12月25日、クリスマスの夜のパタヤ。
タイ隔離無し入国の新規申請は停止したが、すでにタイランドパス承認済みであればそのまま隔離無しでタイに入国できる。
パタヤでは、日々外国人観光客が確実に増えている。
圧倒的大多数がファランだが、韓国人と日本人も目立つようになってきた。
韓国人は数人のグループで行動、日本人は単独ないし2人で行動といった雰囲気だ。
クリスマスイブとクリスマスがちょうど週末ともあって、パタヤ以外に住んでいる在住日本人もパタヤに遊びにきているようだ。
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クリスマスのパタヤ
今年のクリスマスは、パンデミック前の2019年と比較すると、明らかにクリスマスモードは控え目だ。
ショッピングモールにはクリスマスツリーが飾られているものの、例年より小さめで電飾も少ないように思う。
街中で見かけるクリスマスツリーも減った。
サンタコスをして接客する店員や、バーの呼び込みも大きく減少。
コスチューム販売店も売れ行きは厳しそうだ。
クリスマスグッズを売り歩く人も少ない。
いくらタイを訪れる観光客が増えつつあるといっても、パンデミック前の数と比較すると、10分の1程度かそれ以下。
2019年の年間旅行者が約4,000万人。
2022年12月25日にタイ入国した旅行者は、11,666人。このうち隔離無し入国が9,082人。
タイ到着後の最初の宿泊地としてチョンブリ県を選択したのが695人いる。多くがパタヤだろう。
またバンコクで1泊隔離を終えてから、パタヤへ移動する人もたくさんいるはず。
1日あたり1,000人以上はパタヤ新規観光客が増えていると思われる。
それでもまだまだ少ない。
さらにはオミクロン株への警戒から、国内旅行を見合わせるタイ人も増えているようだ。
セカンドロードを走る車は、さほど多くない。
12月24日と25日は、パタヤビーチでPattaya Festival 2021が開催。
ビーチロードはいちおう車両通行止め。
会場付近のビーチロードは通り抜けできないが、少し外れた場所だと各ソイから普通に車で入っていけた。
会場ではコンサートをやっているが、少し離れたパタヤビーチはまったりとした雰囲気だ。
ウォーキングストリート
ウォーキングストリート入口近く、Beer Garden脇のバービア群が営業再開していた。
ウォーキングストリート寄りのシャッターにはFor Rentと書かれているが、バービアは無事に営業再開。全部で3,4店舗ほどだと思う。客はまばらだ。
ウォーキングストリート内は、活気が少しずつ戻ってきている。
大部分は暗いままだが、それでも再開店舗は増えた。
なぜかケバブ店の再開が相次いでいる。
ミュージックバーは盛況だ。若いタイ人とファランが多い。
通りを歩く人が明らかに増えている。車も増えた。
タントラは変わらずレストランバーとして営業。客はあんまり見かけない。
その他のゴーゴー店の新規再開はなさそう。
今のウォーキングストリートは、タイ人とファランの若い層が中心。
ソイブッカオ界隈は沈没系のファランばかりで、すごく好対照だ。
ウォーキングストリートの奥にあるWINDY BEACHというバー&レストランでは、プールパーティを開催している。
これは、808とLICIFERによるイベントのようだ。
Windy Inn Hotel Pattayaというホテルの向かい側にプールとバーレストランがあって、海は目の前。
海を見ながら、プールサイドでDJの合わせて踊ることができる。
スタートは昼2時とのことだが、夜10時前でも爆音で音楽が流されていた。
屋内型ディスコは営業不可のため、808とルシファーが屋外でのイベントを試みたという形だろう。
カウントダウンイベントも屋内での開催は禁止された。
オープンエアの風通しのいい施設でのみ開催できる。
バリハイ埠頭
バリハイ埠頭では、パタヤカウントダウン2022の会場設営が進む。
すでにライトアップされたゲートも完成。
広場では工事が進めている。
中止が危ぶまれたカウントダウンだが、パタヤ市長は予定通りの開催を明言した。
LKメトロとソイブッカオ
LKメトロは再開店舗が増加している。
シュガーシュガーの扉が開けられ、酒が飲めるようになっていた。
店内ステージ上でのダンスは無し。単なるオープンバー状態。
Catch Meはすでにオープンバーとして営業再開している。
バービアの営業再開も増えた。
Cafe RacerやJibby'sやShaggerなど。
BILLABONGはまだ営業再開していない。
営業再開店は増えたものの、飲み歩いている客は少なめ。
例年のクリスマスなら多くのバーがクリスマスモード全開で、サンタコスした呼び込み多数だが、今年はかなり大人しい。
ソイブッカオは、LKメトロ付近からツリータウンを経て、常設市場付近までが大賑わい。
特にツリータウン近辺の混雑ぶりは異常なほどだ。
道路が歩行者とバイクと車で大渋滞となる。まったく動きが取れないこともしばしば。
えげつない人の多さで、2019年までのクリスマスシーズンよりもすごいことになっている。
ツリータウンが発展したこともあり、パタヤ中長期滞在者と新規にやって来たファランがこぞってこのエリアに集結。かつてない人混みとなった。
大晦日はもっとすごいことになりそう。
ツリータウン近辺におけるファランのマスク着用率は1割以下で、これだけの密集地では、大規模クラスターがいつ発生してもおかしくない状況だ。
このまま無事に年越しを迎えられればいいが。
今年のパタヤは、いびつな形ではあったが、なんとかクリスマスを祝うことができた。
クリスマスだからといって、特に何かが劇的に変わるわけでもなく、ここ最近のいつものパタヤ。
ツリータウンだけが異常に盛り上がり、あとはぼちぼちといった感じだった。
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