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パタヤ近況

パタヤフェスティバル2021、パタヤ60年の歴史と今

投稿日:

今年はパタヤが誕生して60周年だそうだ。
そのパタヤ生誕60年を記念して、Pattaya Festival 2021というイベントが開催となった。
12月24日と25日のクリスマス2日間の開催だ。
パタヤの歴史と現在を踏まえつつ、初日の様子を軽くレポート。

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Pattaya Festival 2021とパタヤの歴史

会場は、ビーチロードとパタヤカン交差点近くのビーチ上に設営されている。

夕方からはビーチロードが通行止めとなった。
パレードもやっていたようだ。

午後7時半過ぎにビーチロードに来たところ、たしかに歩行者天国となっているが、人は少ない。

むしろがらがら。

まだ時間が早いこともあるが、今回のフェスは告知があまりされていなかったせいもあろう。
なんだかいつの間に発表されて、あれよあれよと開催の運びとなった。
パタヤ花火大会とパタヤ音楽フェスが終了して、次のパタヤカウントダウンまでのつなぎイベントといった印象だ。

ソイ7とソイ8のビーチロード沿いのバービアはかなりにぎわっている。
フェスよりも、バーで酒を求めるファラン多数。

メインゲート

ゲートの柱には、PATTAYA 60th ANNIVERSARYの記念マーク。

会場入口付近には、PATTAYA 2502と書かれた展示物。

これはタイの仏暦で、西暦になおすと1959年だ。
(今年は、仏暦2564年、西暦2021年)

で、1959年に何があったかというと、すぐ脇に掲示されたパタヤの歴史に記載されている。

1959年6月29日、ナコンラチャシマの基地に駐屯していたアメリカ軍兵士を乗せた5.6台のトラックがパタヤにやってきて、ビーチ南部にある家を週払いで借りた。これがパタヤ観光の出発点となったとされる。閑静な海辺の村は、のちの観光地となり、パタヤ村は国際的に有名な観光都市へ発展した。

あれ?
これだとパタヤの歴史は62年となるが、たぶん行政上パタヤとなったのは1961年ということだと思う(詳細不明)。

そして2021年である。
昨年のパンデミック以来、国際観光都市のパタヤは壊滅的なダメージを受けた。
多くのエリアがゴーストタウンと化した。

2021年11月にようやくタイが開国し、パタヤも開放された。
が、せっかく開放が実現したというのに、変異株により、またもや国は入国を厳しく制限した。

年末年始のイベント開催も危ぶまれている中、パタヤフェスティバルは無事に開催された。

会場に入るには、厳しいスクリーニング措置があって、基本的にワクチン接種証明書が必要。場内ではソーシャルディスタンス対応の椅子に必ず着席し、飲食禁止で、100%マスク着用が義務付けられている。
入口では手荷物検査も実施されて、持ち込み物のチェックは厳しい。

飲酒は当然禁止だ。

こんな理由もあって、ステージ前の客席はがらがらだった。

まあ、これだと感染拡大は起こりそうにないが。

ステージでは、開幕セレモニーをやっていた。
パタヤ市長が挨拶。
年末のパタヤカウントダウン2022は開催しますみたいなことを言っていた。
オミクロン株もなんのその、パタヤ市長はがんがん攻めていく。

パタヤビーチに象

パタヤフェスティバルでは、コンサートの他、花火も打ち上げられる。

打ち上げ場所は、パタヤビーチ近くの海上。
ステージ前エリア客席が最寄りだが、パタヤビーチからならどこでもよく見える。
一般エリアのビーチには入場制限なく誰でも入れる。ゴザを敷いて宴会もできる。

花火大会の時と比べると、人の集まりは少ない。もう圧倒的に少ない。

制限エリアとの境目には柵が設置されて、入れなくなっている。
そこには象がいた。

パタヤで象は珍しい。

どうやら、夕方のパレードに参加していたようだ。

このあと、ビーチ沿いの遊歩道に移動して、観光客からびしばし記念撮影されていた。

花火

さて、今回の目的は花火鑑賞。
ビーチ最前列を余裕で確保できた。見やすい。

予定より15分押しの19時58分ころ、花火の打ち上げが開始された。

ステージ上でのコメディ寸劇を挟んで、再度打ち上げ。

8時20分ころ、終了。

まあ、パタヤ花火大会に比べると、やっぱり見劣り感は否めない。
でも、ビーチ最前列に座り、完全に視界がひらけた状態で、花火を鑑賞できるのは何度体験してもいいもの。

本日12月25日にもパタヤフェスティバルは開催される。
花火は19時からの予定。(ライトショーの可能性あり)
昨日よりは人出が多いだろうけど、たぶん余裕でビーチ最前列を確保できると思う。
パタヤにいる人は19時前にはパタヤビーチへどうぞ。

続くゴーストタウン

花火が終わり、ソイ8を通ってセカンドロードへ戻る。

ビーチ近くはいくつかバーが再開しているが、途中からは真っ暗になる。

2年近く閉鎖されたままのホテルやビルは、幽霊屋敷同然の有り様だ。

ソイ8とソイ7を結ぶ路地も暗い。

パタヤ最大の観光エリアであるビーチロードとセカンドロードでは、再開している店はまだまだ少ない。
多くが店をたたんでしまい、もう戻って来られない。

パタヤのゴーストタウン状態は続く。
60周年を迎えたパタヤだが、今、最大の危機にある。

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