プラユット首相による11月1日タイ開国という方針を受けて、タイ航空は36の国際ルートをフルサービスで再開することになった。木曜日に発表された。
これは10月31日から3月26日までの冬期スケジュールに含まれるものだ。
日本発のフライトは冬期スケジュールが発表になったが、12月からは日本発バンコク行き路線がさらに増便となることもさらに追加決定された。成田発は毎日運航、関空発は週6便となる。
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タイ航空路線再開
プーケットサンドボックス路線
プーケットサンドボックス路線は7月より開始されているが、冬期スケジュールでも継続。
ロンドン、フランクフルト、ミュンヘン、パリ、コペンハーゲン、ストックホルム、チューリッヒ。
ヨーロッパ発はまずプーケットへ直行し、その後、バンコクへ。ヨーロッパへの帰国便はバンコクから直行するというルートだ。
ヨーロッパとオーストラリア路線
ロンドン、フランクフルト、ミュンヘン、パリ、ブリュッセル、ミラノ、コペンハーゲン、ストックホルム、チューリッヒ、シドニー
アジア路線
マニラ、大阪、東京成田、東京羽田(1月1日より)、名古屋、台北、ソウル、香港、シンガポール、ジャカルタ、ニューデリー(1月1日より)、ムンバイ(1月1日より)、バンガロール(1月1日より)、ハイデラバード(1月1日より)、チェンナイ(1月1日より)、ダッカ(1月1日より)、カラチ(1月1日より)、イスラマバード(1月1日より)
来年1月からはインド路線が充実していくことになる。
日本発バンコク行きはさらに増便
タイ航空の日本ホームページをチェックしてみると、冬期運航スケジュールがさらに変更となっていた(10月14日付け)
成田発バンコク行きTG643便は、12月1日より毎日運航に。
関西発バンコク行きTG623便は、12月8日より水曜日も運航となり週6便に。
12月から便が増えていくことになる。
日本発バンコク行きの便数を数えてみる。
11月31日までは、週13便
12月1日から12月7日までは、週16便
12月8日から来年1月1日までは、週17便
来年1月2日からは、週20便
タイ航空として最大の便数が日本路線となる。
タイ航空ではHELLO WORLDという特別プロモーションを実施。
日本とタイの往復運賃が税込みで4万円台という安さだ。
第1弾の販売期間はすでに終了。
10月11日開始予定の第2弾販売は延期となった。
詳細と理由は不明だが、次のプロモーションは実施するはず。
まとめ
タイ開国が本当に現実味を帯びてきた。
そして日本路線も増える
日本が低リスク対象国となれば、タイへの隔離無し入国が認められる。
11月にタイが開国すれば、日本からの旅行者が増えていくに違いない。
とはいえ、本格的に旅行者が増えていくのは12月からとタイ航空では見ているということだろう。
レストランの店内飲酒やバーの営業再開が認められるのは12月1日に目標設定されている。年末のピークシーズンへ向けて、観光客を誘致する狙いがある。
年明けからは羽田発バンコク行きも運航再開予定だ。
あくまでタイ航空の考えだが、タイは本気で日本からの旅行者を招き入れるつもりでいるということだ。
むろん、タイ国内で感染爆発がまたもや起きれば、すべてはご破算となる。再び街はロックダウンされ、旅行どころではなくなる可能性もある。
日本帰国時には最低10日間の自宅隔離が求められており、11月12月にどれほど緩和されるかはまだわからない。タイへ隔離無しで入国できても、日本に戻って来た際に自宅隔離が待っている。
タイ開国での入国の詳細もまだ決定していない。
慌ててチケットを購入しないほうがベターだが、気分は高揚してくるというもの。
タイ好きの人はあともう少しの我慢だ。
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