取らず、各県の裁量にまかせるというスタイルのようだ。
バンコクとパタヤの店内飲食の可否がどうなるのか要注目。
また、バンコクにしろパタヤにしろ、夜間外出禁止令も移動制限も出されていない。夜間であろうが、県外へだろうが、移動は自由。
アルコール販売禁止措置も取られていない。
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