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タイ国内情勢

タイ開国計画、隔離期間短縮、規制緩和提案内容:CCSA決定は月曜日

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9月27日にCCSA本会議が開催される。
すでに23日に小委員会で決議された項目も含め、数々の規制緩和提案が検討されることになる。
10月1日以降のタイ開国、隔離期間短縮、タイ国内の規制緩和実施などだ。
検討されるであろう項目を並べておく。
実際にどれだけ議題にのぼり、どれだけ承認されるかはまだわからない。

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非常事態宣言延長

9月末で終了予定の非常事態宣言を11月末まで延長とする。
これは先週のCCSA小会議にて決議済み。延長措置が取られるのは間違いないなさそう。

ゾーニング変更

各県の感染状況に応じてゾーン分けしている。
現行のゾーニングでは、バンコクやチョンブリなど29県が一番厳しいダークレッドゾーンに指定されている。
このゾーニング変更がどれだけあるかは不明。
特に感染者が多いバンコクとその周辺県ならびにチョンブリはダークレッドのままであろう。

夜間外出禁止時間短縮

現在、ダークレッドゾーンでは夜間外出禁止令が出ている。
この夜間外出禁止令は継続するが、現行の午後9時から午前4時までの外出禁止時間帯を午後10時から午前4時までに短縮するという提案がなされる。

国内規制緩和10業種と営業時間延長

各報道では、10業種の営業再開が検討されることになっている。

・児童発達センター
・図書館、図書室
・博物館、史跡
・学習センター、科学館、アートギャラリー
・エアコン付きの室内運動施設、フィットネスセンター
・ヘイルサロン
・タトゥーショップ
・マッサージ、スパ
・映画館
・レストラン店内での音楽演奏

また、コンビニや市場などの営業時間は午後9時まで延長とする。(現在は午後8時閉店)

これらはダークレッドに対する緩和措置となる。
現行の規制では、マッサージ店はフットマッサージのみが認められているが、これを全面的な営業再開とする提案のようだ。
また、フィットネスジムの再開も認める方向。屋外の運動施設再開はすでに認められて、スイミングプールもすでに再開している。

レストラン店内飲酒再開の話は出ていない。ただ、ダークレッドゾーン以下のレッドゾーンないしグリーンゾーンでは店内飲酒再開はありうる。
その場合でも、Covid Free Settingという基準に従っての営業となる可能性あり。つまり、従業員は全員ワクチン接種済みかつ定期的なATK検査などが求められる。
このあたりの措置についてもCCSA本会議で発表されるかもしれない。

バーやパブなどの娯楽施設再開の話は出ていない。
4月10日よりタイ全土で娯楽施設は閉鎖されたままとなっている。
10月1日の営業再開はまず不可能。

タイ開国計画

10月1日開放予定が直前になって二転三転を繰り返している。
バンコクやパタヤの開放は11月1日以降への延期が確実となった。
先週のCCSA小会議においても、ワクチン接種率が十分ではないとの理由で11月への延期を認めている。
ただし、これも27日にCCSA本会議において承認が必要となっている。
厳密には10月1日開放も11月1日延期も現時点ではまだ正式決定ではない。
延期は決定的な状況だが、CCSA本会議にて明確に11月1日を開放日と定めるかは不透明。
11月を目処に開放準備を進めて、開始直前に最終承認という形をとっていくと思われる。

すでに開始されているサンドボックスについても一部変更があるかもしれない。
サムイ島では、現在のサムイプラスにかえてサムイサンドボックスを10月1日に実施予定となっている。
プーケットサンドボックスと同じ規則にして、隔離は全面免除とする。

あと、感染がないエリア=ブルーゾーンを設定して、観光再開を進めるという話も出ており、この件も、CCSA本会議で検討されそうだ。

隔離期間短縮

タイ全国伝染病委員会が、タイ入国時の強制隔離期間を短縮する案を決議した。保健省がCCSA本会議に提案することになっている。

現行の隔離検疫ルールでは、一律に14日間の隔離期間が適用される。
これをワクチン接種の有無に応じて変更する。

・ワクチン接種済みならば7日
・ワクチン接種していない場合は10日
・ワクチン接種しておらず陸路で入国する場合は14日

現在、各国にあるタイ大使館では10月1日以降渡航予定のタイ入国許可証(COE)の発行を一時停止中だ。
新しい入国措置が決定するまで停止するとのこと。
新しい措置の開始がいつかは発表されておらず不明。おそらくは10月1日ないし上旬だとみられる。むろん、CCSAが隔離短縮案を却下する可能性もある。

また、AQ(ASQ・ALQ)ホテルでの隔離中の規則を見直すとのこと。
隔離期間中であっても、部屋から出て、ホテル内のスイミングプールやジムや運動施設を利用できるようにする。外部から買い物や食事を取り寄せることを認める。
現行のASQでも、デリバリーの利用はできるホテルもあるようだ。
ホテル敷地内施設の利用は一時期は規制緩和されて利用可能な時期もあったが、現在は原則禁止。ずっと部屋の中にいなくてはいけない。

もしも、隔離期間が7日に短縮され、ホテル内の施設が使えるようになれば、強制隔離の負担はかなり軽減されそうだ。

強制隔離期間短縮にともない、サンドボックスの条件も変更になる可能性あり。
短縮案が承認されれば、ASQで7日間隔離されたあとはタイ国内を自由に行動できるようになる。
現行のサンドボックスでは、プーケットやサムイ島などの開放エリア内に14日滞在したあとならタイ国内の自由移動が認められるというルールだ。
ASQ強制隔離が7日でサンドボックスが14日ならば、かなりアンバランス。プーケットやサムイでのサンドボックスを利用せずに、バンコクやパタヤでの強制隔離隔離を選択する人が増えそうだ。
強制隔離期間短縮とともに、サンドボックスの14日滞在ルールが変更になる可能性もある。

まとめ

以上すべては9月27日のCCSA本会議に提案されるであろう案にすぎない。
中には提案すらされない項目があるかもしれないし、提案されても承認されるとはかぎらない。却下される可能性もある。
ともかく、9月27日のCCSA本会議後のCCSAブリーフィングに注目。

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