カウントダウン無き静かなる年越しを終えたパタヤ。
1月1日の元日。
2021年はひっそりと始まった。
規制強化措置は無期限にて施行されており、多くの店が閉店のままだ。
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パタヤビーチ
今日もパタヤビーチの夕焼けはきれい。
ビーチロードはがらがら。
元日のパタヤだとは信じられない閑散ぶり。
遊歩道ではジョギングや散歩をする人が多い。
ビーチにもけっこう人が集まっている。
といっても、密になるほどの人混みではない。
シーズン終わりかけの日本の海水浴場といったところか。
この雰囲気はけっこう好き。
レストランは店内飲食可能
急転直下、12月31日からレストランでの店内飲食が可能に変更された。
昨日31日は、店内飲食ありで営業している店が増えた。
本日1月1日も同様で、営業しているほとんどのレストランでは店内で食事を提供している。アルコールを飲んでいる客も多い。
LKメトロ内にあるバー兼レストランは普通に営業しており、多くのファラン客が集まっていた。
他に行くところも飲めるところもないし、こういった店に集まってくる。
ソイブッカオ沿いの洋食レストランも今日からは堂々と店内飲食ありで営業。
ただ、Chill Innなど一部レストランはクローズ。
単なる正月休みだと思われるが、他にも閉店している店はちらほらと見かける。
ムーガタ屋などローカル向けのレストランや食堂も同様。
店内飲食は可能だが、そもそも正月休みで閉めている店も多い。
どうせ営業しても、たくさんの客足が望めるわけではない。それならば正月だし、休んでしまえとなるのかもしれない。
ビーチロードにあるフーターズは昨日から店内飲食ありで営業していて、普段よりは客が入っているようだ。
Hopsでも今日は店内飲食ありで通常営業のもよう。
本当にわずかなら持ち帰りのみ営業にしている店もあったが、基本的に店内飲食は解禁となった。
ただし、ショッピングモールの閉鎖は続いており、レストランはテイクアウトとデリバリーのみとなっている。
この条件は、5月くらいの規制措置に似ている。
市中のレストランの店内飲食が解禁となっても、ショッピングモール内は不可のままだった。
市中のレストランではアルコール提供も可能だが、基本は食事のお供として酒を提供するという形。
バー営業は不可というものだ。
レストランのライセンスを持っている店は営業可能なのだろうが、少々微妙なところ。
どの店が許されて、どの店が不許可なのか、かなり曖昧。
閉店していても単なる休暇なだけかもしれず、外からでは判断がつかない。
また、以前のロックダウン時にもあったが、本来はバーのところ無理やり厨房を作り食事を提供するということでレストランとして営業するという店が出てくるかもしれない。
とりあえず営業しているレストランでは食事をしながら酒も飲める。
夜遅くなる閉店。たぶん10時までだが、はっきりしない。
ローカル食堂だと夜中でも営業していたりもする。
マッサージ屋
今回の規制措置のルール上は閉鎖となるのがマッサージ屋。
でも12月30日の規制強化初日では多くのマッサージ屋が店を開けていた。
昨日は閉店する店が増えた。
1月1日。
ソイブッカオ北端の100バーツマッサージ屋群はすべてクローズ。
他のマッサージ屋も見たところすべてクローズ。
やはり、マッサージ屋は営業不可だ。
なお、散髪屋や美容室は営業していた。
これも以前のロックダウン時と同じ。
マッサージ屋が閉店でも、美容室は営業オッケーだった。
健全なタイマッサージ屋が閉店なら、ソイハニーやソイチャイヤプーンにある怪しいマッサージ屋も当然閉店となるべきだ。
実際のソイハニーやソイチャイヤプーンはどうなのか?
これも以前のロックダウン時と同じスタイルを取っている。
店頭の椅子に普段着でマッサージ師らしき女性やレディボーイが座っている。
仲間内でおしゃべりをしたり、食事を取っている、という体をなしている。
多くが住み込みで働いており、店と家が同じ。家の前で仲間内で食事をして何が悪い。
そこにたまたま外国人が通りかかり、思わず声をかけてみた。さらに仲良くなったので、住み込みで働いている店=家に案内して、ちょっとスキンシップをはかるに至った。最後にいくらか謝礼をいただいた。
これは営業ではない。たまたま家の前で出くわしただけだ。
かくのごとき華麗かつ強引な理屈によって、営業ならぬ営業を堂々かつひっそりと行っている。
と、勝手に推察しているが、本当のところはしらない。
ソイハニーもソイチャイヤプーンもけっこうな人数が家の前で食事やおしゃべりに興じていらっしゃる。
仲良くなるチャンスは多い。
ご利用は自己責任で。
バーの閉店は続く
12月30日に公布かつ施行された規制措置の適用は、無期限となっている。
1月1日時点では、変更の知らせは出ていない。
1月1日タイ全国の新規感染者は279人と発表された。
チョンブリ県の新規感染者は51人。うち37人がバンラムン地区(パタヤ含む)にて見つかった。
バンラムン地区は4つの警戒レベルのうち最大のレッドゾーンに指定されており、感染防止対策を最も厳しく取るように政府から指示が出ている状態だ。
よって、すべての規制がすぐに緩和されることはなさそう。
とりわけ、ナイトライフ施設の再開には時間がかかると思われる。
まあ、レストランの店内飲食がわずか1日で再開されたように、いきなり緩和される可能性もないわけではないが、やっぱりもうしばらくは閉鎖したままだろう。
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